Mimosa
ミモザ

ミモザ 香料ま行や行ら行わ行

 香料で使われるミモザは、2種類、学名をそれぞれAcacia dealbata Lam とAcacia floribunda Wildといいます(日本ではフサアカシアとも呼ばれる)。カッシーとミモザは近い親戚で、「種」だけ違います。海外では、ミモザは、単にアカシアとだけ呼ばれることが多いです。

 原産はオーストラリアで、諸説ありますが、ジェームズ・クック艦長により1776年にヨーロッパに紹介されました。フランスでは、特にタヌロン渓谷やテレル山地で大規模に栽培されています。Louis Vuittonのウールダプサンスでは、このタヌロン産のミモザが使われています。タヌロンではミモザ祭りも行われ、その年のベストミモザを決めることもしています。

 ミモザは、12月中旬から4月初旬に咲き、収穫高は年間、1ha(100m四方の面積)5000~6000kgになります。

 香りの特徴は、溶剤抽出法によるコンクリートは、花の香りとは異なり、イランイランイリスを思わせる香り、そこからアブソリュートになるとフローラル、アルデヒド調、グリーンな香りがあり、フルーティ調の香りもします。ちなみに、ミモザを香水に使うことを最初に提案したのは、ルール・ベルトラン社を作ったベルトラン兄弟になります。

①上記の飛び先にいくとすでに対象の香料が選択されているので、他に合わせたい香料があれば、下の方に出てくる香料の中から組み合わせたい香料をタップする。タップもしくはカーソルを合わせると左に「+」マークが出てくるので、それを押すことでそれらの香料を組わせた香水を探すことができる。
②目的の香料を選び終えたら「SEE RECOMMENDATIONS」を押すと、結果が表示される。

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この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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