Ylang Ylang
イランイラン

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 タガログ語で「花の中の花」という意味を持つイランイランは、フィリピン、レユニオン島、コモロ諸島などで育ち、1本の木から年間10㎏の花が採れ、400kgの花から1kgの精油が採れます。
 優良品種と呼ばれるイランイランには、黄金色の小さな花が無数に咲き、香りはとても上品だと言われます。花の収穫は香りが最も強い、夜明けから午前9時までに行われ、花が完全に開き、内側の中心点に小さな印が現れているものだけを採集します。

 蒸留によって得られる精油は、「スーペリアエクストラ」(最初の30分で得られる精油)、「エクストラ」(次の1時間で得られる精油)、でそれ以降は、1st、2nd、3rdと等級が分けられます。

 香りは、官能的で濃厚な甘さを持ち、エキゾチックで、フローラルで、わずかにスパイシーが感じられます。香水にトップノートをもたらす珍しい花になります。

 ちなみに、インドネシアには新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散らす習慣があります。

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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Le Chercheur de Parfum

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