Salicylate
サリシレイト

 サリシレイトは、花の成分として色々な花に含まれ、パウダリーと渋みがあり、少しスイートなバルサム調の香り、またわずかに薬品の香りがします。フローラルのアコードとしては、ガーデニア、ティアレ、フランジパニーなどのアコードに使われ、夏のような温かみを出してくれます。いくつかの種類があります。

ベンジルサリシレイト

 マイルドなバルサミック、甘いフローラルノートを持ち、イランイランガーデニアジャスミン、リリーなどの重いフローラルに使われたり、石鹼やシャンプー、柔軟剤に使われたりします。
 昔のレールドゥタン(ニナリッチ、1948、フランシス・ファブロン)はサリシレイトのオーバードーズによってフローラルブーケが特徴づけられていました。

メチルサリシレイト

  天然のチュベローズ、ジャスミン、ヒヤシンスやイランイラン、ネロリに含まれ、ユーカリプタスのようなニュアンスがあります。また、ロシアではレザーをケアするのに使われるバーチタールの主要素でもあり、Cuir de Russie(キュイールドゥロッシー)がテーマの香水(Dzing!やブルガリブラックなど)に使われます。さらに、カッシーアブソリュートにも存在しています。

アミルサリシレイト

 甘いフローラルとグリーンなアロマの香りを持ち、蘭やクローバーの香りとして使われます。

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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