香りの祭典 サロン ド パルファン2026~完全解説に挑戦~

 香水好きの間ではもはや当然の如く「サロパ」と略される、通称「サロンドパルファン」。2013年伊勢丹新宿本店から始まったこの香水の祭典は、今やホリデーシーズンの定番イベントに。レポやオススメなどは他の多くの人が書いているので、当サイトでは、サロパの歴史と分析、2026年の開催情報とブランド解説など、より客観的な視点から楽しめる内容をどこよりも詳しく書いていきます。過去を知り、今年の注目・楽しみ方を考えてみましょう。

2026年9月19日更新。イベント・来日ゲスト、スペシャル品・先行品、オンライン販売、購入特典に加え、9月19日に開通した予約・抽選の申込先と締切を反映しました。公式案内では同日11:25に、10月11日の「伊勢丹新宿店 フレグランスセールス スペシャリスト」の予約リンクも訂正されています。予約を考えている方は受付日程を先に確認してください。

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歴史と分析

ファーストサロンドパルファン

 2013年11月6日、伊勢丹新宿本店は、初めて香水に本気で取り組むイベント「香りの祭典イセタンサロンドパルファン」を本館7階催事場で開催しました。この開催には、「欧米に比べ、香りの文化に馴染みのなかった日本において、近年、香り入りの柔軟剤が当たり前になってきたことなど、香りの文化が浸透してきたこと」が理由になっているようです。このとき、全館の香りをすべて集結させ、限定製品や刻印サービス、フレグランス協会とコラボした予約制のイベントを開催したようです。

 この時はまだ実験的かつSNSが今ほど盛んでなかったためか、今のようなアンバサダーによる宣伝や香水好きのレポートはほとんどありませんでした。

製品だけでなく、イベントやサービスを充実させ、今後、伊勢丹の名物催事になることを目指したい。当店から、日本に香りの文化を浸透させたい

伊勢丹バイヤー

阪急の幻のイベント

 伊勢丹がイベントを成功させ、毎年続けることになると、阪急が関西で同じようなイベントを試みます。それが2015年8月30日から阪急うめだ本店9階祝祭広場で開催されたギャラリー・ド・パルファンでした。阪急ファッションウィークスと同時開催したこのイベントには14のメゾンから300種の香水が集結し、ゲランのフレグランス講座やラリックのかつての香水瓶の展示販売などが行われました。限定品はなんと1,684,800円のルールブルー(490ml)でした。
 しかし、思ったよりも上手くいかなかったのか、まだその時期ではないと考えたのか、次の年に続くことはありませんでした。2020年に阪急メンズ東京にて復活を果たしていますが、それのみになります。

サロンドパルファン2014~2026

第○回年期間テーマ出店ブランド数特記事項
第2回20146日間50ブランド・ヴェルサイユ125ml 36,504円(ゲラン)
・ピオニーヴ エクストレパルファン30ml×2つ 162,000円(ペンハリガン)
第3回20156日間香り、弾む、こころ35ブランド・モデル前田典子氏がアンバサダーに就任
・ファッショントレンドに合わせ、香りのクローゼットとして4つの香りのスタイルを提案
・エリーサーブの先行発売
・本格的な宣伝開始により売上前年比150%達成
第4回20167日間繋がる、私の香り・アンバサダーは前田典子氏と日比野玲氏夫妻
・ゲランのディレクターであるシルヴェーヌ・ドゥラクルトが来日&イベント開催
・アラローズエキストレドゥパルファム 216,000円(フランシス・クルジャン)
第5回20176日間香りと、であう。香りと、過ごす。・モデル加藤夏希氏がアンバサダーに就任
・オーダドリアンムラノボトル 320,004円(アニックグタール)
第6回20186日間わたしを彩るのは、この香り。-香りに魅せられ、香りに出逢う6日間ー55ブランド・レキャトルセゾン2,484,000円(ゲラン、1点もの×4種)
第7回20194日間深まる、高鳴る、香りの新世界。40ブランド・エイベックス所属のモデル加治ひとみ氏がアンバサダーに就任
・公認サポーターが選ばれる
・日本フレグランス協会と連携したイセタンフレグランスアワード初開催(オンラインの一般投票により決定)
・フレデリックマル、キリアン、バイレード、フエギア1833などニッチフレグランスの王たちが初登場
・ゲランが脳波から好みに合わせたフレグランスを提案するマインドセントをお披露目
第8回20207日間+7か所開催私を変える、香りとの出会い60ブランド以上・コロナ禍により初の全国開催
・全国各地で開催により、地方の百貨店ごとにイベント内容や見せ方に変化が。
・オーデフルールセドラ 1L 1,540,000円(ゲラン)
第9回20217日間運命の香りに、いくつ出会うか。・全国開催&新宿伊勢丹メンズ館同時開催
・リベルタパフュームがフルオーダーメイドの受注会やワークショップを開催
・キャディーヌ30ml 101,200円(ゲラン)
・ジッキー1L 130周年ボトル 1,100,000円(ゲラン)
第10回20225日間香りは、わたしに、刻まれる44ブランド・ジャン=クロード・エレナが来日
・大阪での開催
第11回20236日間その先に待つのは、奥深い香りの世界50ブランド以上・初出店約20ブランド
・香水以外のカテゴリーとのコラボレーションを強化
・新宿本館、メンズ館、オンラインを横断して開催
第12回20246日間本能―その香りは、私自身のようだった―メンズ館を含め60ブランド以上・時間帯から香りを選ぶ提案
・AI「カオリウム」による香り選び
・メンズ館ではブランド横断型の試香環境を展開
第13回20256日間旅―香りにのって、まだ見ぬ世界へ。―本館39ブランド・国別セルフテイスティングで「香りの世界旅行」を提案
・日本初上陸3ブランドを紹介
・メンズ館では香りとファッションを横断
第14回20266日間香りのシネマ―物語をまとう、多彩な私へ―本館6階47ブランド/メンズ館12ブランド・ショップ
公式参加リスト全体は71件(ショップ・売場を含む)
・香りの物語性を映画になぞらえたセルフテイスティング
・日本初上陸3ブランド
・新進気鋭ブランドの期間限定ショップとトークイベント
サロンドパルファン年ごとの内容

日本に香水文化は広まっているのか?

 サロンドパルファンは2013年以来、本当に成功しているのか?催事としてだけでなく、日本の香水文化に影響を与えているのか?できるだけ客観的に考えてみようと、この記事では以前から検索数やSNSの投稿に目を向けてきました。2026年版では検索の推移を取り直し、市場規模と実際の利用状況も重ねて、この問いをもう一度考えてみます。

 先に私の見方を述べると、香りを楽しむ市場は広がり、深く楽しむ人もいる。ただ、誰もが日常的に香水を使う社会になった、とまでは言えない。その違いを、数字から見ていきましょう。(データ確認:2026年9月5日)

検索への関心は、2022~2023年がひとつの山

 「サロンドパルファン」は、催事の時期に検索が集中しやすい言葉です。そこで元のグラフと同じように、各年で最も検索への関心が高かった月を取り出しました。一方、「フレグランス」は各年の月次指数の平均です。「香水」は楽曲名の検索も混ざるため、引き続き「フレグランス」を使います。ただし、こちらにも室内用など、肌にまとう香水以外の関心が含まれます。

 集計条件は日本・ウェブ検索・すべてのカテゴリ・2013年1月~2026年8月。二つの検索語をそれぞれ単独で調べ、期間内で最も高い月を100としています。指数は検索回数や人数ではなく、検索全体に対する相対的な関心です。二つのグラフの数値の大小も、そのまま比較できません。Googleトレンドのデータについて

サロンドパルファンの検索指数。各年の最大月を集計。2022・2023年100、2024年94、2025年76。2026年14は1~8月のみ。
「サロンドパルファン」各年の最大月指数(2026年は1~8月)。画像を選ぶと拡大できます。Googleトレンドの集計条件
フレグランスの検索指数の年平均。2022年87.9、2023年81.0、2024年77.2、2025年76.9。2026年71.4は1~8月のみ。
「フレグランス」月次指数の年平均(2026年は1~8月)。画像を選ぶと拡大できます。Googleトレンドの集計条件

 まず催事名を見ると、年ごとの最大値は2019年の26から、2020年35、2021年36へと上がり、2022年と2023年の10月に100となっています。その後は2024年94、2025年76。開催当初より大きな関心を集める催事になったことはうかがえますが、毎年必ず注目度が上がっている、という形ではありません。2013~2015年の表示は0ですが、検索が一件もなかったという意味ではなく、少ない検索量や指数の丸め方にも影響されます。

 「フレグランス」の年平均も、2019年59.5から2020年76.0へと伸び、2022年の87.9を頂点に、2023年81.0、2024年77.2、2025年76.9となりました。以前の記事で書いた「右肩上がり」は、ここで修正した方がよさそうです。2010年代と比べれば高い水準にあるものの、2022年以降は検索への関心が落ち着いています。検索だけを見て、香水文化が毎年同じ勢いで広がっているとは言えません。

 なお、2026年の参考値は催事名14、フレグランス71.4ですが、1~8月だけの途中集計です。サロンドパルファンの秋の会期をまだ含まないため、2025年までの通年値と比べて「今年は人気が急落した」と読むのは不適切です。グラフでも2026年の点は過去年の線につながず、区別しました。

2026年の市場は636億円の見込み。検索の勢いとは少し違う

 では、お金の動きはどうでしょうか。富士経済の公表値では、国内フレグランス市場は2024年に575億円、前年比15.0%増でした。最新の2026年8月28日発表では、2026年は636億円、前年比4.8%増の見込みです。検索指数が落ち着いた後も、同社は市場の拡大が続くと見ています。2024年市場の公表資料/2026年8月の最新公表資料

対象年国内市場規模前年比数値の区分
2024年575億円15.0%増実績として公表(2025年5月発表)
2026年636億円4.8%増見込み(2026年8月発表)
出典:富士経済。パルファン、オードパルファン/オードトワレ、ライトフレグランス、メンズフレグランスの4品目。2026年の数値は年間実績ではありません。

 ここで気をつけたいのは、売上金額が増えた分だけ、使う人も増えたとは限らないことです。同社の調査では、高単価商品の購入や値上げ、インバウンド需要も市場拡大の背景に挙げられています。2026年については、小容量など手に取りやすい価格の商品へ向かう層と、高価格の商品や複数買いを楽しむ層の両方を指摘しています。

 初めての一本を探す人と、すでに何本も持ちながら新しい作り手を追う人。その二つの楽しみ方が、同じ市場の中にあるのでしょう。検索の勢いと市場の伸びが一致しないことも、単純な「ブームが来た・去った」では捉えにくい変化として、私は面白いと思います。

実際に香水を使っている人は、どのくらいいるのか?

 マイボイスコムが2026年2月1~7日に、登録モニター11,444人へ行った調査では、直近1年間に香水を利用した人は14.3%。ボディミストやヘアフレグランスなどを含む身体用の香り製品全体では27.2%でした。「フレグランスを使う人」と「香水を使う人」でも、範囲を変えると数字はかなり違います。マイボイスコムの2026年調査

直近1年間に利用した身体用の香り製品回答者全体に占める割合
身体用の香り製品を利用した人(重複を除いた小計)27.2%
香水(スプレー・塗るタイプ・固形を含む)14.3%
ボディミスト・フレグランススプレーなど10.3%
ヘアフレグランス・ヘアコロンなど7.7%
フレグランスオイル・香り付きボディクリームなど7.0%
出典:マイボイスコム「香水・フレグランスに関する調査」(2026年2月、n=11,444)。製品の種類は複数回答。香りづけ以外が主目的の製品や、空間・衣服への使用は対象外です。

 ただし、この調査は登録モニターによるネット調査で、回答者の約78%が50~70代です。14.3%をそのまま「日本人全体の香水使用率」と断定することはできませんし、この1回の調査だけで使用者の増減も分かりません。それでも、香水好きの集まる場所での体感と、さまざまな人の暮らしにおける利用状況は、分けて考える必要があると感じます。設問・回答者構成の詳細

 香りの文化を考えるなら、何本買ったかに加えて、どんな場面で、どんな気分で使っているのかも知りたいところです。香水に興味を持った人が、小さなサイズや身近な製品から自分なりの楽しみ方を見つけ、無理なく使い続けられる。そうした広がりまで見えてこそ、「文化が根づいた」と言えるのではないでしょうか。

サロパの成功と、香水文化の広がりをどうつなぐか

 催事そのものについて、三越伊勢丹の2025年発表では、第1回から第12回までに売上が約10倍となり、2024年は平均約3本、中には10本以上を購入した人もいたとされています。ただし購入本数はハウスカード顧客データによるもので、来場者全員の平均ではありません。いずれも2026年開催分の実績ではなく、確認できる過去の実績です。三越伊勢丹の2025年発表

 また、2024年発表では、伊勢丹新宿店のニッチフレグランス売上が過去3年間で約1.8倍となり、2023年秋には本館1階のフレグランス売場を約1.5倍に拡張しています。検索やSNSだけでなく、香りを試し、販売員と話せる常設の場所が広がったことは、文化の受け皿が育った具体例だと思います。三越伊勢丹の2024年発表

 その意味で、2020年に全国の三越伊勢丹グループ店舗へ開催が広がったことも大きかったのでしょう。元の記事でも触れたように、京都で「ルシヤージュ」の米倉氏がブランドの垣根を越えて香水を紹介していたような、地域ごとの人と香りの出会いに、この催事の面白さがあります。開催の広がりを、売上だけでなく接客や体験の広がりとしても見ておきたいところです。2020年の全国開催の発表

 さらに2026年は、7月8~28日にメンズ館で「香水夏市」が開催されました。以前は「10月からのホリデーシーズンの盛り上がりに一役買っている」と書きましたが、香りと出会う機会は、今や秋だけではありません。日々の装いや気分から香りを選ぶ提案が、夏にも続いています。2026年「香水夏市」の公式案内

 思うに、サロンドパルファンが単独で日本の香水文化を作った、とまでは言えません。市場の伸びにも、価格にも、使う人の層にも、それぞれ別の動きがあります。それでも、年に一度、多くのブランドと販売員と香水好きが集まり、まだ知らなかった香りや作り手に出会える。その出会いを日常へ持ち帰れる場所として、この催事は以前より確かな役割を持つようになったのだと思います。

※旧版のInstagramハッシュタグ件数表は、年別の投稿実数や利用者数を示すものではなく、比較条件を揃えられないため、2026年版では利用実態調査の表へ更新しました。Googleトレンドは再取得時に値が変わることがあるため、取得日と集計条件を併記しています。

第14回新宿伊勢丹 サロン ド パルファン2026

公式ページ:サロン ド パルファン2026
テーマ:「香りのシネマ ~物語をまとう、多彩な私へ~」
エムアイカード会員特別ご招待日:2026年10月7日(水)午前10時~午後8時
一般会期:2026年10月8日(木)~10月12日(月・祝)最終日午後6時終了
会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
掲載ブランド・ショップ/売場数:公式参加リストは71件。うち本館6階47ブランド、メンズ館12ブランド・ショップ(2026年ブランドマップはこちら)

 2024年のテーマが「本能」、2025年が「旅」、そして2026年が「映画」。この流れを見ると、サロパはブランドや限定品を集める催事から、香りをどう選び、どう体験し、どう自分の物語にするかを提案する場へ変わってきたように思います。2026年の「香りのシネマ」は、トップ・ミドル・ラストの変化を映画の序破急になぞらえ、香水一本の中にある時間と物語を見ようとする企画です。

2026年の見どころ

  • サロン ド パルファン映画祭:香りの物語性に注目したセルフテイスティングと、ISETAN BEAUTYチームが選ぶ「脚本賞」「新人賞」などのフレグランスアワード。
  • 期間限定ショップ:新進気鋭のブランドを映画館のエントランスのような空間で紹介。
  • トークイベント:香り文化の「これまで」と「これから」を、業界のゲストと掘り下げる。一部事前予約制。
  • 日本初上陸:本館のVAPORMUNDUM、New Notes、メンズ館のTSU LANGE YORの3ブランド。

 映画というテーマは飾りではありません。VAPORMUNDUMが音楽や感情、架空の世界を香りに翻訳し、New Notesが従来の枠を越える香料の組み合わせを探るように、2026年は「どんな匂いか」だけでなく、「何を語る香りなのか」を見るブランド構成になっています。一方で、ビュリー、サンタ・マリア・ノヴェッラ、ファリーナ1709のように長い歴史を背負うブランドと、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、ロエベのようなファッションメゾンも同じ会場に並びます。新しさだけに偏らず、香水史の時間軸そのものを歩けるのが今年の面白さでしょう。

 メンズ館は、名前に「メンズ」と付いていても男性専用の香りを集めた場所ではありません。ATELIER MATERI、JORUM STUDIO、Neandertal、BORNTOSTANDOUT、LIQUIDES IMAGINAIRESなど、作家性や素材、コンセプトを比較しながら見たいブランドがまとまっています。本館6階だけで回り終えず、こちらも行程に入れておくと出会いの幅が広がります。なお、メンズ館の混雑状況も当日の状況次第です。

伊勢丹新宿店の他フロア・メンズ館:2026年10月7日~13日
ISETAN BEAUTY online:2026年10月7日10:00~12月31日(一部予約販売は10月1日10:00開始。バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタは10月7日~12日)
イセタン ミラー:2026年10月7日~11月3日

  • 名古屋栄三越:2026年10月28日~11月3日(3階・4階は最終日午後6時終了)
  • ジェイアール京都伊勢丹:2026年11月11日~17日(10階催物場は11月16日午後6時終了)
  • 新潟伊勢丹:2026年12月2日~9日(6階は最終日午後4時終了)
  • 日本橋三越本店:2027年1月27日~2月2日
  • 仙台三越:2027年2月17日~23日(定禅寺通り館1階は最終日午後6時終了)
  • 岩田屋本店:2027年3月10日~15日(本館7階は最終日午後5時終了)
  • 丸井今井札幌本店:2027年3月24日~29日(大通館3階は最終日午後6時終了)

2026年の全会場・オンライン開催概要

予約だけ知りたい方へ(9月19日更新)

イベント・来日ゲスト・相談を見る / 上映会・出張企画を見る / 注目商品を見る / オンライン販売を見る / 購入・参加特典を見る

初心者向け:サロパの楽しみ方

 サロパの最も重要な部分は、「実は多くの香水ブランドが揃っている」、「ホリデーに向けた小さいサイズのセットが販売されている」、「サロパでしか手に入らない限定品がある」という点ではありません。何より、各ブランドにおいて最も販売力の高い選ばれし販売員の方々が勢揃いするという点にあります。コロナによる自粛前の2019年までは、全国各地にいる接客のプロ中のプロたち(各店舗のチーフクラス、トレーナー、ブランド創業者など)が東京の新宿伊勢丹本店に一堂に会していたのです。そのレベルたるや、香水に感動するだけではなく、「こんな香りの楽しみ方、世界があるんだ!」と接客に感動する香水好きも少なくはありませんでした。運がよければ、さらにその中でも一握りの最も素晴らしいと周りから尊敬される販売員やトレーナー、調香師の接客を受けることもできます。

 この考え方は2026年も変わりません。ただ、会場を楽しむための実務的な注意点は更新しておきます。本館6階催物場では商品の事前予約・取り置き、電話注文(WEB決済・代金引換を含む)は行われず、混雑時には入場人数が制限される場合があります。完売情報は10月7日以降、公式Xで案内される予定です。欲しい限定品が明確な人は早めに、まだ決めていない人は混雑の波を避けて販売員と話せる時間を取る。この二つは分けて考えた方がよいでしょう。2026年の入場・購入案内

 当日の道順は本館6階の公式会場マップ(PDF)で確認できます。予約したイベントブースと、気になるブランドの位置を先に把握しておくと動きやすくなります。10月7日は本人名義の対象エムアイカード(家族カードを含む)が一人1枚必要です。カード未着時の申込完了画面・メールの扱いを含め、初日の入場条件も確認を。6階のトークと、新宿ピカデリーでの上映会は別会場です。

 2026年は新宿の本館6階だけでなく、メンズ館や各フロア、さらに全国の百貨店へと会場が広がっています。誰がどの会場で接客するかまでは、開催日程だけでは分かりません。「今年もあの人がいるはず」と決めつけるより、目の前の販売員にブランドの背景や、なぜその香りをすすめてくれたのかを聞いてみる。香水の概念を変えてくれる出会いは、有名な新作だけでなく、そうした会話からも生まれると思います。人数をこなすように次々と試すだけでは、もったいないのです。

 個人的には、個々の香水の情報は仕入れずに、気になるブランドを探し、自分がどのような香水を目当てにするかを考え、販売員の方に選んで頂くのが贅沢で楽しいかと思います。下記の楽しみ方の手順を参考にしていただければ、さらに楽しむことができるかもしれません(かもね)。たくさんある中から好きな香りを探すのは大変だから、販売員はいます。しかし、0から一緒に探していくのは時間もかかり、大変ではあるので、予め準備しておくことも大事です。

サロパ初心者ガイド

  1. 公式サイトやSNSの情報を確認し、どんなブランドが出るのかを見てみる。
  2. 気になるブランドを見つけたら、下の香りのシネマガイドでタブを選んで紹介文を読んでみる。もはや多すぎて分からん!となったら少しずつ眺め、「うぉ!」となるブランドを探す。記事ボタンがあるブランドは、その背景まで読んでみてください。直感がおすすめ。これだけ多くのブランドの香水をすべて嗅ぐのは無理だから。
  3. あえて、香水は調べず、自分がどのような香水を見つけたいかをとにかく考えてみる。重さ/軽さ・イメージ・つける場面・合わせたい服装・普段つけている香りと似たものがいいのか全く別のものがいいのか、など自分が求める香りを言語化してみる。ポイントは、あまり好きな香りにこだわらないことです。というのも意外に好きになることもあり、そのとき世界が広がるからです。
    ★言語化が難しければ、自分を表す香りを選んでもらうのも手です。自分はどういう人間なのかを考えてみましょう。
  4. ある程度欲しい香りが分かってきたら、売り場へGO。限定品を目指す人は入場・販売案内を確認し、会話を楽しみたい人は混雑の波を見て時間に余裕を。午前中なら必ず空いている、とは限りません。
  5. しかし、ここで注意!最初に試して良かったからと、すぐに腕につけないこと。まずはムエットをもらい、気になる香りを少数に絞ってから、売り場で肌につける場所と量を相談する。この時、何をどこにつけたのか、メモを忘れないこと。
  6. 香りを続けて嗅ぐと違いが分かりにくくなるので、一度会場を離れて鼻を休ませ、1、2時間後にも肌の香りを確かめる。変化まで気に入れば購入!

セミナー・来日ゲスト・体験企画(2026年)

 サロンドパルファンの醍醐味は、香水を試すだけではありません。作り手や香水業界の人の言葉を通じて、一本の香水の向こうにある文化や仕事を知ることができるのです。2026年は、イベントブースの19企画、ブランドブースの5つのコンサルテーション、4つのサービスが発表されました。香水瓶の歴史を知る時間もあれば、香りを花やチョコレート、音楽につなげる時間もある。何を嗅ぐかだけでなく、誰の、どんな話を聞きたいかで一日を組んでみるのも面白そうです。

まず予約日を確認──会場と企画で受付が違います

予約する企画受付開始・予約方式
本館6階・イベントブースエムアイカード会員:9月19日(土)10:00
一般:9月23日(水・祝)10:00

原則先着順。インダルト パリ×エスコヤマは抽選です。
本館6階・ブランドブース9月19日(土)10:00から一律受付、原則先着順。トム フォードは店頭・電話予約。予約不要のサービスもあります。
インダルト パリ×エスコヤマ抽選。応募は10月3日(土)17:00まで、当選発表は10月上旬予定。一人1回まで。通常の先着予約とは申込方法が異なります。

10月7日(水)は、会場への入場自体がエムアイカード会員限定です。予約だけで一般入場できる日ではありません。また、会員先行枠で予約した場合は、当日、参加者本人名義の対象カードまたは申込完了メールの確認があります。会員先行受付中に満席となり、一般受付で空きがない場合もあります。

ウェブ予約に使うLivePocketは会員登録が必要です。申込は一人につき各イベント1回まで。当日は申込画面を表示できるようにしておきましょう(スクリーンショット不可)。集合は開始5分前まで、開始から10分を過ぎると自動キャンセルとなる案内です。以下の時刻はすべて日本時間、料金は税込。開催内容や受付状況は変わるため、申し込む直前に公式イベント案内・各企画の予約窓口で最終確認してください。(確認:2026年9月19日)

なお、ここでいう予約はイベントへの参加予約です。本館6階 催物場で販売する商品の事前予約・取り置き、電話注文とは別の話。商品の購入方法は初日入場・販売方法の公式案内を確認してください。

イベントブースの19企画──来日ゲストと香り文化に出会う

 会場はいずれも伊勢丹新宿店 本館6階 催物場・イベントブースです。表は初回の開催日順に並べ、複数回ある企画はすべての日時を記載しました。日付を決めてから探す方も、気になる作り手に合わせて来場する方も、まずここで一日の流れをつかんでみてください。所要時間は目安、定員は各回の人数です。

19企画の日時・料金・定員を開く
日時・企画どんな時間?/参加条件
10/7(水)11:00
10/10(土)18:30

破天荒|生け花ワークショップ
調香師・清水篤氏と華道家・桃葉氏。香水を嗅いで終わらず、花に触れ、自分の手でも表現してみる体験です。
約60分/12名/8,800円。ポケットディスカバリーセット(2.5mL×5種)と制作した生け花を持ち帰れます。
10/7(水)13:00・15:00
10/9(金)12:30・18:00

ジョー マローン ロンドン|フレグランス コンサルテーション
エデュケーション エグゼクティブによる、ブランドと香り選びの基本を学ぶ少人数の回。自分の手持ちの香りを見直すきっかけにも。
約45分/6名/無料。コロンのサンプル1.5mL×2点付き(香りは選べません)。
10/7(水)16:30
ナワズ|日本香堂の調香師によるトーク
日本香堂の調香師が登壇。お香と香水を行き来しながら、日本の香文化に目を向ける入口になりそうです。
約45分/24名/無料。
10/7(水)18:00
インダルト パリ×エスコヤマ|香りと味の対談
キム・チャールズ氏とパティシエ・小山進氏。香水とチョコレート、二つの創作を並べて考える企画です。
約60分/24名/1,100円/抽選。非売品チョコレート「マイジュジュ」1粒付き。抽選応募は10月3日(土)17:00まで。
10/8(木)11:00
P.Seven茶香水×福寿園CHA研究センター
台湾茶と日本茶の企画。お茶好きなら、飲むときの香りと、まとうときの香りを比べる視点で楽しめそうです。
約40分/18名/1,500円。悠香オードパルファン3mLと、玉露のティーバッグ(2g×5袋)付き。
10/8(木)13:30
サノマ|新作「20-30」「23-16」お披露目
ディレクター・渡辺裕太氏と調香師ジャン・ミッシェル氏。完成品を試すだけでなく、二人のやり取りから制作過程をたどれる回です。
約40分/24名/無料。
10/8(木)15:00
10/11(日)11:00

高砂香料工業|香水瓶と歴史
香水の「器」から歴史を見る企画。別会場の香水瓶展と組み合わせると、展示の見方も変わりそうです。
約40分/24名/無料。登壇者名は公式案内に記載されていません。
10/8(木)16:30
ペサドゥ|創業者来日トーク
ファウンダーのモク・ヨンギョ氏と藤井美菜氏が登壇。藤井氏は日韓通訳も担当します。ブランド本人の言葉を聞きたい方に。
約40分/24名/無料。
10/8(木)18:00
10/9(金)11:00・14:00

大分香りの博物館|収蔵品と香りの物語
商品売場とは少し違う、博物館からの視点。香水を「使うもの」だけでなく「残して伝える文化」として眺める機会です。
約45分/24名。参加費は公式ページに記載がないため、申込時に確認してください。
10/9(金)16:30
10/12(月・祝)11:30・13:00

ナワズ|オリジナル香袋ワークショップ
自分で香りを組み合わせ、持ち歩ける香袋に仕立てる回。
約45分/12名/購入条件あり。会期中にナワズ商品1点以上、または本館7階 呉服の日本香堂商品を13,200円以上購入した方が対象です。当日は対象レシートが必要です。
10/10(土)11:00
ファリーナ|9代目ルイーズ・ファリーナ氏
6種類の新作を本人が紹介。長い歴史を持つメゾンが今どう更新されるのか、古典と新作をつなぐ視点で聞きたい回です。
約45分/24名/無料。
10/10(土)12:30
ラニュイ パルファン×ヴァポマンダム|ヨシカ・クレー氏
日本初上陸ブランドのオーナー調香師が登壇し、西條伶菜氏・海老原光宏氏も参加。同じ作り手の表現を、二つのブランドで見比べられます。
約40分/24名/無料。指定商品の購入者にはサイン・写真撮影あり(下記補足参照)。
10/10(土)14:00
高砂香料工業|調香師という職業
香りを生み出す仕事そのものに関心がある方へ。ボトルの裏側にある職業を知る時間です。
約40分/24名/無料。登壇者名は公式案内に記載されていません。
10/10(土)15:30
ボッテガ・ヴェネタ ビューティ|特別セミナー
フレグランス スペシャリストが新コレクション「ALTA」とスペシャルセット3種を紹介。ファッションから香りへの接点を探してみたい方に。
約40分/24名/無料。
10/10(土)17:00
フランス人と香水|ニコラ・セスティエ氏
在日フランス大使館 貿易投資部次長によるトーク。日本と比べてみることで、普段の香水との付き合い方にも発見がありそうです。
約60分/24名/無料。
10/11(日)12:30
ラニュイ パルファン|ファビオ・ルイージ氏
指揮者・調香家のファビオ・ルイージ氏と海老原光宏氏。新作「グレの歌」「7つの封印の書」を入口に、音楽と香りを行き来します。
約40分/24名/無料。会場で同ブランドのフレグランス1点以上を購入すると、サインの対象になります。
10/11(日)14:00
キャロン|銀幕のスターと名香
フレグランスナビゲーターSHUN氏が登壇。今年の映画テーマから、歴史あるメゾンに入っていきたい方にぴったりの題材です。
約60分/24名/無料。オードパルファンのサンプル2mL付き(香りは選べません)。
10/11(日)15:30
松栄堂|調合師・藤本悌志氏
お香をつくる専門家の話を聞く回。「調香師」と「調合師」、それぞれの香りづくりに興味が湧く企画です。
約60分/24名/無料。
10/11(日)17:00
リベルタ パフューム×DAYLILY|台湾を巡る香り
調香師・山根氏とDAYLILY創業者Moe氏が登壇。「一日百合、台北」「茉莉花茶、花壇郷」を、旅先を想像しながら味わいたい回です。
約60分/24名/無料。

※ヨシカ・クレー氏のサイン・写真撮影は、イベント会場でラニュイ パルファン「浄められた夜」「幻想交響曲」、またはヴァポマンダムのフレグランスを1点以上購入した方が対象です。トークへの参加条件と購入者向けサービスの条件は別なので、混同しないようにしましょう。
各回の予約・抽選申込は公式イベント案内の該当企画から進んでください。

 映画でいえば、作品を観るだけでなく、監督や作り手の話を聞く時間に近いのかもしれません。気になった香水を先に試してから話を聞くのも、その逆もよいと思います。ただ、予定を詰めすぎると、香りをゆっくり確かめる余裕がなくなります。まず一つ「これは聞きたい」を決め、その前後に売場を回るくらいが、私なら楽しめそうです。

5つのコンサルテーション──一人で迷ったら、言葉にするところから

 何を選べばよいか分からないときは、相談すること自体を目的にしてみてください。「好きな香料が分からない」でも構いません。つけたい場面、普段の服、気分を変えたいのか、それとも落ち着きたいのか。上の初心者向けガイドで考えたことを持っていくと、会話の手がかりになります。会場は本館6階 催物場です。

5つのコンサルテーションの日時を開く
相談先・開催日時内容・所要時間・予約
MAHO氏
10/7(水)・9(金)・10(土)
各日11:00・14:00・16:00・17:30
ブランドを横断して相談したい方に。
約45分/各回1名/無料。9/19 10:00予約開始。集合は会場内「プレゼントお渡しコーナー」前へ5分前までに。
伊勢丹新宿店 フレグランスセールス スペシャリスト
10/8(木)・10(土)・11(日)
各日11:00・13:00・14:00・15:00・16:00・18:00
資格を持つ伊勢丹スタッフによる、ブランド横断の香り選び。
約40分/各回1名(同席1名まで)/無料。9/19 10:00予約開始。「プレゼントお渡しコーナー」前へ5分前までに。
ヴァン クリーフ&アーペル|荒川操氏
10/9(金)・11(日)
各日13:00・14:00・15:00・16:00
同ブランドでじっくり一本を探したい方に。
約30分/各回1名/無料。9/19 10:00予約開始。ブランドブースで実施。
トム フォード ビューティ
10/7(水)~11(日)
各日10:30・12:00・15:00・16:30・18:30
10/12(月・祝)は18:30の回なし
シグニチャー/プライベート ブレンドの香りを相談。
約30分/各回1名。料金は公式ページに記載なし。9/19 10:00から店頭または電話(03-3355-8822)で予約。ブランドブースで実施。
パルファン サトリ|茶壷香水
10/10(土)・11(日)
各日11:00・11:30
専任スタッフと、茶壷という器を含めて香水に触れる回。
約20分/各回1組(同行1名まで)。料金は公式ページに記載なし。9/19 10:00予約開始。ブランドブースで実施。茶壷型ムエットしおり・小冊子付き。

店頭・電話予約のトム フォードを除き、申込先は公式案内の「ブランドブース コンサルテーション」から確認できます。10月7日の入場条件は、こちらの企画でも同じです。

4つのサービス──香りを選んだ、その先の楽しみ

 本館初出店のビュリーには、パリからカリグラフィーアーティストが来日します。ゲランとサンタ・マリア・ノヴェッラでは、購入した香水に文字を刻む機会も。香りを選び、贈る相手や自分のために仕立てる、その時間まで含めて楽しめそうです。一方、エディットは香水とカクテル。売場の中で、少し違う角度から香りに触れる寄り道になりそうです。

バー・刻印・カリグラフィーの詳細を開く
サービス・日時利用条件・予約
エディット|スペシャル バー
10/7(水)~11(日)
13:00・13:45・14:30・15:15・16:00・16:45・17:30・18:15
10/12(月・祝)は16:45の回まで
本館6階のブランドブースで、香水とペアリングしたカクテルを体験。
約45分/各回3名/予約対象。席の参加費は無料ですが、ドリンク代は別途。公式の利用案内・予約窓口を確認してください。エムアイカード会員は9月19日10:00、一般は9月23日10:00から先着順。予約は10月3日17:00までです。
ビュリー|来日カリグラファー
10/7(水)~12(月・祝)
12:00~15:00・16:00~19:00
最終日は17:00まで
特別なポストカードへのカリグラフィー。
約20分/予約不要。記載時間内の受付が対象。費用・購入条件はイベントページに明記されていないため、利用前に係員へ確認してください。
ゲラン|カリグラフィー/刻印
10/7(水)~12(月・祝)
11:00~18:00
最終日は17:00まで
会場で「ラール エ ラ マティエール」のフレグランスを購入した方が対象。名前・メッセージ・モチーフなどの刻印。
約10~15分/予約不要。
サンタ・マリア・ノヴェッラ|刻印
10/7(水)~12(月・祝)
10:00~20:00(最終受付19:00)
最終日の受付は17:00まで
会期中、本館6階 催物場で購入したオードパルファム・オーデコロンが対象。名前や記念日をボトルに刻むサービス。
約15分/予約不要。

上記4サービスの会場は、いずれも本館6階 催物場の各ブランドブースです。予約不要でも混雑時は待ち時間があり、在店時間などが変更される場合があります。対象商品・当日の受付状況は公式サービス案内と売場で確認を。

 「サロン ド パルファン映画祭」は、香りを映画に見立てて楽しむセルフテイスティング企画です。物語性に着目した「脚本賞」などをISETAN BEAUTYチームが選出します。来場者投票で順位を決める、という案内ではありません。「どれが一番人気か」から少し離れ、どんな物語が浮かぶ香りなのかを考える。ブランドの垣根を越えて試す入口として、今年らしい企画ではないでしょうか。

 こうした体験企画は、商品名や香料表だけを読むのとは違う発見をくれます。もっと話を聞きたくなって「別会場でホールを借りてもいいのでは?」と感じるような機会に、今年も期待したいところです。映画祭や会場全体の企画は2026年の新宿本館公式案内でも確認できます。

2026年の注目商品──映画の気分から選ぶ、12の入口

「今年は何を嗅ぎに行こう?」。ブランド名だけでは決めきれないときは、作品の着想から予定を組んでみるのも面白いものです。映画館のお菓子、名作の新しい解釈、旅先の記憶、まだ知らない作り手。ここでは公式発表の中から、香りのシネマガイドと行き来しながら選べる12の入口を取り上げます。順位ではなく、気になる物語を見つけるための当サイトのセレクションです。

「スペシャル品」と「先行品」は別の区分です。公式のスペシャル品をすべて「会場限定」、先行品を「今回しか買えない」とは扱っていません。以下は2026年9月16日発表資料を9月17日に確認した情報で、価格は税込。記載の伊勢丹新宿店発売日が10月7日の商品は、会員特別ご招待日の販売開始です。一般会期は10月8日から。発売日・取扱場所・在庫は商品ごとにご確認ください。

映画館の気配をまとう──甘い香りにも、違う脚本がある

① KOHSHI「キレーサ about to pop オードパルファム」
スペシャル品/50mL・18,700円/10月7日 伊勢丹新宿店発売

ポップコーンを題材にした一作。甘さだけでなく、香ばしさやスパイスがどんな役割を担うのかを試してみたいところです。映画の登場人物を思い描く前に、まず映画館そのものへ連れていってくれるのか。「香りのシネマ」という今年のテーマを考える、分かりやすい入口になりそうです。コウシのブランド紹介へ →

② THÉOBROMA PARFUMS「テオブロマ オードパルファン ディスカバリーセット カンパニョン ドゥ シネマ」
スペシャル品/10mL×5種・17,600円/10月7日 ISETAN BEAUTY online発売

チュロス、クッキー、マシュマロ、バニラシェイク、塩キャラメルポップコーンという五つの題材が並ぶセット。同じ「おいしそうな香り」でも、自分が惹かれるのは焼き菓子なのか、冷たい飲み物なのか。甘い香りの好みを、もう一段細かく知るきっかけに。これは公式PDFのオンライン取扱スペシャル品なので、本館6階の商品と取り違えないようにしてください。テオブロマのブランド紹介へ →

時代を超えるクラシック──「昔からある」と「変わらない」は同じではない

③ CARON「キャロン プール・アン・オム パルファン」
スペシャル品/75mL・25,300円/10月7日 伊勢丹新宿店発売

プール・アン・オムをすでに知っている方にこそ、オードトワレではなく「パルファン」として出会い直してほしい候補です。ラベンダーとバニラという組み合わせを手掛かりに、原作から受け継いだものと新しい表情を比べる。名作映画の別バージョンを見るような楽しみ方ができます。キャロンのブランド紹介へ →

④ FLORIS「FL オードパフューム マルメゾンアンコール」
スペシャル品/100mL・44,000円/10月7日 伊勢丹新宿店発売

花の香りを探していても、ローズやジャスミンだけで終わりたくない方へ。こちらはカーネーションを中心にした作品です。花とスパイスの境目に注目すると、フローラルの地図が少し広がるかもしれません。新顔の多い会場だからこそ、老舗のブースに寄る理由を一つ作っておきたいところです。フローリスのブランド紹介へ →

⑤ Farina「ファリーナ セリー エキストレドコロン ディスカバリーセット」
先行品/6mL×6種・22,000円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、10月13日 全国発売

オーデコロンの歴史を担うブランドの「次の章」を、六つの香りで見るセットです。伝統ある名前を聞くと代表作一本を想像しがちですが、今回はシリーズを横並びで比較する機会。気に入った香りだけでなく、六作に共通するものは何か、という視点でも楽しめそうです。ファリーナのブランド紹介へ →

新しい顔と出会う──名前より先に、作品の世界へ

⑥ VAPORMUNDUM「オーラ/エレクトリ/デザルタ/サーペント セット」
先行品/各50mL・各44,000円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、10月13日 全国発売

日本初上陸ブランドからは四つのセットが登場します。音楽のある夜、砂漠、薔薇の庭と、題材の振れ幅そのものが気になるところ。「初上陸だから一本選ぶ」より、まず四作の違いを確かめて、自分がどの場面に惹かれるのかを探したいブランドです。ヴァポマンダムのブランド紹介へ →

⑦ New Notes「カクテル マラクージャ」
先行品/50mL・36,300円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、11月頃 全国発売予定

こちらも日本初上陸。果実とスパイスをカクテルになぞらえた作品は、先ほどの映画館のお菓子とはまた違う、甘い香りの入口です。「食べ物らしさが楽しい」のか、「香水としてまとったときが好き」なのか。ムエットと肌で印象を分けて考えてみたい候補です。全国発売日はまだ日付確定ではなく、11月頃の予定です。ニュー ノーツのブランド紹介へ →

⑧ Maison IRFĒ「サフランレザー オードパルファン」10mL
先行品/10mL・11,000円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、12月1日 全国発売

香りを、演じたい人物や着たい服から選ぶならこの候補。作品の人物像と自分の日常を重ねながら、小さな10mLで付き合ってみる選択肢が加わります。会場で感じる華やかさだけでなく、普段の服装で使うならどんな場面かまで想像すると、選び方が具体的になります。メゾン・イルフェのブランド紹介へ →

旅、記憶、音楽──瓶の外にも物語が続く香り

⑨ ELLA K「プレシャス ディスカバリーセット SDPエディション」
スペシャル品/2mL×10種+ムスク K 7.5mL・26,400円/10月9日 伊勢丹新宿店発売

旅を一つに決められないなら、まず小さな香りを少しずつ。十種類を比べてからお気に入りを探せるセットに、ムスク Kのトラベルスプレイが付く構成です。旅先の名前を知ってから嗅ぐ日と、何も見ずに嗅ぐ日で、浮かぶ情景が変わるかもしれません。初日の10月7日発売ではない点は、来場日を決めるときの注意点です。エラ ケイのブランド紹介へ →

⑩ çanoma「オードパルファン 20-30 篝火」
先行品/30mL・16,500円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、11月1日 全国発売

題名だけで煙の香りと決めつけず、屋久杉を着想源とする作品として向き合ってみたい一作。知っている言葉から生まれた予想と、実際に香りから浮かぶ景色のずれも面白さになります。サノマをすでに愛用している方は、手元の香りと比べてブランドの表現がどこへ広がったかを見る機会にも。サノマのブランド紹介へ →

⑪ P.Seven茶香水「〈和香〉オードパルファン」
先行品/66mL・24,200円/10月7日 伊勢丹新宿店先行発売、11月25日 全国発売

日本の焙じ茶と台湾の烏龍茶を題材にした一作です。「お茶の香水」という大きなくくりから、茶葉や火入れの違いまで目を向ける入口に。身近な飲み物の記憶を持っているからこそ、同じ香りを嗅いでも、思い出す店や土地は人によって違いそうです。ピーセブンのブランド紹介へ →

⑫ La Nuit parfum「ディスカバリー コレクション 2021-2025」
スペシャル品/5mL×5種・15,555円/10月7日 伊勢丹新宿店発売

創設5周年のセットには、スカルボ、炎へ向かって、ピアノ協奏曲第3番、シャコンヌ、ラ・ヴァルスが入ります。音楽に詳しくなくても、香りを入口に曲を聴いてみればよい。会場では香水として出会い、家では音楽と一緒にもう一度向き合う。サロパの一日で終わらない鑑賞の楽しみ方です。ラニュイのブランド紹介へ →

ここで選んだのは全商品の一部です。容量違い、別の香り、会期後の全国発売予定まで確認したい方は、公式スペシャル品一覧(PDF・5ページ)と公式先行品一覧(PDF・17ページ)をご覧ください。先行発売の作品は、会期中に無理に決めず、全国発売後に改めて試すという選び方もできます。

出張サロンドパルファン――香りの物語を、新宿の街へ

会場で気になった香りの続きを、街の中でたどってみる。今年は香水瓶の展示、本のフェア、映画館での上映会へと楽しみ方が広がります。香りを選ぶ時間に、ボトルを眺めたり、作り手の考えに耳を傾けたりする時間を加えると、一日の印象も変わりそうです。

香水瓶と本から、香りの背景を読む

企画・会場日程・参加方法
高砂コレクション® 名作香水瓶展
伊勢丹会館2階 THE ROOM 2
新宿区新宿3-15-17
10月7日(水)〜12日(月・祝)10:00〜20:00、最終日18:00終了。三越伊勢丹アプリへの登録と、会場でのクーポン提示が必要。同伴は1名まで。混雑時は入場制限あり。
小説と香りにまつわるブックフェア
紀伊國屋書店 新宿本店2階 BOOK SALON
新宿区新宿3-17-7
10月4日(日)〜31日(土)10:00〜21:00。香りに関する書籍と、ミラー ハリスとのコラボレーションコーナーを展開。

高砂香料による瓶展は20世紀の香水瓶を通して「香りを入れる器」に目を向ける企画。ブックフェアは本館6階の会期よりも長く続くので、当日の滞在時間が短い方も別日に立ち寄れます。出張サロンドパルファンの公式案内

映画館で見る、アンリ・ジャックとクルジャン

「香りのシネマ」という今年のテーマを、実際の映画館でも体験できます。どちらも新宿ピカデリー12階で開催される予約制の無料上映会。本館6階のトークイベントとは、会場も予約締切も異なります。

上映企画・日時所要時間・定員・予約
アンリ・ジャック
パリ・モンテーニュ本店店長ソフィー・ドゥラ氏が来日。ブランドの特別映像を紹介。

10月7日(水)16:30/18:00
各回約60分(映像約10分)、30名

予約期間
9月19日(土)10:00〜10月3日(土)17:00
LivePocketで申し込む(会員登録が必要)
メゾン フランシス クルジャン
ドキュメンタリー映画『ICON(S): Maison Francis Kurkdjian — The Alchemy of the Senses』

10月9日(金)11:00/15:00/19:00
各回約90分(映像約70分)、15組。同伴1名まで

予約期間
9月19日(土)10:00〜10月6日(火)12:00
公式案内の「ご予約はこちら」から申し込む(三越伊勢丹アプリへの登録が必要)

フランシス・クルジャンの映画は「バカラ ルージュ540」を手がかりに、調香と他分野の創作とのつながりを見つめる内容。香りを試す前に見ても、試した後に見ても、感じ方を広げてくれそうです。両上映会とも申込先は開通済み。アンリ・ジャックはLivePocket、メゾン フランシス クルジャンは三越伊勢丹の予約サービスで受け付けています。上映会の詳細・予約案内を確認する

上映会の受付は12階ではなく、新宿ピカデリー2階の特設カウンターです(新宿区新宿3-15-15)。各回約30分前から受付。11階から12階へは階段を使用し、この区間にエレベーターはありません。ベビーカー・大きな荷物の預かり不可、予約時刻から10分以上遅れるとキャンセル扱いになるため、移動時間に余裕を持ってください。時刻はすべて日本時間です。

オンラインでも参加する──会場と同じ日程・品揃えではありません

新宿へ行けない場合も、ISETAN BEAUTY onlineでサロパの一部商品を選べます。ただし、会場の商品がすべて同じ条件で並ぶわけではありません。試香済みの香りを買い足すのか、少量セットから新しいブランドを知るのか。買う目的を決めてから眺めると、オンラインの選択肢も使いやすくなります。

項目2026年の案内
予約販売10月1日(木) 午前10時から。一部対象外あり
発売10月7日(水) 午前10時から
オンライン会期10月7日(水)~12月31日(木)。商品・ブランドにより取扱期間が異なる
期間が短いブランドバレンシアガ ビューティ、ボッテガ・ヴェネタ ビューティは10月7日(水)~12日(月・祝)
NEW OPEN欄掲載ブランド破天荒、バレンシアガ ビューティ、ボッテガ・ヴェネタ ビューティ、ラルチザン パフューマー

オンラインのスペシャル品には、上で紹介したテオブロマの映画館を題材にしたセットのほか、5W1H「ミネラルコレクション鉱物採集 Vol.3」(10mL×5種・16,500円)、ELLA K「トラベルスプレイ ミルラ K パルファン」(7.5mL・8,250円)も掲載されています。いずれも公式資料では10月7日のオンライン発売。予約対象かどうかや実際の販売状況は、それぞれの商品ページで確認してください。

「会期が12月末まで=どの商品も12月末まで買える」という意味ではありません。期間限定のブランド、数量の限られたセット、店頭と発売日が異なる商品を分けて見ておきましょう。公式オンライン案内・商品ページはこちら。

購入・参加特典は、条件を確認して必要なものだけ

特典は「1回の会計」と「期間中の合算」、「カード決済」と「アプリの提示」で条件が違います。買いたい香りが決まったら、該当するものを確認するくらいがちょうどよさそうです。金額はすべて税込、数量限定の特典はなくなり次第終了です。

カード・アプリ・Parfun・LINEの特典を開く

対象期間は10月7日(水)〜12日(月・祝)、会場は伊勢丹新宿店 本館6階 催物場です。

対象・条件特典・先着数
会期中にエムアイカード プラスへ新規入会し、会場で1会計8,800円以上/17,600円以上購入会場用お買物券500円分(100名)/1,000円分(50名)。当日から利用可、各ショップで受け取り
エムアイカード決済で合算33,000円以上+三越伊勢丹アプリクーポン提示キレーサ インセンスペーパー about to pop、45枚入り(200名)
エムアイカード決済で合算66,000円以上+三越伊勢丹アプリクーポン提示キレーサ ハンドウォッシュ afterfizzing、300mL(200名)
三越伊勢丹アプリクーポン+Parfunのマイページを提示アトマイザー付きボールペン(2,000名)。公式の条件欄に購入金額の指定なし
会場で1点以上購入+ISETAN BEAUTY公式LINEクーポン提示オリジナルスポンジパフ(500名)

新規入会特典と既存会員向け特典は別条件です。高額の条件を満たせば特典がすべて重複して受け取れるとは限りません。アプリクーポンは10月4日(日)から配信予定で、受取条件・場所はクーポンと現地案内をご確認ください。

公式の購入・参加特典一覧

2つの会場を巡る特典・ブランド別特典を開く

買い回り特典:対象拠点で1会計16,500円以上購入するとシール1枚。異なる2拠点分を集めた先着150名に、ジョンマスターオーガニックのボディミスト30mL(香り指定不可)が用意されています。シールと購入レシートを保管してください。

  • 本館6階 催物場:10月7日(水)〜12日(月・祝)、最終日18:00まで
  • メンズ館1階 プロモーション/コスメティクス:10月7日(水)〜13日(火)、フレグランス商品が対象
  • 本館1階 ザ・ステージ「アンリ・ジャック」:10月7日(水)〜13日(火)

プレゼントの受け取りは本館6階またはメンズ館1階の指定場所。6階の会期終了後もメンズ館側の会期は続きます。

ブランド別の例:ヴァポマンダムは商品購入で2mLサンプル(店頭50名、香り指定不可)、OSAJIはオードパルファム1点以上でフレグランスチャーム(店頭100名・オンライン20名)、ビュリーは香りの質問票への回答でオー・トリプル10mLサンプル(各日10:00〜12:00の受付、30名)。買い物が条件のものと、体験参加が条件のものを分けて見てください。

店頭のブランド別特典は原則10月7日〜12日、オンラインは10月7日10:00以降の購入分が対象で、予約販売分は対象外。店頭も予約・電話注文は特典対象外、他クーポンとの併用不可などの注意があります。オンラインの対象状況は注文時のカートで確認してください。ブランドごとの全特典・注意事項

会期前後のポイント・SNSキャンペーンを開く

ISETAN BEAUTY キャンペーン(9月23日〜10月20日):オンラインと対象店舗の両方で買い物をし、合計11,000円以上+アプリでエントリーすると、期間限定1,000ポイント。店頭ではアプリの会員バーコード提示、またはアプリ連携済みエムアイカードでの決済が必要です。予約販売品も条件内なら対象になるため、上のブランド別購入特典とは扱いが異なります。新宿店は対象フロアが指定されており、本館6階催物場での購入まで一律に対象とは判断せず、購入前に確認してください。対象店舗・エントリー方法

SNSキャンペーン(10月1日12:00頃〜12日23:59):Xの公式アカウント「@ISETAN_BEAUTY」をフォローし、対象投稿を引用して気になるサロンドパルファン2026のアイテムをコメント。KOHSHI「キレーサ about to pop」50mLが抽選で1名に当たります。開始後の対象投稿と応募規約をご確認ください。SNSキャンペーン公式案内

香りのシネマガイド──今日はどんな物語をまとう?

 2026年のテーマは「香りのシネマ ~物語をまとう、多彩な私へ~」。そこで今年のブランドマップは、映画を選ぶように、気になる物語からブランドと出会うガイドにしました。歴史をたどりたい日も、知らない土地へ旅したい日も、少し冒険してみたい日も。今の気分に合うコーナーから、タブを選んでみてください。

 7つのコーナーは、各ブランドの来歴や創作の姿勢を映画になぞらえた当サイト独自の分類です。香調や個々の商品を分けたものではなく、そのブランドの物語を読むための入口としてご覧ください。紹介文は「予告編」。続きを知りたくなったら、記事ボタンから解説へどうぞ。ブランド名が決まっている方には、末尾の五十音順索引も用意しています。

掲載対象は、公式の参加リストに掲載された71件(ブランド・ショップ/売場)です。本館6階催物場の47ブランド、メンズ館の12ブランド・ショップに加え、本館の他フロア・オンライン・イセタン ミラーの12件も含め、各タブに会場を表示しています。本館6階の一般会期は10月8日~12日(7日は会員特別ご招待日)、メンズ館は10月7日~13日。初出店の表示は、会場別の公式発表に合わせています。「スペシャル品」「先行品」「イベントあり」のバッジは今回の公式案内で確認できたものだけに付けました。商品や企画の会場は、各紹介の注記もご確認ください。(出店情報確認:2026年9月17日)

PREMIERE

プレミア上映|2026年、日本初上陸

 2026年9月5日時点で、公式ブランド一覧に「日本初上陸」と表示されているのは3ブランドです。本館6階はヴァポマンダムとニュー ノーツ、メンズ館はツー ラング ヨー。「本館初出店」「メンズ館初出店」とは区別して、まずはこの3つの入口をご紹介します。

VAPORMUNDUM
ヴァポマンダム

日本初上陸|本館6階 催物場

記憶や感情、音楽、架空の世界を香りへ翻訳するドイツの独立系メゾン。芸術と香水の境界をたどる「アート映画」のコーナーで紹介します。

ヴァポマンダムの紹介を見る →

New Notes
ニュー ノーツ

日本初上陸|本館6階 催物場

対照的な香料を重ね、従来の枠を越える表現を探るイタリアのブランド。「実験映画」のコーナーから、新しい組み合わせの世界へ。

ニュー ノーツの紹介を見る →

TSU LANGE YOR
ツー ラング ヨー

日本初上陸|メンズ館1階

トロイ・シヴァンの発想から生まれた、香りと生活空間のブランド。「ショートフィルム」のコーナーで、自分自身と居場所を表現する楽しみに触れます。

ツー ラング ヨーの紹介を見る →

SCREEN 01

時代を超えるクラシック

 香水にも、時代を越えて何度も立ち返りたくなる作品があります。創業年の古さだけでなく、誰が何を受け継ぎ、いまの香りへつないできたのか。ゲランやキャロンの名香から、薬局や修道院を背景に持つメゾンまで、長い物語を読むためのコーナーです。松栄堂と日本香堂では、日本で受け継がれてきた香りの文化にも目を向けてみましょう。

  • ゲラン
  • キャロン
  • サンタ・マリア・ノヴェッラ
  • フローリス
  • ファリーナ
  • キャスウェル・マッセイ
  • ビュリー
  • アンリ・ジャック
  • 松栄堂
  • 日本香堂

GUERLAIN
ゲラン

本館6階 催物場イベントあり

物語の予告編

ゲラン家が代々担ってきた調香の仕事は、なぜ一族の外から迎えたティエリー・ワッサーへ託されたのか。歴代調香師をたどりながら、伝統の継承と名香を守る仕事について考えます。従来の「ゲラン家と調香師の考察」はブランド全史ではなく、事実関係と筆者の仮説を交えた独自考察です。

2026年の注目:「ラール エ ラ マティエール」の対象フレグランス購入者向けに、カリグラファーによるボトル刻印を実施。予約不要ですが、受付時間と対象品を確認して訪れたいサービスです。 企画の詳細へ

CARON
キャロン

本館6階 催物場スペシャル品イベントあり

物語の予告編

ナルシス ノワール、タバック ブロンド、プール アン オム。キャロンの名香をたどると、創設者エルネスト・ダルトロフとフェリシエ・ヴァンプイユの協働が見えてきます。幾度もの経営の変化を経ても受け継がれてきたものは何か、調香師の系譜とともに紹介します。

2026年の注目:スペシャル品の「モンテーニュ パルファン」などを展開。10月11日のトークでは映画スターとキャロンの関係が取り上げられ、今年の「香りのシネマ」を歴史から楽しめます。 企画の詳細へ

Santa Maria Novella
サンタ・マリア・ノヴェッラ

本館6階 催物場本館初出店イベントあり

物語の予告編

フィレンツェの修道院で育てられた薬草から、今日の香りの世界へ。サンタ・マリア・ノヴェッラの背景には、修道士の知恵、メディチ家にまつわる物語、長く愛されるローズウォーターがあります。悠久の歴史と現代のブランドをつなぐ道筋を詳しくたどります。

2026年の注目:本館6階でオードパルファム・オーデコロンを購入した方に、ボトル刻印サービスを実施。旅先の記念品のように、選んだ一本へ言葉を残せます。 企画の詳細へ

FLORIS
フローリス

本館6階 催物場スペシャル品先行品

物語の予告編

1730年創業の英国の家族経営パフューマー。ロンドンのジャーミン・ストリートを拠点に、長い香水づくりの歴史を持ちます。伝統を守るとは、昔のまま止まることなのでしょうか。長く続く作品と現在の創作を並べて考えたいブランドです。

2026年の注目:新作2種やディスカバリーコレクションを先行発売し、スペシャル品も用意。老舗の定番を振り返りつつ、次の作品を探す楽しみがあります。

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Farina 1709
ファリーナ

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

1709年、ケルンで生まれたオーデコロンの歴史を継ぐファリーナ。新しい香水が集まるサロパで、近代香水の出発点へ立ち返れる存在です。現代では濃度の名前としても使う「オーデコロン」が、もともと何を指していたのか。その背景から知りたくなります。

2026年の注目:新コレクション「セリー エキストレドコロン」を先行発売。10月10日には9代目ルイーズ・ファリーナ氏が6種の新作を紹介し、古典のレシピが現在へつながる過程を聞けます。 企画の詳細へ

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CASWELL-MASSEY
キャスウェル・マッセイ

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

1752年創業、アメリカの薬局文化を背景に持つ老舗。香水だけでなく石鹸やグルーミングにも、その歴史が続いています。フランス中心の香水史から少し視点を移し、アメリカの日常とともに育った香りに出会えるブランドです。

2026年の注目:「シーボードマッチャ オードパルファン」など、新作2種が先行発売。長い歴史の続きを、今年の新作からたどれます。

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Officine Universelle Buly
ビュリー

本館6階 催物場本館初出店イベントあり

物語の予告編

古い薬局を思わせる空間、流麗なカリグラフィー、アルコールを使わない水性香水。ビュリーの魅力は、懐古的な見た目だけではありません。19世紀の名を現代に再興した二人は、美容のお店をどう「驚きの体験」に変えたのか。その発想と香りの世界に迫ります。

2026年の注目:本館6階に初出店し、パリからカリグラフィーアーティストが来場。水性香水3種のコフレや新しいパフュームオイルも展開されます。 企画の詳細へ

HENRY JACQUES
アンリ・ジャック

本館1階 ザ・ステージスペシャル品先行品イベントあり

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

ひとりのために香りをつくるビスポークの仕事から育った、フランスの香水メゾン。創設者アンリ・クレモナの探求を、娘アン・リーゼはどのように受け継いだのでしょうか。香りを選ぶための時間、クリスタルのボトル、持ち歩ける練り香水まで、職人技と家族の物語をたどります。

2026年の注目:本館1階では高知県産ユズを用いた「サ マジェステ ユズ」を展開。10月7日は新宿ピカデリーで上映会もあり、売場と映画館を横断してメゾンに触れられます。 企画の詳細へ

SHOYEIDO
松栄堂

本館7階 呉服イベントあり

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

京都で300年以上にわたり香りづくりを続ける松栄堂。線香や練香、匂い袋など、香りを暮らしへ迎える形にも長い歴史があります。西洋の香水メゾンを巡る旅の途中で、日本の香りの文化にも立ち返る。受け継がれた調合と、いまの暮らしで香を楽しむ方法をつなぐ一幕です。

2026年の注目:10月11日は本館6階で調合師・藤本悌志氏のトークを開催。商品を展開する本館7階のフェアと、講演会場が異なる点に注意してください。 企画の詳細へ

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NIPPON KODO
日本香堂

本館7階 呉服

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

線香やお香を通じ、日本の香りの文化を暮らしへ届けてきた日本香堂。香木の表情を楽しむ香りから、花を思わせる香水香まで、その世界は幅広く広がっています。肌にまとう香りを選んだあとは、部屋や時間を彩る香りへ。受け継がれた薫香の技を、もうひとつのクラシックとして味わう入口です。

2026年の注目:本館7階では10月7日~13日にサロン ド パルファン連動の商品を展開。日本香堂フェア自体は9月16日から始まり、6階のnowas企画と合わせて回れます。

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SCREEN 02

旅に出るロードムービー

 旅先で出会った風景、海を渡った香料、土地に根づく文化。香りの舞台をたどると、まだ見たことのない場所まで思い浮かびます。エラ ケイとメモ パリの旅、ヴェネツィアの交易、台湾の茶文化、プラハのものづくりを、それぞれの視点から巡ってみましょう。

  • エラ ケイ
  • メモ パリ
  • ザ マーチャント オヴ ヴェニス
  • ピーセブン 茶香水
  • ピグメンタリウム

ELLA K
エラ ケイ

本館6階 催物場スペシャル品先行品

物語の予告編

カメラとノートを携えて旅する調香師、ソニア・コンスタン。エラ ケイは、彼女が各地で出会った風景や感情を香りへと移したブランドです。嵯峨野の竹林から異国の砂漠まで、旅先と香水を結ぶ記憶、そして架空のヒロイン「ELLA K」の正体をご案内します。

2026年の注目:オマーンへの旅から生まれた「ミルラ K」が先行発売。オンラインのトラベルサイズやディスカバリーキットも加わり、一つの旅を大きなボトルと小さなボトルから選べます。

MEMO PARIS
メモ パリ

本館6階 催物場本館初出店先行品

物語の予告編

旅先の記憶をひとつずつ香水に変える、2007年創業のパリのメゾン。土地の名前だけでなく、その場所で感じる空気や感情を「旅の記録」として描きます。行ったことのある場所を思い出すのも、まだ知らない土地を想像するのも、このブランドの楽しみ方です。

2026年の注目:リニューアル後のラインアップで登場し、「イータック」を先行発売(全国発売は2027年以降の予定)。従来から日本で展開してきたブランドであり、ブランドそのものの初上陸とは区別しています。

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THE MERCHANT OF VENICE
ザ マーチャント オヴ ヴェニス

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

ヴェネツィアの香水文化と、東方へ広がった海上交易を出発点にするブランド。アジア、アフリカ、ヨーロッパを結んだ交易路を、香料の物語としてたどります。一本の香水から、港町の向こうにある土地や文化まで想像を広げてみてください。

2026年の注目:古代エジプトのキフィを題材にした「エターナル サンライズ」が先行発売。ヴェネツィアからさらに時代をさかのぼる、香りの旅の候補です。

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P.Seven茶香水
ピーセブン 茶香水

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

台湾茶のおいしさを再現するだけではなく、香りの層が移ろう時間まで伝えたい。茶道師の経験を持つ創設者から生まれたピーセブンは、お茶を通して台湾の文化や記憶を香水に織り込みます。自分と静かに対話する「茶の時間」が、香りになるまでの物語をご案内します。

2026年の注目:日本茶と台湾茶を結ぶ3種に「四季春茶」を加え、計4種を先行発売。10月8日には福寿園CHA研究センターとのトークもあり、香水をお茶の文化から読み解けます。 企画の詳細へ

PIGMENTARIUM
ピグメンタリウム

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

2018年にTomáš Ricが創設したチェコの独立系メゾン。プラハの文化や現代的な感性と、地域の職人によるものづくりを結びつけています。よく知られた香水の産地とは異なる場所から、どんな美意識が届くのか。土地と作品を一緒に見てみたい存在です。

2026年の注目:新作「アエレオ」を先行発売。チェコのアーティスト、ミカエラ・フェンクル氏との協業パッケージにも注目できます。

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SCREEN 03

作り手を追うドキュメンタリー

 一本の香水が生まれるまでには、作り手の選択や転機があります。素材に向き合うための工房、朱肉から香水への挑戦、愛好家がつないだ作品の未来。ここでは調香師や創設者にカメラを向けるつもりで、香りをつくる仕事と、その人の人生を読んでいきます。

  • アトリエマテリ
  • パフューマー・エイチ
  • パルファン サトリ
  • インダルト パリ
  • コウシ
  • ラルチザン パフューマー
  • エディット
  • テオブロマ パルファン
  • キリアン パリ
  • オルメ
  • イチ

ATELIER MATERI
アトリエマテリ

メンズ館1階先行品

物語の予告編

速さを求められる香水開発の現場から離れ、素材と職人の手に向き合う「工房」へ。アトリエ マテリは、ひとつの原料から意外な表情を引き出します。嵐のあとの海を思わせる青い瓶にも、手で磨くキャップにも、創設者が大切にする時間と故郷の記憶が宿っています。

PERFUMER H
パフューマー・エイチ

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

英国の調香師リン・ハリス自身の視点を映したフレグランスハウス。自然の風景を香りとして捉え、毎日の暮らしに新しい輪郭を与えることを目指します。何を足して華やかにするかだけでなく、身近な自然をどう見つめるかにも注目したいブランドです。

2026年の注目:ホリデーコレクションを世界に先駆けて紹介。「インクリライト」と9月末発売の「クレイ」を通して、今年の新しい作品を追えます。

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PARFUM SATORI
パルファン サトリ

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

茶道や華道で培った「全体の中の調和」は、香水ではどう表れるのでしょう。大沢さとりが目指すのは、ただ控えめで無難な香りではありません。植物に親しんだ幼少期、日本の気候、身にまとう人と周囲の関係。そのすべてがつながるパルファン サトリの創作をたどります。

2026年の注目:第二世代の「茶壷香水」と、布袋付きの15mLトラベルサイズが登場。10月10日・11日にはブランドブースでのコンサルテーションも予定されています。 企画の詳細へ

INDULT PARIS
インダルト パリ

本館6階 催物場イベントあり

物語の予告編

フランシス・クルジャンが手がけた香りを、一人の愛好家が未来へつないだインダルト パリ。バニラの「ティオタ」やローズとライチの「マナカラ」は、華やかな広告とは違う力で人を惹きつけます。少数の作品を大切に育ててきたブランドの物語を追います。

2026年の注目:10月7日はエスコヤマとのトークショー。キム・チャールズ氏と小山進氏が、香りと味をつくる二つの仕事を語ります(抽選制)。 企画の詳細へ

KOHSHI
コウシ

本館6階 催物場スペシャル品

物語の予告編

調香師・松野秀至が手がける日本発のメゾンフレグランス。コウシ、ラ・エリタージュ、キレーサという異なるシリーズを展開しています。同じ調香師の中にある複数の表現を、シリーズごとの発想の違いから見比べてみたいブランドです。

2026年の注目:スペシャル品は「キレーサ about to pop」。ポップコーンを題材にした香水という切り口が、今年の映画テーマにぴったり重なります。

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L’ARTISAN PARFUMEUR
ラルチザン パフューマー

本館6階 催物場スペシャル品

物語の予告編

友人から頼まれた、バナナの香りづくり。ラルチザンの創設者ジャン・ラポルトが香水へ進んだきっかけは、そんな意外な依頼でした。自然に着想を得た自由な創作は、どのようにニッチ香水の先駆けとなったのか。シスレーとの接点や名香誕生の舞台裏までたどります。

2026年の注目:「ファーブル ドリオン」などのフレグランスやコフレをスペシャル品として展開。全ラインアップの紹介を通じ、気になっていた作品同士を比較する機会です。

ÉDIT(h)
エディット

本館6階 催物場イベントあり

物語の予告編

朱肉メーカーが、なぜ香水を? エディットの出発点には、老舗「日光印」が受け継いできた香料がありました。伝統を編集し直し、日本の香りをフランスの調香師がリミックスする。その一見意外な挑戦が、実は一本の筋でつながっている理由を解説します。

2026年の注目:香水とカクテルを組み合わせる期間限定バーが登場。「メタリック キス」などの15mLサイズも展開され、香りを味覚から読み直す入口になります。 企画の詳細へ

THÉOBROMA PARFUMS
テオブロマ パルファン

メンズ館1階スペシャル品先行品

物語の予告編

ショコラティエ土屋公二と、香りを手がける中田真由美の協働から生まれたフレグランス。チョコレートの世界を、食べる喜びから身にまとう香りへと広げます。「甘い香水」という一言の先に、作り手がどんな表情を見ているのかを聞いてみたくなります。

2026年の注目:映画館のお菓子を題材にした5種セット「カンパニョン ドゥ シネマ」がオンラインに登場。10月7日発売で、メンズ館への出店とは販売場所を分けて確認したい商品です。

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KILIAN PARIS
キリアン パリ

本館6階 催物場スペシャル品

物語の予告編

コニャックの樽、チュベローズ、祖父の香水と葉巻。キリアン・ヘネシーの記憶には、後の作品につながる香りが刻まれていました。名家の姓ではなく自分の仕事で成功したいと願った創設者は、どう香水の道を選んだのか。ブランドの背景を人物史から読み解きます。

2026年の注目:レイヤリング用の「ムスク バタフライ」がスペシャル品として登場。単独の一本を選ぶだけでなく、手持ちの香りとの組み合わせを考える機会です。

ORMAIE
オルメ

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

優れた原料とフランスの香水づくりに向き合うオートパフューマリー。香りを感情や詩情と結びつけながら、濃度や表現の違いを通じて世界を深めていきます。原料の名前を知るだけでは見えてこない、作品としての佇まいにも目を向けたいメゾンです。

2026年の注目:「ローズ・モザイク エクストレドパルファン」など、新作3種を先行発売。既存の作品との違いにも注目したいところです。

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ichi
イチ

本館地下2階 イセタン ビューティー アポセカリースペシャル品

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

美容室の顧客との対話から製品づくりを広げてきたichi。インセンス・フレグランス「I.M.M.I.S.L.」は、伽羅や水辺、風を思わせる情景を、肌にそっとなじむ香りとして表現します。サロンで育った感覚と技術が、どのように自分のための香りへつながったのかを追う入口です。

2026年の注目:「I.M.M.I.S.L.」のフレグランスに加え、ブランドの世界観から生まれた練り切りも会場に登場。嗅覚と味覚を通して、同じつくり手の美意識を感じられます。

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SCREEN 04

美意識をまとうファッションフィルム

 服のシルエット、革の手触り、宝石の輝き。目や手で感じる美意識を、見えない香りにすると何が生まれるのでしょうか。名前を知っているメゾンでも、香水の世界はまだ知らないかもしれません。素材や工芸への眼差しから、それぞれの香りを見比べてみてください。

  • ロエベ パルファム
  • バレンシアガ ビューティ
  • ボッテガ・ヴェネタ ビューティ
  • ヴァン クリーフ&アーペル
  • トム フォード ビューティ
  • メゾン・イルフェ

LOEWE PERFUMES
ロエベ パルファム

本館6階 催物場本館初出店先行品

物語の予告編

マドリードの革工房を起点とするロエベ。その香水の世界に広がるのは、色彩豊かな植物と、風景や人に結びついた記憶です。革のクラフツマンシップは、香りを生む仕事にどうつながるのか。ブランドの歴史と調香師の視点を重ね、コレクションの背景をご案内します。

2026年の注目:初出店で「クラフテッド コレクション」の10mL×5種セットを先行発売。新しいコレクションを、複数の香りから選ぶ入口になります。

BALENCIAGA BEAUTY
バレンシアガ ビューティ

本館6階 催物場本館初出店

物語の予告編

服を建築や彫刻のように考えたクリストバル・バレンシアガ。その美学は、香水にどのように受け継がれるのでしょう。創設者の故郷やクチュールの記憶、歴史的な香水「ル・ディス」を手がかりに、ファッションメゾンの歩みと香りの再出発を結びつけて紹介します。

2026年の注目:新しいエキストレコレクション3種と、各コレクションのディスカバリーボックスを展開。香りの違いを試してから一本を決めたい方にも入口があります。

BOTTEGA VENETA BEAUTY
ボッテガ・ヴェネタ ビューティ

本館6階 催物場本館初出店スペシャル品イベントあり

物語の予告編

革を編み込むイントレチャートのように、異なる香りを編み合わせる。ボッテガ・ヴェネタの香水には、工房から育った素材と手仕事への眼差しが息づいています。ロゴに頼らない贅沢は、見えない香りでどう表現されるのか。革製品の歴史から香水の思想まで読み解きます。

2026年の注目:新しい「ALTA」コレクションとディスカバリーセットを展開。10月10日のセミナーで背景を聞いてから、気になる香りを試す回り方もできます。 企画の詳細へ

Van Cleef & Arpels
ヴァン クリーフ&アーペル

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

宝飾の世界で培った自然への眼差しを、香水にも注ぐメゾン。「コレクション エクストラオーディネール」では、香料を宝石のように扱い、その魅力を引き出します。花や木の香りを、ジュエラーはどのように磨き上げるのでしょうか。

2026年の注目:「レ・クラシック コレクション」は先行品2種を含む4種を展開。10月9日・11日には荒川操氏によるコンサルテーションがあり、ジュエリーのように自分に合う香りを探せます。 企画の詳細へ

TOM FORD BEAUTY
トム フォード ビューティ

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

「ブラック オーキッド」の濃密な花の世界から、ウードやチェリーなどを主題にした「プライベート ブレンド」まで。素材や情景をくっきり打ち出す作品群を、シリーズの違いから眺めたいブランドです。一つの名前から、どこまで世界を広げるのかに注目してみましょう。

2026年の注目:「タバコ・バニラ パルファム」を含む新作4種を先行発売。パーソナルコンサルテーションは9月19日から店頭・電話で予約を受け付けます。 企画の詳細へ

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Maison IRFĒ
メゾン・イルフェ

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

1924年のパリに始まるファッションメゾンで、香水づくりも1926年まで遡ります。古い名前を冠するだけでなく、その物語が現代のフレグランスへどう受け継がれているのか。服をつくるメゾンと香りの関係を、もう一つの歴史から眺められる存在です。

2026年の注目:10mLのディスカバリーサイズ4種を先行発売。大きなボトルに進む前に、気になる香りを暮らしの中で試しやすくなります。

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SCREEN 05

想像の扉を開くアート映画

 音楽を肌で聴く。絵画を香りへ移す。歴史や儀式から、別の物語を立ち上げる。香水を表現の一つとして見ると、好きな匂いかどうかだけでは語れない面白さが現れます。作品名や着想の背景を手がかりに、作り手の想像の中へ入ってみるコーナーです。

  • セルジュ ルタンス
  • ラニュイ パルファン
  • リキッド イマジネール
  • トバ パルファン
  • ナインティーンシックスティナイン
  • ファム パルファン
  • ヴァポマンダム
  • ス ル マントー
  • ハテンコウ
  • ナワズ
  • ブーディカ ザ ヴィクトリアス
  • キュリオノワール

SERGE LUTENS
セルジュ ルタンス

本館6階 催物場スペシャル品

物語の予告編

写真、メイクアップ、そして香水。セルジュ・ルタンスの表現は、ひとつの分野には収まりません。香りを単なる装飾ではなく、自分自身と向き合うものとして考えるその美学はどこから来たのか。創設者の歩みと作品の背景から、難解にも思える世界への入口を探ります。

2026年の注目:「アラニュイ」など、パレロワイヤル コレクションの3作品を日本で初展開。パリ本店をイメージしたブースとともに、作品と空間の両方を楽しめます。

La Nuit parfum
ラニュイ パルファン

本館6階 催物場スペシャル品先行品イベントあり

物語の予告編

ラヴェルの「夜のガスパール」を、耳ではなく肌で聴く。ラニュイはクラシック音楽を香りにするだけでなく、音楽の魅力を別の文化へ広げようとするプロジェクトです。絵画から詩へ、詩から音楽へ、そして香水へ。いくつもの芸術を渡る創作の連鎖を追いかけます。

2026年の注目:5周年の5種入りキットと、先行品4種を含む新作5種を紹介。10月10日はヨシカ・クレー氏、11日はファビオ・ルイージ氏の登壇があり、音楽と香水をつくり手の言葉から結べます。 企画の詳細へ

LIQUIDES IMAGINAIRES
リキッド イマジネール

メンズ館1階先行品

物語の予告編

もし聖水に香りがあるとしたら? リキッド イマジネールは、香水の起源や儀式に目を向けたアートの試みから始まりました。デザインや食の世界を横断してきたフィリップ・ディ・メオが、香りに求めるものとは。想像上の液体を生む発想と、三部作で広がる世界を読み解きます。

TOBBA PARFUMS
トバ パルファン

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

画家から調香師へと表現の場を広げたJasper LiとAdrian Yuが香港で設立。絵画の色や構図を組み立てるように、視覚芸術を香りへ翻訳します。目に見える作品と、目に見えない香水。二つを行き来する発想を知ってから試したいブランドです。

2026年の注目:「アシュラ」など新作2種を先行発売。絵画を見るように、これまでの作品と新しい作品を並べて試したいところです。

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19-69
ナインティーンシックスティナイン

メンズ館1階先行品

物語の予告編

音楽、アート、時代や土地のカルチャーを香りに落とし込むブランド。作品名やボトルまで含めて、一つの文化的な場面を表現し、香りは性別を問わず提案しています。香料の一覧だけでなく、作品の背後にある時代や表現者を知ると見え方が変わりそうです。

FUMparFUM
ファム パルファン

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

俳優やアーティストとしても活動するAistis Mickevičiusが、2011年にリトアニアのヴィリニュスで立ち上げた香水ブランド。多彩な表現活動の延長に、香りという創作の場があります。香水を演じる役や一つの作品として眺めると、面白い入口が見つかりそうです。

2026年の注目:「トーキョー ソングス」など新作2種を先行発売。リトアニアのつくり手が東京をどのように作品へ変えたのか、確かめたい一場面です。

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VAPORMUNDUM
ヴァポマンダム

本館6階 催物場日本初上陸本館初出店先行品イベントあり

物語の予告編

独学の調香師ヨシュカ・クレーが手がけるドイツの独立系メゾン。記憶や風景だけでなく、音楽、感情、架空の世界までも香りへ翻訳します。作品のモチーフを聞いてから試すと、単に好みの匂いかどうかとは違う入口が見つかりそうです。

2026年の注目:日本初上陸に合わせ、「オーラ」などの香水とカスタマイズ用アコードを組み合わせたセットが登場。10月10日には調香師ヨシカ・クレー氏のプレゼンテーションも予定されています。 企画の詳細へ

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sous le manteau
ス ル マントー

本館6階 催物場

物語の予告編

蚤の市で見つけた19世紀の薬剤師の書物。そこに残る「媚薬」のレシピが、ス ル マントーの香水づくりの出発点でした。昔の処方を現代の香りとして読み替えると何が生まれるのか。秘密を意味するブランド名から、創設者の歩み、調香の発想までひもときます。

2026年の注目:会期中に創業者オリビア氏の来場が予告されています。香りの背景をつくり手の言葉でたどりたい方は、在店日時を店頭で確認しておくとよさそうです。

破天荒
ハテンコウ

本館6階 催物場本館初出店先行品イベントあり

物語の予告編

浮世絵を着想源に、日本の伝統工芸と香りを組み合わせるブランド。木曽檜と加賀友禅を合わせたキャップなど、香水と職人の技を一体で見せています。描かれた絵、手に触れる素材、立ちのぼる香り。それぞれの関係をたどる楽しみがあります。

2026年の注目:初出店ではアーカイブやスペシャルシリーズに加え、「浅草」を先行発売。10月7日・10日の生け花ワークショップでは、香りを花で表す体験もできます。 企画の詳細へ

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nowas
ナワズ

本館6階 催物場本館初出店イベントあり

物語の予告編

日本香堂グループの香文化を現代へつなぐ新ブランド。NOWとWASをWAで結び、日本の異なる時代の精神を「香りのお守り」として表現します。昔と今を、懐かしさだけで終わらせずに結び直す。そんな名前の仕掛けから入ってみたい存在です。

2026年の注目:初出店に合わせ、日本香堂の調香師による10月7日のトークと、10月9日・12日の香袋ワークショップを開催。香水とお香の距離を体験から縮められます。 企画の詳細へ

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BOADICEA THE VICTORIOUS
ブーディカ ザ ヴィクトリアス

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

古代英国の戦士女王の名と、創設者マイケル・ボアディの学生時代の呼び名。ブーディカには二つの物語が重なっています。ヘアスタイリングの世界から香水へ進んだ人物が、英国の歴史に何を重ねたのか。力強さと個性を掲げるブランドの背景をたどります。

2026年の注目:リブランディングに加え、「エターナルサファイアコレクション」が日本に初登場。新しいディスカバリーセットも展開され、コレクション単位で比較できます。

CURIONOIR
キュリオノワール

本館地下2階 イセタン ビューティー アポセカリー先行品

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

香りとオブジェを通じて、記憶と物語を結び直すニュージーランドのメゾン。ティファニー・ウテヒラの創作には、身近な人々の手仕事や植物にまつわる記憶が息づいています。香水、手吹きガラスのキャンドル、彫刻のような器を、一続きの作品世界として眺めたいブランドです。

2026年の注目:「オルフェウス インカーネイト」を10月7日から先行発売。4mLと50mLが用意され、ニュージーランドのアーティストとの香水瓶も展開されます。

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SCREEN 06

日常を切り取るショートフィルム

 身近な記憶、誰かへの小さな贈り物、一日の気分の変化。大きな冒険がなくても、日常には香りにしたくなる場面があります。森の空気や生活空間、人生の「脚注」まで、普段なら見過ごしてしまう一場面にピントを合わせてみましょう。

  • オサジ
  • サノマ
  • バウム
  • ジョー マローン ロンドン
  • シン ピュルテ
  • ツー ラング ヨー
  • バイラオ
  • シャンブル サンカン ドゥ
  • ノート ドゥ バ ドゥ パージュ
  • ペサドゥ
  • ミラー ハリス
  • アスレティア
  • イセタン ビューティー コスメティックス
  • サベ マソン
  • セント オブ ヨーク
  • ソアー
  • ロア

OSAJI
オサジ

本館6階 催物場先行品

物語の予告編

「香りと記憶」を軸に、日常の情景や感情を香水へ落とし込むオサジ。オードトワレの世界は、記憶のアンソロジーとして広がっています。特別な旅先だけでなく、身近な暮らしのどんな一場面が香りになるのか、名前と着想を一緒にたどりたいブランドです。

2026年の注目:オードパルファム3種を刷新し、先行発売。「CALM MOSS」をはじめ、日常に置きたい香りを改めて試す機会です。

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çanoma
サノマ

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

日本人の感覚とフランスの調香技術を組み合わせたサノマ。生活の中の記憶や親しみを、新しい香りへとつなげていきます。「日本らしい香り」とひとくくりにせず、自分にはどんな風景や気配が浮かぶのかを考えるところから楽しめそうです。

2026年の注目:新作「20-30 篝火」「23-16 花散里」を先行発売。10月8日のお披露目会では渡辺裕太氏と調香師ジャン=ミッシェル・デュリエ氏の話を聞けます。 企画の詳細へ

BAUM
バウム

本館6階 催物場本館初出店先行品

物語の予告編

ウッディノートを中心に、樹木や草花、季節、天候がつくる森の空気を描くバウム。ひと口に「森の香り」といっても、その情景は一つではありません。明るさや湿度、奥行きの違いを思い浮かべながら、自分が身を置きたい森を探してみてください。

2026年の注目:初出店で「ノーザン フォレスト」を先行発売。過去の人気商品も再登場し、新作ともう一度会いたかった香りの両方が候補になります。

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JO MALONE LONDON
ジョー マローン ロンドン

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

すべては、顧客へのお礼に作ったバスオイルから。ジョー・マローンの台所で生まれた香りは、口コミを通じてロンドンへ広がっていきました。見慣れたクリーム色のボックスの向こうには、創設者の挑戦と転機があります。ブランドの成長を、その人生とともに紹介します。

2026年の注目:「バニラ スコッチ コロン」など、英国のお酒を題材にした4種を含むホリデーコレクションが先行登場。10月7日・9日にはコンサルテーションもあります。 企画の詳細へ

SINN PURETÉ
シン ピュルテ

本館6階 催物場スペシャル品先行品

物語の予告編

香りを、その日の気分や日常の切り替えに取り入れる「マインドフル フレグランス」を提案。空間や身近なケアまで、香りの楽しみを広げています。外出のために装うだけでなく、自分の時間をどう過ごしたいかという視点から選んでみるのも面白いでしょう。

2026年の注目:新フレグランス2種と、三越伊勢丹グループ限定のマルチオイルを先行発売。香水だけでなく、髪や体のケアからも香りを選べるラインアップです。

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TSU LANGE YOR
ツー ラング ヨー

メンズ館1階日本初上陸メンズ館初出店先行品

物語の予告編

トロイ・シヴァンの発想から生まれた、香りと生活空間のブランド。身にまとうフレグランスと空間のためのオブジェを通じて、自分自身と居場所を表現します。香水だけを切り離さず、どんな部屋で、どんな気分で暮らしたいかという視点から見たいブランドです。

2026年の注目:日本初上陸の舞台は、本館6階ではなくメンズ館1階プロモーション。会期は10月7日~13日で、先行品も案内されています。

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Vyrao
バイラオ

メンズ館1階

物語の予告編

ファッション分野で活動してきたYasmin Sewellが創設。香りを感情やウェルビーイングと結びつける視点から、色彩も含めた世界観を展開しています。効能を求めるというより、その日の自分にどんな気分や色を添えたいかという入口で楽しみたいブランドです。

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CHAMBRE52
シャンブル サンカン ドゥ

本館6階 催物場本館初出店先行品

物語の予告編

ニコラ・デウィットが、自身の特別な瞬間や感情を香りへ移したメゾン。調香師、職人、デザイナーとの協働によって、個人的な記憶を共有できる作品に仕立てます。誰かの思い出が、身にまとう人自身の物語へ変わる。その境目を楽しみたいブランドです。

2026年の注目:「タバコ メモリーズ」のエクストレとヘアパフューム2種を先行発売。同じブランドの香りを、濃度やまとう場所の違いから見比べられます。

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NOTES DE BAS DE PAJE
ノート ドゥ バ ドゥ パージュ

本館6階 催物場本館初出店スペシャル品

物語の予告編

ともに法律の道を目指していた二人が、選び直したのは香水でした。ノート ドゥ バ ドゥ パージュが香りに見いだす役割は、人生の「脚注」。言葉にしなくても、その人の輪郭をそっと伝える存在です。異業種からの挑戦と、ブランド名に込めた二人の思いを紹介します。

2026年の注目:4種を収めたディスカバリーセットがスペシャル品として登場。一つの「脚注」に決める前に、四つの香りを自分の生活で読み比べられます。

pesade
ペサドゥ

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

馬術の動作に由来する名に、力とバランスの調和を重ねたペサドゥ。テーマごとの「チャプター」に3つの香りを配置し、それぞれの関係性まで含めて世界を組み立てます。一本ずつ選ぶだけでなく、同じ章に並ぶ香りを読み比べるように楽しめます。

2026年の注目:新作1種の先行発売に加え、10月8日は創業者モク・ヨンギョ氏と藤井美菜氏のトーク。香水の背後にあるブランドの考え方を聞ける機会です。 企画の詳細へ

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Miller Harris
ミラー ハリス

本館6階 催物場スペシャル品先行品イベントあり

物語の予告編

2000年にロンドンで誕生。自然を出発点に、詩、記憶、感情と香水の境界を行き来するブランドです。調香師の創造性を尊重するものづくりの中で、身近な素材や風景がどう作品に変わるのか。着想と香りを結ぶ言葉にも耳を傾けたいところです。

2026年の注目:「スケルツォ」のエクストレと「ティートニック」のキットが登場。紀伊國屋書店新宿本店の連動ブックフェアにも関わり、香りと本を行き来する楽しみが広がります。 企画の詳細へ

athletia
アスレティア

本館地下2階 イセタン ビューティー アポセカリー オンライン先行品

店頭会期:10月7日~13日/オンライン会期:10月7日~12月31日

物語の予告編

運動と休息、その両方を大切にするスキンケア&ライフスタイルブランド。朝の身支度、外出の合間、夜のひと息。香りを一日の小さな場面に重ねてみると、特別な日の装いとは違う楽しみ方が見えてきます。日々のリズムと香りの関係に目を向けたい入口です。

2026年の注目:オードパルファンのホリデーキットを10月7日から先行発売。10mLサイズも登場し、小さなボトルから日常へ取り入れる選び方ができます。

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イセタン ビューティー コスメティックス
ショップ・売場案内

本館1階スペシャル品先行品

香りに出会う立ち寄り先

ブランドを横断して香りに出会う、本館1階の売場です。催物場で気になった香りを手がかりに、いつもの装いや暮らしにどう取り入れるかを考える立ち寄り先。公式の参加リストに含まれる売場案内として掲載しています。取扱い製品や個別の企画は、当日の売場でご確認ください。

2026年の注目:本館1・2階では各ブランドの購入特典も展開。三越伊勢丹アプリの対象クーポンは10月4日配信予定なので、本館6階の特典とは分けて確認してください。

SABÉ MASSON
サベ マソン

本館地下2階 イセタン ビューティー アポセカリー先行品

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

香りを肌へすべらせる、その小さな所作まで楽しむフランスのメゾン。アルコールを使わないソフトパフュームを、スティック状の固形と液体で展開しています。出かける前や気分を切り替えたい時に、自分の肌と香りの距離を確かめるような、親密な日常の一場面へ。

2026年の注目:「ソフト パルファム リキッド The 7th」を10月7日から先行発売。全国発売は10月14日の予定です。

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SCENT OF YORK.
セント オブ ヨーク

本館地下2階 イセタン ビューティー アポセカリー先行品

会期:10月7日(水)~10月13日(火)

物語の予告編

山藤陽子が、音楽や本、風の匂い、食事など、日々の心地よい感覚をもとに生み出すボタニカルパフューム。香りの源には植物から抽出した精油を用い、少量ずつつくられます。日常の何気ない瞬間を、香りでそっと切り取る。その小さな物語を自分の記憶に重ねてみたいブランドです。

2026年の注目:「VELOUR」を10月7日から先行発売。1930~60年代のデッドストックの器を用いたキャンドルも展開され、香りと器を一緒に選ぶ楽しみがあります。

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SOOR
ソアー

イセタン ミラー

会期:10月7日(水)~11月3日(火・祝)

物語の予告編

香り、木、くつろぎという発想を重ね、日本生産にこだわって生まれたライフスタイルブランド。木の香りを軸に、フレグランスやヘアバームなどを展開しています。身支度から家で過ごす時間まで、毎日の動作に香りを添える。肩の力を抜いて、自分の暮らしに合う一場面を探す入口です。

2026年の注目:イセタン ミラー8店舗で10月7日~11月3日に展開。ヒノキ・ユズのフレグランスなど、部屋や体に取り入れる香りを試せます。

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LOA
ロア

イセタン ミラー 8店舗

会期:10月7日(水)~11月3日(火・祝) ※ルミネ北千住店は9月14日(月)から

物語の予告編

香水を吹きかけるときだけが、香りをまとう瞬間ではありません。ロアが提案するのは、髪を整えるオイルやシャンプーから始まる香りの楽しみ。髪が動いたとき、近くですれ違ったとき。毎日の身支度に重なる、小さな場面を探したくなるブランドです。

2026年の注目:イセタン ミラー8店舗で「LOA THE OIL」、シャンプー、トリートメントを展開。10月7日~11月3日が会期ですが、ルミネ北千住店のみ9月14日から始まっています。

対象店舗:ルミネ大宮/セレオ八王子/ルミネ北千住/吉祥寺パルコ/テルミナ錦糸町2/アトレ大井町/新丸の内ビル/グランツリー武蔵小杉。

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SCREEN 07

常識を飛び越える実験映画

 意外な素材の組み合わせや、既存の分類に収まらない発想。調香師に任せる実験室もあれば、選ぶ人自身が創作に関わる方法もあります。「香水はこういうもの」という見方を少し緩め、何に驚き、何が心に残るのかを、自分の感覚で確かめるコーナーです。

  • ニュー ノーツ
  • ボーン トゥ スタンドアウト
  • ネアンデルタール
  • ラボラトリオ オルファティーボ
  • ジョラム ステュディオ
  • エラム
  • ワット ウィ ドゥ イズ シークレット
  • リベルタ パフューム
  • ノーズショップ
  • ゴダブリュウイチエイチ

New Notes
ニュー ノーツ

本館6階 催物場日本初上陸本館初出店先行品

物語の予告編

従来の香水の枠や性別の区分を越え、新しい香りの組み合わせを探るイタリアのブランド。コントラストのある香料同士を重ね、肌の上で完成する表現を追求します。対照的な素材がどう一つにまとまるのか、時間の変化まで確かめたくなります。

2026年の注目:日本初上陸では、ブランドのラインアップから8種を選んで展開。「キャラメロ バニラ」などを、全国発売予定の11月頃に先駆けて試せます。

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BORNTOSTANDOUT
ボーン トゥ スタンドアウト

メンズ館1階

物語の予告編

投資銀行で働く一方、香水を集め続けていたジュン・リム。彼が韓国で立ち上げたボーン トゥ スタンドアウトは、「普通」に合わせることへの反抗を掲げます。白いボトルに赤い文字、挑発的な名前。その見た目の奥にある個性への思いと、創設者の転機を紹介します。

Neandertal
ネアンデルタール

メンズ館1階メンズ館初出店スペシャル品先行品

物語の予告編

アーティストの山田健太郎が、人類の過去と別の可能性を香りで探るプロジェクト。ネアンデルタール人の歴史を着想源に、香水を現代アートとして考えさせます。心地よい香りを探すだけでは出会えない、問いそのものを持ち帰れそうなブランドです。

2026年の注目:メンズ館1階コスメティクスに初出店。公式一覧ではスペシャル品と先行品の両方が予告されています。

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Laboratorio Olfattivo
ラボラトリオ オルファティーボ

本館6階 催物場本館初出店先行品

物語の予告編

名前のとおり、香りの実験室として創造性を受け止めるブランド。調香師の自由な発想、研究、原料への探求を中心に作品を生み出します。ブランド名だけで好みを決めず、誰が何を試みた香りなのか、作品ごとに問いかけてみたくなります。

2026年の注目:「マッチャ マンゴー」が先行発売。ジャン=クロード・エレナによる新シリーズ「フィオリトゥーレ」全3種も並び、調香師ごとの表現を比べられます。

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JORUM STUDIO
ジョラム ステュディオ

メンズ館1階先行品

物語の予告編

スコットランドのエディンバラを拠点に、香りを自らの工房でつくる独立系メゾン。素材や構成への探求と、独特のユーモアや個性をあわせ持ちます。美しさを一つの型に収めず、思いがけない表情まで楽しみたい人にとって気になる存在でしょう。

2026年の注目:10月7日~13日はメンズ館1階コスメティクスに期間限定で登場。スコットランドの作品をまとめて試す機会になります。

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ERAM
エラム

メンズ館1階先行品

物語の予告編

香りを固定観念や既存の分類だけで選ばず、自分の感性を頼りに楽しむことを提案。嗅覚だけでなく、言葉や視覚などの多感覚から香りに近づきます。あらかじめ好みを決め込まず、何を連想したか、自分の反応から選ぶ体験に向いていそうです。

2026年の注目:10月7日~13日はメンズ館1階コスメティクスで期間限定展開。公式一覧では先行品の扱いも案内されています。

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WHAT WE DO IS SECRET
ワット ウィ ドゥ イズ シークレット

メンズ館1階スペシャル品先行品

物語の予告編

少量生産のエクストレと、「Monoscent」というアプローチを展開する現代的な香水メゾン。抑制された表現の中で、香りそのものへ意識を向けさせます。多くを語る名前や装飾とは異なる方法で、何が心に残るのかを確かめてみたい存在です。

2026年の注目:10月7日~13日はメンズ館1階プロモーションに期間限定で登場。公式一覧ではスペシャル品と先行品の両方を案内しています。

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LIBERTA PERFUME
リベルタ パフューム

本館6階 催物場先行品イベントあり

物語の予告編

調香師との対話から生まれるオーダーメイドと、日本の文化や素材を読み替えるプレタポルテ。「自由」を意味する名のとおり、香りを選ぶだけでなく、創作に関わる楽しみまで広げる日本のパフューマリーです。自分の感覚を言葉にするところから、香水との関係が変わりそうです。

2026年の注目:「Japan Material」シリーズ新作3種を先行発売。10月11日にはDAYLILYとのトークがあり、日本の素材を扱う仕事と台湾をめぐる協業の両方をたどれます。 企画の詳細へ

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NOSE SHOP
ノーズショップ

メンズ館1階先行品

物語の予告編

さまざまな作り手への入口となる、セレクト上映館として。

世界の独立系フレグランスを紹介するセレクトショップ。誰かの正解よりも自分の鼻を頼りに、カジュアルに香りと出会うことを提案しています。一つのブランドではなく、さまざまな作り手への入口となる出店枠として見ておくと分かりやすいでしょう。

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5W1H
ゴダブリュウイチエイチ

オンラインスペシャル品

オンライン会期:10月7日~12月31日

物語の予告編

フレグランスマジシャン・中田真由美が設立した、感性と自己表現を香りで探るメゾン。名前に込められた5つのWと、ユーモアを意味するH、さらに独自のチャートによる香り選びが特徴です。香調の好みだけに頼らず、今の自分から香りへ近づく体験を考えてみたい入口です。

2026年の注目:オンラインで「ミネラルコレクション鉱物採集 VOL.3」を10月7日発売。10mL×5種という構成で、鉱物を題材にした新しいシリーズをたどれます。

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五十音順ブランド索引

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サロン ド パルファンをもっと楽しむためのLCPの非公式冊子

 サロパは、見たいブランドも試したい香りも多く、会場に入ると「どれを試したか分からない」「気になった香りに戻れない」が起こりがちです。そこでLCPでは、会場で試した香りの記録とムエットを一緒に持ち帰れる、非公式の印刷用ツールを作りました。

LCP SCENT LOG

 「LCP SCENT LOG」は、A4横で印刷し、中央で折ればA5サイズで持ち歩ける香りの記録票です。会場で迷わないポイントと、香水を上手に試すTipsを1ページ目にまとめ、2ページ目以降にはムエットと一緒にOPP袋へ入れられる細長い記録票を収録しました。1ページ10枚、合計50香り分です。

  • 初心者版:香りの系統を選択式にし、「好き・気になる・違う」を簡単に残せます。
  • 愛好家版:香りの系統と「最初の印象」「あとの印象」を自由に書き込めます。

印刷設定:A4横・片面・拡大縮小なし(100%)。必要な記録票を点線で切り離し、ムエット1本と一緒にOPP袋へ入れて使います。

本冊子はLCPが独自に制作した非公式ツールです。三越伊勢丹および出店ブランドの制作・監修物ではありません。イベントの最新情報や予約は、記事内の受付日程・申込先および公式案内をご確認ください。