Perris Monte Carlo(ペリス モンテカルロ)── 伝統と革新の調香芸術

ブランド創業者

「私がペリス モンテカルロを思い描いたのは、旅をしている最中でした。振り返ると、それがどこだったのか正確には分かりません。中東でバラのエッセンスを探していたときかもしれない。あるいは、プロヴァンスのラベンダー畑を歩いていたときかもしれない。本当に大切なのは、その最初のアイデアの背後にある理由です。理由はシンプルでした──私は、今日もなお脈々と息づく調香の伝統世界を体験する特権を得ていたのだと気づいたのです。偉大な師匠たちから学ぶことができたのだと。そして、その素晴らしい伝統が失われてほしくなかった。職人の謙虚さと夢想家の無謀さをもって、ペリス モンテカルロは生まれました。」
── ジャン=ルカ・ペリス(創業者・クリエイティブディレクター)


基本情報

  • ブランド名:Perris Monte Carlo(ペリス モンテカルロ)
  • 設立年:2011年
  • 創設者:Gian Luca Perris(ジャン=ルカ・ペリス)
  • 本拠地:モナコ公国モンテカルロ
  • 公式サイトhttps://perrismontecarlo.com
  • 母体:Perris Group(ペリスグループ)── 1981年にミケーレ・ペリスがミラノで設立。現在は50カ国以上で事業を展開するグローバル企業

創設者・ブランドの成り立ち

ローマに生まれた香りへの情熱

ジャン=ルカ・ペリスはイタリア・ローマに生まれた。大学では経済学と商学を専攻したが、学問の道ではなく、やがて家業である香水の世界へと足を踏み入れることになる。

ペリス家は4人きょうだいで構成されている。長男のジャン=ルカ、次いでコンスエロ、エリザベッタ、そして末っ子のジャン=カルロである。父ミケーレ・ペリスは1981年、ミラノにフレグランス・ビューティ企業「ペリスグループ」を創業した。当初の事業はフランスの老舗メゾン「Houbigant(ウビガン)」の香水のディストリビューション(流通・販売代理)であった。

ウビガンは1775年にジャン=フランソワ・ウビガンによってパリで創設された由緒ある香水メゾンで、マリー・アントワネット、ナポレオン、ヴィクトリア女王、ロシア皇帝ニコライ2世らの御用達として知られる。ミケーレはもともとコンサルタントとしてウビガンに関わっていたが、1980年代にウビガン一族の最後の後継者が健康上の理由で事業の売却を始めると、ペリス一家はこの伝統あるメゾンを守るために動き出した。

グラースでの修業──香水の聖地との出会い

ミケーレがミラノに会社を設立した頃、当時20歳ほどだったジャン=ルカは、フランス南部の町グラースへ調香を学びに赴いた。グラースは「世界の香水の都」として知られ、何世紀にもわたりラベンダー、バラ、ジャスミン、チュベローズなどの香料植物が栽培されてきた土地である。ここでジャン=ルカは、天然香料の抽出技術や調香の基礎を身につけ、フランス調香の伝統を肌で吸収していった。

1989年頃から本格的に業界に身を置くようになったジャン=ルカは、やがてウビガンのエグゼクティブ・バイスプレジデント(副社長)として国際的な製品プレゼンテーションとフレグランス創作を統括する立場に就いた。

「私の父はずっと前からウビガンのコンサルタントでした。1990年代に会社が経営難に陥ったとき、私の家族がそれを買い取ったのです。」
── ジャン=ルカ・ペリス

2005年、ペリス家はついにウビガンの経営権を完全に取得した。ジャン=ルカは1882年に誕生した史上初のフゼア香水「Fougère Royale(フジェール ロワイヤル)」の復刻プロジェクトを指揮するなど、歴史あるメゾンの再興に尽力した。ヴェルサイユのオスモテーク(香水のアーカイブ機関)の協力を得て、調香師ロドリゴ・フローレス=ルーの手によりオリジナルの香りが現代に蘇ったのである。

「最近の危機を経て、人々は本物のクオリティ、真正性を求める声を上げています。ただ素材を組み合わせて素敵なラベルを貼り、高額で売るだけではなく。フジェール ロワイヤルの調合に込められたクオリティは、今日の時代にこそ真に意味を持つのです。」
── ジャン=ルカ・ペリス(Forbes紙、2010年)

ペリス モンテカルロの誕生──「職人の謙虚さと夢想家の無謀さ」

ウビガンの再建に携わるなかで、ジャン=ルカはひとつの確信に至る。多くの香水ブランドがマーケティングやブランディングに注力する一方で、「香りそのもの」に立ち返るメゾンが必要だという思いである。

「売上がそれほど重要なのではない。大切なのは、私たちがたどっている旅そのもの。その途上で何を学んだか、そしてこの美しい香水を生み出すことがどれほど楽しいか、ということです。」
── ジャン=ルカ・ペリス(サンフランシスコでのイベントにて)

2011年、ジャン=ルカはモナコ公国モンテカルロを拠点に自身のブランド「ペリス モンテカルロ」を立ち上げた。翌2012年には妹のコンスエロ、エリザベッタとともにモナコへ移り住み、本格的にブランドを始動させた。家族の役割分担も明確で、ジャン=ルカが調香師(ネーズ)を務め、コンスエロがマーケティング・PRディレクター、エリザベッタがクリエイティブディレクターとして活躍している。

公式サイトには、このブランドが「代々受け継がれた秘密を守る旧い工房と、革新に開かれた研究センターの中間地点として」創設されたと記されている。ジャン=ルカが半世紀にわたる家業の経験──ウビガンの伝統、グラースでの修業、中東やマダガスカルへの原料探索の旅──のすべてを注ぎ込んだ、いわば香水人生の集大成とも言えるプロジェクトであった。


ブランドのこだわり

香りづくりの哲学──「原料こそが主役」

ペリス モンテカルロの核心は、「最高級の天然原料そのものを主役にする」という一貫した姿勢にある。各作品では中心となる天然香料がひとつ選ばれ、その素材の美しさが最大限に引き出されるよう調香される。

ジャン=ルカは原料を求めて世界中を旅する。マダガスカルのノシ・ベ島では、メゾン・ロベルテが所有する世界最大級のイランイラン農園を訪れ、この香料供給元を「最高級原料のロールスロイス」と評した。サウジアラビアのターイフではバラの精油を発見し、あまりの素晴らしさにその年の生産量をすべて買い付けた。このターイフローズは重さではなく一輪ずつ数えて取引され、1グラムの精油を得るのに約1,000本のバラが必要という極めて貴重な原料である。

イタリア・カラブリア地方のベルガモットにも独自のアプローチを見せる。ベルガモットの精油は通常90%もの香水のピラミッドに使用されるが、その揮発性の高さゆえに「主役」になることはほとんどなかった。ジャン=ルカは1880年創業のカプア社と協力し、「スポンジ・ベルガモット」と呼ばれる伝統的な手作業による抽出法を採用した。果実を半分に切り、果肉を取り除いた後、天然海綿で果皮を圧搾してオイルを抽出するという手法で、年間生産量はわずか約20キログラムに限られる。

ボトルとパッケージ──ゴールドとムシャラビエ

ペリス モンテカルロのボトルで最も印象的なのは、随所にあしらわれたゴールドの意匠である。ゴールドコレクションでは全面が金色に輝き、ブラックコレクションでは黒地に金のロゴが映える。キャップからラベル、フォントに至るまで、ゴールドがブランドのラグジュアリーな性格を物語っている。

ブランドロゴは、ペリス(Perris)の頭文字「P」を4つ組み合わせたデザインで、4人きょうだいを象徴するという。これは父ミケーレの発案であり、デザインは妹エリザベッタが手がけた。

もうひとつの特徴的なモチーフが「ムシャラビエ(moucharabieh)」と呼ばれるアラビア風の格子模様である。これはジャン=ルカがアラビアを訪れた際に着想を得たもので、中東の住居で外から見えないように窓に設置される透かし彫りの格子をモチーフにしている。よく見ると、この幾何学模様はロゴの「P」を数学的に反復配置したもので、アラビアのゼリージュ(幾何学タイル)と同様の構造を持っている。


香水ラインナップ

ペリス モンテカルロは、テーマごとに明確に分かれた5つのコレクション構造を持っている。

ゴールドコレクション(Gold Collection)── 中東への敬意

2012年、ブランド誕生とともに最初に発表されたコレクション。中東への数々の旅からインスピレーションを受け、伝統的な調香文化を現代的な国際感覚で再解釈した4つの香りで構成される。ウード、ムスク、パチョリ、アンバーグリスという調香史上最も重要な香料を、それぞれ一作品の主役に据えている。

  • Musk Extrême(ムスク エクストリーム) ── ムスクのパウダリーで官能的な面を追求
  • Essence de Patchouli(エッセンス ドゥ パチョリ) ── パチョリとローズの絶妙なバランス
  • Ambre Gris(アンブル グリ) ── アンバーグリスの甘美さとスパイスの競演
  • Bois d’Oud(ボワ ドゥード) ── ウードの野性味をバニラとスパイスで包み込む

ブラックコレクション(Black Collection)── 世界を旅して見つけた至高の香料

ジャン=ルカが世界各地で出会った「最も重要な天然原料」に捧げるコレクション。ゴールドコレクションが中東という地域に焦点を当てたのに対し、ブラックコレクションは産地を問わず「素材そのもの」を深掘りする。調香師のルカ・マフェイやジャック・フロリとの協働によって生まれた作品が多い。

代表作にはターイフの薔薇を主役にしたRose de Taïf(ローズ ドゥ ターイフ)(2014年。2016年の Art and Olfaction Awards ファイナリスト)、マダガスカル産イランイランのYlang Ylang Nosy Be(イランイラン ノシ・ベ)(2015年)、天然ウードを核に据えたOud Imperial(ウード インペリアル)(2014年)、ジャワ島産ベチバーに着目したVetiver Java(ベチバー ジャワ)(2021年)など、10作品が名を連ねる。

イタリーコレクション(Italy Collection)── 南イタリアの柑橘礼讃

2018年に発表された、イタリア南西部の柑橘類をテーマにしたコレクション。ジャン=ルカとルカ・マフェイの共作であり、1880年から柑橘精油を手がけるカプア社の革新的な抽出技術が鍵を握る。カプア社はフロクマリン(光感作性分子)やフタル酸エステルの除去を可能にするコールドフラクション技術(-20℃までの低温分留)を開発しており、デリケートな香りの成分を熱で損なうことなく抽出できる。

  • Bergamotto di Calabria(ベルガモット ディ カラブリア) ── 前述のスポンジ・ベルガモットを使用した、主役としてのベルガモット
  • Mandarino di Sicilia(マンダリーノ ディ シチリア) ── シチリア産マンダリンの太陽
  • Cedro di Diamante(チェドロ ディ ディアマンテ) ── カラブリアのディアマンテ・シトロン
  • Arancia di Sicilia(アランチャ ディ シチリア)(2019年)── シチリアのオレンジ

レ・パルファン・ドゥ・グラース(Les Parfums de Grasse)── 巨匠エレナが紡ぐ故郷の記憶

2019年に発表された、グラースの調香遺産に捧げるコレクション。2018年にユネスコが「グラース地方の香水にまつわる知識と技術」を無形文化遺産に登録したことを受けて企画された。

「グラースには、このプロジェクトの主役を務められる候補が何人もいました。しかし、私にとってジャン=クロード・エレナは現代で最もアイコニックな調香師であり、誰よりも抜きん出ています。芸術的にグラースで生まれた人物であることに疑いの余地はありません。」
── ジャン=ルカ・ペリス

この言葉の通り、クリエーションを託されたのは、グラース生まれの巨匠ジャン=クロード・エレナである。エレナは16歳でエッセンシャルオイルメーカー「シリス」の見習いとなり、1968年にはジボダン調香学校の第一期生として学んだ経歴を持つ。エルメスの専属調香師を長年務めたことでも知られる。

「ジャスミンへの献身は、グラースで過ごした子ども時代に遡ります。幼い頃、夜明けに陶器のように白い花を摘んでは、その柔らかく青い軽やかな匂いに酔いしれたものです。」
── ジャン=クロード・エレナ

コレクションは4作品で構成される。

  • Jasmin de Pays(ジャスマン ドゥ ペイ) ── グラース産ジャスミンの純粋なソリフロール(単一花調香)
  • Rose de Mai(ローズ ドゥ メ) ── 5月のバラ(ローザ・センチフォリア)へのオマージュ
  • Mimosa Tanneron(ミモザ タンロン) ── タンロン地方のミモザの光と粉っぽさ
  • Lavande Romaine(ラヴァンド ロメーヌ) ── ローマン・ラベンダーの芳香

エクストレ ドゥ パルファム(Extraits de Parfum)── 究極の濃度

ブラックコレクションの代表作をより高い濃度で再構成したコレクション。アルコール含有量を抑え、香料の配合比率を引き上げることで、通常のオードパルファムでは隠れがちな繊細なニュアンスを引き出している。ウード インペリアル、ローズ ドゥ ターイフ、パチョリ ノシ・ベ、イランイラン ノシ・ベなどのエクストレ版が展開されている。


ちなみに…

  • ジャン=ルカはセーリングの名手でもある。マッチレースというチーム競技で活躍し、2007年にはヘルムスマン(舵手)としてUBSマッチレース・アワードを受賞。トロフィーはモナコ大公アルベール2世から手渡された。セーリングへの愛は父ミケーレから受け継いだものだという。
  • ペリスグループは香水以外も手がけている。ウビガン、アリッサ・アシュリーといった香水ブランドに加え、スキンケアの「ペリス スイス ラボラトリー」、さらには3Dナビゲーション技術の世界的リーダーである「3Dconnexion(スリーディーコネクション)」も傘下に収めている。
  • 2020年以降、ジャン=ルカはフィレンツェの老舗「Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ)」のCEOも兼任している。イタリアの投資持株会社イタルモビリアーレからの打診を受けて就任し、1221年創設という「800年の歴史を持つスタートアップ」の経営再建に取り組んでいる。同社初のオードパルファム「L’Iris(リリス)」の開発も主導した。​​

  1. Perris Monte Carlo 公式サイト “Our Story” – https://us.perrismontecarlo.com/pages/our-story
  2. Perris Monte Carlo 公式サイト “Our Perfumers” – https://us.perrismontecarlo.com/pages/our-perfumers
  3. Tafaseel Perfume “Gian Luca Perris – Fragrance Entrepreneur, Perfumer” – https://tafaseelperfume.com/tafaseel/gian-luca-perris-fragrance-entrepreneur-perfumer-10
  4. Perris Group 公式サイト “About Us” – https://www.perrisgroup.com/main/about-us/
  5. Trendencias “Encuentro en Madrid con Consuelo y Gian Luca Perris” – https://www.trendencias.com/belleza/encuentro-en-madrid-con-consuelo-y-gian-luca-perris-los-herederos-de-michele-perris
  6. First in Fragrance “Perris Monte Carlo – Rose de Mai” – https://www.ausliebezumduft.de/perris-monte-carlo-collection-de-grasse-rose-de-mai.html
  7. CaFleureBon “Perris Monte Carlo Bergamotto di Calabria review” – https://cafleurebon.com/perris-monte-carlo-bergamotto-di-calabria-mandarino-di-sicilia-and-cedro-di-diamante-new-perfume-review/
  8. T Australia “An ‘800-Year-Old Startup’ Launches Its First Range of Eaux de Parfum” – https://taustralia.com.au/santa-maria-novella-perfume/
  9. Perfumeria Laura “Perris Monte Carlo” – https://perfumerialaura.com/en/perris-monte-carlo/
  10. Scents Memory “Perris Monte Carlo Perfume Event San Francisco” – https://sentsmemory.wordpress.com/tag/gian-luca-perris/
  11. Forbes “Names You Need to Know: Houbigant” – https://www.forbes.com/sites/hannahelliott/2010/12/07/names-you-need-to-know-houbigant/
  12. Alyssa Ashley 公式サイト “My Story” – https://www.alyssaashley.com/pages/about-us
  13. Scribd “Follow Your Nose – Intercultural Communication Dialogue” – https://www.scribd.com/document/799863991/Follow-your-nose
  14. CaFleureBon “Perris Monte Carlo Rose de Taif Extrait review” – https://cafleurebon.com/perfume-review-perris-monte-carlo-rose-de-taif-extrait-luca-maffei/
  15. CaFleureBon “Perris Monte Carlo Rose de Mai by Jean-Claude Ellena” – https://cafleurebon.com/esxence-2019-perris-monte-carlo-rose-de-mai-review-jean-claude-ellena/
  16. Perris Monte Carlo 公式サイト “Gold Collection” – https://perrismontecarlo.com/collections/gold-collection
  17. Ottaviano Group “Jasmin de Pays” – https://www.ottavianogroup.com/en/shop/profumi/eau-de-parfum/jasmin-de-pays-50-ml
  18. Boutiqueideale “Perris Monte Carlo” – https://boutiqueideale.com/perris-monte-carlo-sv-Sv-info
  19. Parfumo “Perris Monte Carlo” – https://www.parfumo.com/Perfumes/Perris_Monte_Carlo
  20. Das Duft-Tagebuch “Perris Monte Carlo” – https://www.alzd.de/2012/08/29/perris-monte-carlo/
  21. Ottaviano Group “Bergamotto di Calabria” – https://www.ottavianogroup.com/en/shop/profumi/eau-de-parfum/bergamotto-di-calabria-100-ml
  22. Perfumeria Laura “Bergamotto di Calabria” – https://perfumerialaura.com/en/perris-monte-carlo/perris-montecarlo-bergamotto-di-calabria-edp-100-ml.html
  23. EasyCosmetic “Perris Monte Carlo Gold Collection” – https://www.easycosmetic.de/perris-monte-carlo/perris-monte-carlo-gold-collection.aspx
  24. Perris Monte Carlo 公式サイト “Our Story” (EU site) – https://perrismontecarlo.com/pages/our-story
  25. PERRIS GROUP LinkedIn – https://it.linkedin.com/company/perris-group
  26. Soleil d’Or “Les Parfums de Grasse” – https://parfumeriedusoleildor.com/en-intl/collections/perris-monte-carlo-collection-les-parfums-de-grasse
  27. Perris Monte Carlo Online Store – https://perris-store.com/collections/perris-monte-carlo
この記事を書いた人
Root

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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