Ambroxide
アンブロキシド

アンブロキシドの構造図 合成香料

 アンバーグリスの香りの主成分の1つで、花王Ambroxan(アンブロクサン)フィルメニッヒ社Ambrox(アンブロックス)の名でもよく知られています。1950年代にアンバーグリスの代替の香りとして発見された合成分子です。アンバーグリスは安定して手に入れることができる香料ではないため、代用品としてアンブロキシドがよく使われます。面白いことにアンブロキシドは、クラリセージから分離できるスクラレオールという物質からいくつかのステップを通して生み出されます。

 ドライで、アンバー、ウッディな香りで、塩っぽい面や肌のような香りを感じることもあります。非常に複雑な香りなため、香水をより複雑な香りにするベースとして広く使われます。また、分子の大きさが大きいため、肌に香りを保持しておくための保留剤でもあります。

 広まるきっかけとなった最初の香水はドルチェ&ガッバーナライトブルー(2001, オリヴィエ・クレスプ)と言われています。

アンブロクサンは、私をすごくワクワクさせる香料です。白黒の写真のようなもので、とてもモダンで、時代遅れ感を感じさせないのです。

ソニア・コンスタン

①上記の飛び先にいくとすでに対象の香料が選択されているので、他に合わせたい香料があれば、下の方に出てくる香料の中から組み合わせたい香料をタップする。タップもしくはカーソルを合わせると左に「+」マークが出てくるので、それを押すことでそれらの香料を組わせた香水を探すことができる。
②目的の香料を選び終えたら「SEE RECOMMENDATIONS」を押すと、結果が表示される。

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この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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