Q. 香りを構成している分子とは何ですか?

A. 物質をどんどん拡大して見ていくと、すべての物質は、「それ以上、化学的手段で分解できないものの集まり」でできていることが分かります。これを原子と言います。原子は、かつてドルトンという化学者がそれ以上分解できない物質の最小単位のこと定義しました。

ただし…

それ以上、小さいものはないかというと、電子や陽子、中性子といったものが発見されており、ドルトンの定義・説は否定されています。物質を基本的に構成する単位と考えればよいでしょう。

 複数の原子が化学結合で結びついた、全体として電気的に中性の粒子を分子といいます。原子にも固有の性質があり、分子になることで初めて化学的な性質を持つわけではありません。

 例えば、酸素は、Oという原子が2つ集まったO₂という物質になります(単独の酸素原子Oにも、反応性などO₂とは異なる性質があります)。ローズの香りは400以上の香りの分子(香気成分)から成り立っていると言われています。

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