Q. どのように声をかければ、百貨店や香水ショップでイメージしている香水を見つけられるでしょうか?

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A. 率直に「香水を探しているのですが…」と言えばOKだと思います。販売員側として緊張するのは、無言でずっと見ていることなので、「いらっしゃいませ」という挨拶をしてもらったなら、ぜひすぐに伝えましょう。(そもそも「いらっしゃいませ」という挨拶のないところは立ち去って別の売り場に行った方が無難です。)

 そして、「香水を探している」と言った場合、対応してくれる販売員は3パターンです。
①「こちらが人気でオススメです」という販売員
 こういう販売員は、人の話を聞かずに売ることが作業になっているので、十中八九あなたの求める香水が見つかることはありません。そのお店からは適当に言って離れることをおすすめします。

②「どのような香水をお探しですか」と聞いてきてくれる販売員。イメージやお目当てのものがあればできるだけ伝えて、いくつか試させてもらいます。ここで香りがどうか、もっとイメージにマッチする香水はないか、など会話をして一緒に見つけようとしてくれる販売員がいれば、それがベストです。もし会話が合わなければ出直すか、別のお店に行くのが良いと思います。

③自分の意識していなかった「こういう香水が欲しい」を引き出してくれる販売員。②との違いは、対応力の差です。事前に欲しい香水を考えている人もいるでしょうが、フラっとはいる人や何か良いものないかと探しにくる人もいるでしょう。どんな人がきても、その人にとってベストな対応をし、自分も気づいていない香りの提案をしてくれる。そんな方がいたら、その人の名刺をもらい、今後その人を指名して香水を買うことをお勧めします。

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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