A. 物質をどんどん拡大して見ていくと、すべての物質は、「それ以上、化学的手段で分解できないものの集まり」でできていることが分かります。これを原子と言います。原子は、かつてドルトンという化学者がそれ以上分解できない物質の最小単位のこと定義しました。
この原子があつまり、安定し、化学的な性質を持つようになったものを分子といいます。
例えば、酸素は、Oという原子が2つ集まったO₂という物質になります(Oだけでは性質を持たず、不安定であり、2つ集まることで安定して存在し、酸素の性質を持つ)。ローズの香りは400以上の香りの分子(香気成分)から成り立っていると言われています。
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