Iso E Super
イソイースーパー

 イソイースーパー(Iso E Super)は、1970年代にIFFの化学者によって発見された合成香料で、非常に多面的な香りを持つ万能な香料で、他の香料との相性も良く、香りをまろやかに、深みを持たせます。

 最初に使われた香水は、1975年Halston Woman(カルロス・ベナイム)だと考えられています。Iso E Superが特に注目されるきっかけになったのは、1988年のファーレンハイト(Dior, ジャン・ルイ・シュザック)でした。25%と初めてIso E Superがオーバードーズされたこの香水は大成功をおさめ、1990年にはランコムのトレゾアソフィア・グロスマン、Iso E Super18%)、1992年には資生堂のフェミニテドゥボワピエール・ブルドン&クリストファー・シェルドレイク、Iso E Super43%)、それ以外にもフィアース(アバクロンビー&フィッチ)、テールドゥエルメス、ケンゾーエアー、インセンスキョウト(コムデギャルソン)と香水における一分野を築いていきます。

滑らかで、ウッディ、アンバー調であり、ヴェルヴェットのような感覚を与えるユニークな側面を持ちます。香りに豊かさや力強さを与えるために使われます。

IFF

エルメスの「ポワブル サマルカンド」では、微量のバイオレットリーフアブソリュートに、ウッディアンバー様の香料イソEスーパーを大量に配合してみた。それで、この合成香料には、それまで知られていなかったペッパー様の匂いもあることが明らかになった。

ジャン=クロード・エレナ
この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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Le Chercheur de Parfum

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