Bergamot
ベルガモット

ベルガモット 香料た行な行は行

 ミカン科の柑橘類に属するベルガモットは、スペインのバルセロナ北部ベルガ市で最初に栽培されたことから名付けられました。果肉には、酸味と苦味があり、食用にされるのは稀です。紅茶のアールグレイに、フレーバーとして使われています。
 イタリア南部のカラブリアが世界総生産量の90%を占めており、シトラス系のノートの中では最も性能が良いとされています。それは、香りのボリューム・厚み・まろやかさが他のシトラスには無いからです。香水には、コロンが生まれた1750年代から使われていると言われています。

 新鮮さと高品質を保つために圧搾法で抽出されますが、重労働のため、最近は手作業ではなく、機械が使われています。1kgのエッセンシャルオイルを得るのに、200kgの果実が必要になります。

広く使われているにも関わらず、ベルガモットには科学者にとってまだ謎が残っています。それは、植物学的な祖先が確かでないということです。ベルガモットは天然には存在しません。そして、ベルガモットの種を植えたなら、ビターオレンジの木が生えてくるのです。だから、接ぎ木によって栽培されなければなりません。

ジェラルド・ギスラン
この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

Rootをフォローする
香料た行な行は行
ルシェルシェアする
Rootをフォローする
Le Chercheur de Parfum

コメント