Aldehyde
アルデヒド

 アルデヒド(Aldehyde、アルデハイド)とは、アルコール(Alcohol)から水素(hydrogen)除いた(de)ものという意味です。炭素原子とアルデヒドは、-CHOを持つ化合物のことで、基本的に、この-CHOに炭素原子が数珠つなぎになります。

ちなみに…

炭素原子と酸素原子は二重結合になっており、これをカルボニル基と呼びます。ここに水素原子が1個結合したものをアルデヒド、炭化水素基が2個結合したものをケトンと呼びます。

 炭素が8個以下の場合、刺激臭を持つため、香料としては使えませんが、8個を超えると芳香を発し、原料として最適になります。そして、偶数の炭素数を持つアルデヒド(10個と12個)はマンダリン・オレンジの匂いがし奇数の炭素数を持つアルデヒド(7個と9個と11個)は煤けたロウソクの匂い&他の成分に煌めきや生き生きとした印象を与えると言われています。

 ちなみに、炭素数の大きいアルデヒドは、ソーピーな側面を持ち、石鹼調の香りによく使われます。

 アルデヒドを初めて使った香水は諸説あり、1889年のRêve D’Or(調香師:Pierre Armingeat)、1906年のアプレロンデ(ゲラン)、1913年のル フリュイ ドゥフォンドゥ(ロジーヌ)と言われますが、一般にアルデヒドを使った最初の有名な香りはシャネルのNo゜5(1921年)です。

 間違いやすいものとしてアルデヒドC14と呼ばれるものがあります。これは実際にはアルデヒドではなく、ラクトンと呼ばれるものになります。詳細は以下より。

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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