Lavender
ラベンダー

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歴史

 シソ科に属するラベンダーは、ラテン語の「洗う」を意味するlavareに名を由来します。古代では、精油を入浴の際に使っていたためです。別の説では、「青みがかった(livid)色」を意味するlivendulaに由来すると言われています。

 フレンチラベンダーは甘いフローラルの香りを持ち、ドイツのラベンダーは高濃度のカンファーを含むためとてもシャープでアロマティックな香りがします。かつてはイングリッシュラベンダーがフレグランスの女王でしたが、今日、最高品質はグラース周辺でとれるラベンダーです。

 香水業界で使われるラベンダーとしては、もう一つラバンジン(Lavandin)と呼ばれる交配種も扱われますが、ラベンダーの香りとしては劣化版と言われます。ただし、精油の収率が高く、使用範囲は拡大してきています。清潔感があるため、石鹼や洗剤などのトイレタリー製品に使われ、カンファーが通常の6倍近くあるため、男性的な香りがします。

 ラベンダーのアブソリュートは、グリーンでリッチな香り、花より甘く、フローラルさは減り、ウッディな雰囲気もあります。アロマティックな香りがすることから、伝統的なフゼアノートに使われてきました。

①上記の飛び先にいくとすでに対象の香料が選択されているので、他に合わせたい香料があれば、下の方に出てくる香料の中から組み合わせたい香料をタップする。タップもしくはカーソルを合わせると左に「+」マークが出てくるので、それを押すことでそれらの香料を組わせた香水を探すことができる。
②目的の香料を選び終えたら「SEE RECOMMENDATIONS」を押すと、結果が表示される。

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この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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