Q.お客様へのファーストコンタクトはどのように声をかけるのがベストでしょうか?

A. あくまで個人的な意見なので、参考にしながら、自分なりのベストを探していきましょう。正解はありませんが、お客様に応じて、様子を伺いながら会話を進めていくのが良いかと思われます。

①まずは明るく元気な声で、「いらっしゃいませ」と声をかけましょう。

②次にお客様を観察し、お客様に合わせて声をかける必要があります。

  • 特定のものを探していそうな場合→「何かお目当ての(お探しの)香水はございますか?」「香りのご紹介を致しましょうか?」
  • ふらーっと香水を見てる場合→「今日は何か素敵な香水を纏っていかれませんか?」「お時間差し支えなければ、一緒に運命の香り探してみられませんか?」

 ポイントは、「香水を探しているのか、ふらーっと見てるのか」を見極めること、そして、「一緒に、あなただけの、香りを探しましょう」と伝えること、最後に「時間があるかどうか」を確認すること。

 自分が客側であれば、色々と言いたいことが出てくるように、接客を受ける側は少しの言葉遣いや動作にも敏感に反応します。めんどくさそうにしていれば、それは伝わりますし、おどおどしていればそれも伝わります。どのようなお客様でも、たとえ忙しかったとしても、それを表には出さず、懇切丁寧に接客をするのがプロ意識です。接客を受けたくない人には無理な接客をしない、求める人には新たな世界が広がるような接客を行う。店頭に立てばお客様からはプロにしか見えません。あなたがいつ販売を始めたかなど関係ないのです。自信をもって接客を始めましょう。

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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