『コティ:香水の帝王と呼ばれた男』

香水の帝王と呼ばれた男 香水の書籍・映画

書籍情報

書籍名:『COTY コティー香水の帝王と呼ばれた男』
著者:遠藤賢朗
出版年:2013年
出版社:里文出版

書籍レビュー

Q. コティとは何者か。
A. すべての女性に香りを纏ってもらうビジネスを最初に始めた男。

できる限り最良の製品を、女性に提供するのだ。シンプルで美しく非の打ち所のない、完璧なセンスの香水瓶に入れて。しかもリーズナブルな値段で。そうすれば、世界がまだみたこともないような商売が生まれるだろう。

フランソワ・コティ

 コティは現代香水の祖であり、クリスチャン・ディオールの香水部門のCEOであったセルジュ=エフトレー・ルイシュフレデリック・マルの祖父)のかつてのボスであり、香り・ボトル・ストーリーをすべてマッチさせた香水を生み出した最初の人物の1人です。

 本書は、そんなフランソワ・コティの生み出した1900年代前半にラリックと共同で生み出している彼の香水ボトルやボックスを余すところなく紹介しています。昔の美しいボトルデザインを見たい方、ヴィンテージフェチの方、ぜひ本書を手に取って頂きたいと思います。

購入情報

この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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