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合成香料

合成香料

Coumarin
クマリン

トンカビーンに含まれる主要成分で、温かいアーモンド様の香り、干し草のような香り、桜餅のような香りと表現されます。 「桜餅のような香り」というのは日本独特になりますが、なぜそのような香りがするのか。それは桜餅に使われる桜の葉に、元々、クマリン...
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Isobutyl Quinoline
イソブチルキノリン

キノリン(Quinoline)とは、コールタールから分離された成分で、1834年ドイツの化学者Friedlieb Ferdinand Rungeによってはじめて発見されました。沸点が高い溶剤として、塗料や医薬品の製造のために需要があり、その...
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Indole
インドール

インドールとは、元々、染料であるインディゴ(藍)の研究によって分離された成分であり、コールタールの主成分であったため、indigoとoleum(oil:油)をかけあわせた言葉として誕生しました。この成分を高い比率で含むグラース産のジャスミン...
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Eugenol
オイゲノール

オイゲノールは、クローブの主成分(80~90%)で、スーッとしたスパイシーで刺激的な香りです。1834年、Carl Jacob Ettlingによって初めて合成されました。実はオイゲノールからバニリンを合成することができ、その場合、オイゲノ...
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Paradisone
パラディゾーネ

へディオンの仲間で、1996年にフィルメニッヒ社が商標登録をしています。へディオンよりもさらに強い香りを持ち、はっきりとした花の香りが部屋中に広がります。 ラルチザンのルシャンドカマルグ(2019、アルベルト・モリヤス)やゲランのモンゲラン...
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Vanillin
バニリン

バニリンとはバニリンが興味深いのは、19世紀に発見されて以来、今では誰も天然のバニラを使っていないということです。あなたが知らなければならないのは、子どもの頃の最初のケーキの記憶と結びついているのは合成のバニラだということです。素晴らしい香...
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Dihydrojasmonate(Hedione)
ジヒドロジャスモナート(へディオン)

ジャスミンに含まれる成分で、透明感のあるフローラルに、シトラスのフレッシュさが伴った香りです。フィルメニッヒ社の科学者Edouard Demoleが1958年にメチルジヒドロジャスモナートを発見し、「喜び」を意味するギリシャ語「hedone...
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Geosmin
ジオスミン

ジオスミン(Geosmin)は、ゲオスミンとかジェオスミンとも呼ばれ、雨が降ったあとの地面の香りがする有機化合物になります。名前は、ギリシャ語のgeo(earth:地面の)とsmin(smell:匂い)に由来します。1936年に初めて発見さ...
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Salicylate
サリシレイト

サリシレイトは、花の成分として色々な花に含まれ、パウダリーと渋みがあり、少しスイートなバルサム調の香り、またわずかに薬品の香りがします。フローラルのアコードとしては、ガーデニア、ティアレ、フランジパニーなどのアコードに使われ、夏のような温か...
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Cashmeran
カシュメラン

別名ブロンドウッド(blond woods)、カシミヤウッド(そんな名前の木はない)と呼ばれる合成ムスクのことで、1970年代にJohn HallというIFFの科学者が発見しました。Cashmeranという名前の由来は、カシミアウールの柔ら...