香水瓶の図鑑

書籍情報

書籍名:『フォトグラフィー 香水瓶の図鑑』
著者:ベルナール・ガングレール
訳:木村高子
出版年:2014/7/10
出版社:原書房

書籍レビュー

香水瓶のコレクションは情熱であり、誘惑であり、嗅覚の喜びでもある。

ベルナール・ガングレール

 質の高い海外の香水関連の書籍を日本語訳にしてくれる出版社といえば原書房。本書もまさに素晴らしいの一言に尽きる内容。香水瓶のコレクターでオークションの専門家でもある著者は1000の香水瓶を通して、香水業界の歴史を数十ページに渡って書いたのち、かつて隆盛を極めたブランドをはじめ、作者不詳の美しいボトルやルイヴィトンの幻の香水ボトルなど、他の本でさえも目にすることができない香水瓶を紹介してくれます。300ページ以上のコレクションの紹介後には、どのようにコレクターになるかという心構えまで書くという面白さ。お値段以上の価値ありです。

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この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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