香料

香料あ行か行さ行

Cinnamon
シナモン

桂皮とかニッキと呼ばれる香辛料シナモンは、古代よりスパイスとして使用され、樹皮から精油を抽出します。樹皮から得られるオイルは高価なため、葉のオイルが使われることもあります。 シナモンは大きく分けて2種に分かれます。1つはキッチンで使われるシ...
香料あ行か行さ行

Elemi
エレミ

エレミは、フィリピンを原産とするカンラン科の植物で、木から染み出る樹脂を水蒸気蒸留することによって得られる香料になります。木の病気による分泌液、もしくは新芽の時期に切れ込みを入れて樹液を出させる方法によって得ます。新鮮なエレミは、半固体で、...
抽出法・分析法

溶剤抽出法

歴史と方法 有機溶剤抽出法(volatile solvent extraction)は、18世紀から使われている手法で、有機溶剤に植物を浸け、香りの成分を抽出します。18世紀当時は爆発が伴うことが多かったですが、有機化学が進歩し、19世紀ご...
香調

Metallic Note
メタリックノート

メタリックとは メタリックとは、「メタル(金属)のような」という意味で、「金属やステンレスを思わせ、鼻腔を突き抜けるような冷たさと鋭い針のような感覚を覚える」香りのことを言います。 いわゆる金属臭ですが、化学に詳しい方なら疑問に思うでしょう...
香調

Fougère Family
フゼア系

語源 1882年にウビガン社が発売したフジェール・ロイヤル(ポール・パルケ)から始まった系統であり、その名から名前をとったオルファクティブファミリーです。 Fougèreとは、フランス語で「シダ(植物)のような」という意味です。しかし、シダ...
抽出法・分析法

アンフルラージュ(冷浸法・温浸法)

伝統 アンフルラージュは、伝統的な溶剤抽出法の1つで、古代エジプトの時代から存在していると言われています。1750年にフランスの調香師ピヴェールが一般的に普及するための原型を考案したと言われ、グラースで一般的になったようです。 まず、豚や牛...
抽出法・分析法

超臨界二酸化炭素抽出法

ルイ・ヴィトンは、ジャスミンやローズを含めた花の抽出にクリーンなテクノロジーを使用した最初のブランドです。我々は匂いを捕らえ、香水に使用するために、ダイオキシンをこれまでよりも放出していないのです!この技術は、ノンカフェインのコーヒー(デカ...
抽出法・分析法

圧搾法

歴史と方法 柑橘系(レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、ビターオレンジなど)の原料は、非常に繊細であるため、水蒸気蒸留法ではエッセンスを抽出することができません。そこで、これらの香料植物に使われる手法が圧搾法(Expression)にな...
抽出法・分析法

水蒸気蒸留法

歴史と方法 水蒸気蒸留法(distillation)は、ギリシャ人・ペルシャ人が発見したと言われる香料の抽出法になります。10世紀にはアラブ人医師のアヴィセンナが完成形(現在の基本形)にしたと言われています。英語ではHydrodistill...
香調

Chypres Family
シプレー系

シプレーとは シプレ(Chypres)系の香水は、フランソワ・コティが1917年に発表した「Chypre」という香水から始まります。それは、地中海に浮かぶキプロス島(Cyprus)に名前を由来します。ちなみに、コティ以前から、ピエール・フラ...