「格言がわずかな言葉のうちに真理を宿さねばならないように、私はかつてない構築を追い求めた。自分自身の歩みを糧に、偉大な香水のファミリーに新鮮なまなざしを向けることで、まったく新しい、断固としてモダンな嗅覚表現を生み出したのだ。」
── ドミニク・ロピオン
基本情報
- ブランド名:APHORISMES BY DOMINIQUE ROPION(アフォリスム バイ ドミニク・ロピオン)
- 設立年:2024年11月
- 創設者:ドミニク・ロピオン/ハビブ・アル=ソワイディ(ビジネスパートナー)
- 公式サイト:aphorismesparfums.com
- 旗艦ブティック:パリ8区 マルブフ通り27番地(27 rue Marbeuf, 75008 Paris)
※ ブランド名の「Aphorismes(アフォリスム)」はフランス語で「格言・箴言(しんげん)」の意味。英語の「Aphorism(アフォリズム)」に相当する。
創設者・ブランドの成り立ち
香料一族に生まれた少年
ドミニク・ロピオンは1955年、パリに生まれた。母はルール・ベルトラン・デュポン社(Roure Bertrand Dupont、現ジボダン)の人事部に勤務しており、祖父もまた同社の財務部長を務めていた。調香師の血統ではなかったが、幼い頃から香りの世界はすぐそばにあった。
「子供の頃から、私はすべてのものを嗅いでいた。握手の匂いさえも! 私は香水を通じてではなく、匂いを通じて世界を見ていたのだ。」
── ドミニク・ロピオン
幼少期の最初の嗅覚の記憶として、フランスの小学校の匂い──チョーク、インク、紙のり、そしてギモーヴ(マシュマロ菓子)の香りを挙げている。また、祖母が焼いてくれたイチゴのケーキの匂いも忘れがたい記憶だという。7歳のとき重い病にかかり、長期間のベッド生活を余儀なくされたことも、彼が自然界の匂いに深い感謝を抱くようになった原体験であった。
物理学から調香の世界へ──運命の転機
10代のドミニクは物理学と数学に夢中になり、将来はエンジニアになることを志していた。しかし16歳を過ぎた頃から、夏休みごとにアルジャントゥイユにあるルール社の研究所で助手としてアルバイトを始める。クロマトグラフィー(成分分析)とデータ解析のチームに配属され、3年間にわたり地道な作業に従事した。この時期、同社に在籍していた若きジャック・ポルジュ(のちにシャネルの専属調香師となる人物)の助手として、香料の計量などを行っていたことも興味深いエピソードである。
転機は1978年、ドミニクが23歳のときに訪れた。ルール社の調香師養成学校にたまたま空きが出たのである。当時のルール社社長であり、イヴ・サンローランの「オピウム」の調香でも知られるジャン・アミックが、研修生として来ていたドミニクに入学を薦めた。
「この仕事は忍耐と学びの旅だと言われた。それは私にぴったりだった。ジャン=ルイ・シュザックとピエール・ブルドンに出会い、すべてが整えられていた。私は自然と説得された。」
── ドミニク・ロピオン
シュザックとブルドンは、当時ルール社を代表する調香師であり、以降ドミニクのメンターとなっていく。こうして彼はグラース──近代香水産業の発祥の地──にあるルール社の養成学校で3年間の集中的なトレーニングを受けることになった。
「イザティス」の衝撃──29歳の栄光
養成学校を修了したドミニクは、アルジャントゥイユのルール社にジュニア調香師として配属され、シュザックの下で実務経験を積み始めた。最初の仕事はホームフレグランスやヘアスプレー、シャンプーの香りづくりであった。彼はこの時期を「技術的な困難が多く、使える原料も限られていたが、非常に教育的で面白かった。有名な女性用香水をベースにしたトイレ洗剤さえ作り、誇りに思っていた!」と振り返っている。
1982年、ヤードレーの「Lace(レース)」でデビューを果たす。そして1984年、ドミニクの調香師人生を決定づける出来事が起きた。ルール社社長ジャン・アミックの推薦により、まだ見習い同然だった彼が、ジバンシィのパルファン部門にアイデアをプレゼンテーションする機会を得たのである。そのコンペティションで選ばれた彼の処方は、わずか二週間で完成し、「イザティス(Ysatis)」として世に送り出された。わずか29歳にして生み出した、デビューからたった二作目の香水が大ヒットとなったのである。
ルール、フロラシンス、ドラゴコ──そしてIFFへ
ルール社には計12年間在籍した。この間にジバンシィの「アマリージュ(Amarige)」(1991年)などの名作を生み出している。1988年には、のちに生涯の盟友となるフレデリック・マルがルール社に入社し、二人はゆっくりと友情を育み始めた。
ルール社を離れた後は、師であるシュザックを追ってフロラシンス社(Florasynth)に移籍し、10年間在籍した。この時期の代表作がケンゾーの「ジャングル エレファント」(1996年)である。その後、短期間ドラゴコ社(Dragoco)を経て、2000年にIFF(International Flavors & Fragrances=インターナショナル・フレーバーズ・アンド・フレグランシーズ)のパリ拠点に加わった。
IFFでの創作活動は爆発的な実りをもたらした。ディオールの「ピュア プワゾン」(2001年)、フレデリック・マルのための「ヴェチヴェール エクストラオーディネール」(2002年)と「カーナル フラワー」(2005年)、ヴィクター&ロルフの「フラワーボム」(2004年)、ティエリー・ミュグレーの「エイリアン」、カルバン・クラインの「ユーフォリア」(2005年)、そしてフレデリック・マルの「ポートレイト オブ ア レディー」(2010年)──これらの名作は香水史に深く刻まれている。
フレデリック・マルはロピオンについて、こう語っている。
「彼はおそらく、今日もっとも技術に秀でた調香師だ。原料に関する知識がもっとも豊富で、その技法は驚嘆に値する。(中略)ドミニクは常に新しいアイデアに対してオープンだ。他のトップ調香師が必ずしもそうではないのとは対照的に。」
── フレデリック・マル
数々の栄誉──マスターパフューマーへの道
2008年にコスメティックバレー国際フレグランス賞(旧フランソワ・コティ賞)を受賞。2012年には、当時の文化大臣フレデリック・ミッテランからシュヴァリエ・デ・ザール・エ・デ・レットル勲章(芸術文化勲章)を授与された。2019年にはFIFI(国際香水財団賞)生涯功労賞を受けている。
そして2018年、IFFが2013年に創設した「マスターパフューマー」の称号を授与された。これはカルロス・ベナイムに次ぐ史上2人目の快挙であった。「フローラルの達人(Maître des fleurs)」の異名をとり、「香水界のスタンリー・キューブリック」、さらには「香りの哲人、調香師界のアリストテレス」とも称される所以である。
著書「Aphorismes d’un Parfumeur」──ブランド名の源泉
同じ2018年、ドミニクはジャーナリストのマリ=ベネディクト・ゴーティとの共著で『Aphorismes d’un Parfumeur(調香師の格言集)』を上梓した。フレデリック・マルによる序文を冠したこの著書は、全15章にわたってドミニクの人生と調香哲学を綴ったものであり、のちにブランド名の直接的な由来となった。
なお、初版は2015年にジョヴォワ・パリ(Jovoy Paris)にて120部限定で、巻物状のテキストをフラコン(ボトル)に封入するというユニークな「書物=オブジェ」の形で発売されている。
ハビブ・アル=ソワイディとの出会い──アフォリスム誕生
自身のブランドの構想は、一人の人物との出会いから生まれた。数年前、師であるジャン=ルイ・シュザックを介して、イエメン出身の起業家ハビブ・アル=ソワイディと知り合ったのである。ハビブは当時アル・ジャジーラ・パルファン(Al Jazeera Parfums)を手がけており、IFFを訪問した際にドミニクと意気投合した。
二人は中東の香りの世界観について語り合い、ドミニクはカタールのブランドのためにいくつかの作品を手がけた。やがてハビブは2022年に「レーヌ ド サバ(Reine de Saba)」を立ち上げ、ドミニクもその調香を担当した。そして同時期、ハビブから「あなた自身の名前を冠したコレクションを作りませんか」という提案がなされた。ドミニクは「反対はしなかった……」と、いかにも彼らしい控えめな言い回しでこの経緯を語っている。
ル・モンド紙のインタビューでは、こうも述べている。
「イエメン人の友人(ハビブ・アル=ソワイディ)が、何年もの間、独立を手助けすると言い続けてくれていた。それは空から降ってきた贈り物のようだった。」
── ドミニク・ロピオン
こうして2024年11月末、パリ・マルブフ通りのブティックオープンとともに、APHORISMES BY DOMINIQUE ROPION(アフォリスム バイ ドミニク・ロピオン)は産声を上げた。
ブランドのこだわり
調香哲学──「自由な人間として香水をつくる」
アフォリスムの根幹にある思想は、ロピオンの次の言葉に集約される。
40年以上にわたり、ジバンシィ、ランコム、ディオール、フレデリック・マルといった名門ブランドの「ブリーフ(依頼書)」に応えてきたロピオンにとって、アフォリスムは初めて商業的制約から完全に解放された創作であった。消費者テストは一切行わず、彼の家族やハビブの周囲、そしてIFFの同僚たちだけに試してもらったという。ル・モンド紙はこれを「Du pur travail d’artiste(純粋な芸術家の仕事)」と評した。
制作期間は2年弱。ロピオン本人は「自由のプロセスのなかで、しかし枠組みなしではなく」と語っており、自由と規律の共存が彼の本質であることがうかがえる。6つの香水のそれぞれが「偉大な香水ファミリー」──ローズ、グリーンフローラル、インセンス、チュベローズ、シトラス、ウードといった古典的な領域──に対するロピオンなりの再解釈として構想されている。
LMRナチュラルズ──最高峰の天然香料
アフォリスムの香りの核となるのが、LMRナチュラルズ(Laboratoire Monique Rémy)の天然香料である。LMRは1983年にモニーク・レミー女史がグラースで設立した研究所で、2000年にIFFに買収されて以降、世界最高峰の天然香料サプライヤーとしての地位を確立した。ロピオンはIFFのマスターパフューマーとして、このLMRの原料を「思う存分使うことができた」と語っている。
各香水のノート表記に頻出する「LMR」の文字は、その原料がLMRナチュラルズ由来の高品質な天然抽出物であることを示している。ブルガリアンローズ・エッセンスLMR、チュベローズ・アブソリュートLMR、オレンジブロッサム・アブソリュートLMR──ロピオンの手にかかると、これらの宝石のような天然原料が、科学的な精密さと芸術的な大胆さのもとで融合されるのである。
ボトルデザイン──セルジュ・マンソーへのオマージュ
フラコン(ボトル)のデザインは、フランスの伝説的な彫刻家・フラコンデザイナーであるセルジュ・マンソー(1930〜2019)の作品世界にインスパイアされている。マンソーはエルメス、ゲラン、ケンゾーなどの名香を250以上手がけた巨匠であり、2019年に他界した。
実際のデザインを担当したのは、マンソーの息子ジャン=ミシェル・マンソーと義娘(belle-fille)のサビーヌ・ミュレで、マンソーのいくつかの彫刻作品からインスピレーションを得て制作された。力強い長方形のガラスボトルの上に、ザマック(亜鉛合金)製の金色の円形ストッパーが載る。ロピオンはこの形について「トーテムのような、モノリスの上に円が乗り、そこからいくつかの裂け目が現れるイメージ」と語り、ニューヨークのグッゲンハイム美術館にあるアルナルド・ポモドーロの球体彫刻からの着想であると明かしている。
ブティック──「リンチ的」な金色の空間
旗艦ブティックは、パリ8区のシャンゼリゼ通り近く、マルブフ通り27番地に位置する。インテリアデザインはサビーヌ・ミュレが手がけ、金箔を練り込んだレジン(樹脂)の壁面と、各フラコンを照らし出すニッチ(壁龕)が特徴的な、極めて親密な空間である。ロピオン自身はこの空間を「リンチ的(Lynchien)」──映画監督デヴィッド・リンチの世界観を想起させる──と表現しており、「一度に少数の客しか入れない」という親密さを好んでいる。
香水ラインナップ
アフォリスムのデビューコレクションは、6つのエクストレ(高濃度香水)で構成されている。いずれもユニセックスであり、限定生産。それぞれが異なる香水ファミリーの本質を、ロピオン流に再構築した作品群である。
A Rose is a Rose(ア・ローズ・イズ・ア・ローズ)
ローズ・オリエンタル。ビターオレンジ、サフラン、ピンクペッパーで幕を開け、ブルガリアンローズ、トルコローズ、イスパルタローズ──3種のローズ・エッセンスが贅沢に溢れるハートへと展開する。ベースにはウード、バニラ、アンバーグリスが深く横たわり、フローラルのエレガンスと動物的な温もりが交錯する。
Crazy Garden(クレイジー・ガーデン)
グリーン・フローラル。レモン、マンダリン、カシスバッドとガルバナムのシトラス&グリーンなオープニングから、ローズ、ジャスミン、スズラン、チュベローズが咲き乱れるハートへ。パチョリ、オークモス、トンカビーンのベースが構造を支える。ル・モンド紙はこの香りを「ルソー(画家アンリ・ルソー)の絵画とシャルル・トレネの『不思議な庭』の間にあるような、花と巨大な草が交錯する超現実的な自然」と評した。
Encens Insensé(アンサン・アンサンセ)
インセンス(お香)へのオマージュ。フレッシュジンジャー、ピンクペッパー、ジュニパーベリーのスパイシーなトップから、トルコローズとヴァイオレットのハート、そしてヴァージニアシダー、カシュメラン、オリバナム(乳香)が重層するレジナス(樹脂的)なベースへ。名前は「Insensé(非常識な、途方もない)」と「Encens(香)」の言葉遊びである。
Innocent Tuberose(イノセント・チュベローズ)
チュベローズの「脱構築」。マンダリン、グレープフルーツ、フレッシュジンジャー、カルダモン、ピンクペッパーの鮮烈なトップに、チュベローズ、ジャスミン・サンバック、イランイランのフローラルハート、ヴェチバーとシプリオルのベースが続く。フレデリック・マルのための「カーナル フラワー」でもチュベローズの名作を生み出したロピオンが、ここでは「まったく異なる色彩のチュベローズ」を追求したという。
My Clémentine(マイ・クレモンティーヌ)
シトラス・シプレ。レモン、スイートオレンジ、マンダリン、ネロリ、オレンジブロッサム、スペアミント、カシスバッドが明るく弾けるトップから、ジャスミン、ヴァイオレットのハートを経て、パチョリ、ツリーモス、グレーアンバーのベースへ。シトラスの軽やかさの奥にシプレの深みが宿る、「アンバーに秘密を明かす柑橘」とも言える構成である。
Oud à l’Amour(ウード・ア・ラムール)
ウードの再解釈──しかし、処方にウード原料は一滴も入っていない。ロピオン自身が「ウードなしのウード、タイフローズなしのタイフローズ!」と語るように、ピンクペッパーとパイナップルのトップに、3種のローズとゼラニウムのハート、シプリオル、パチョリ、オークモス、オリバナム、ベンゾインのベースで、ウードの幻影を再現するという離れ業である。
ちなみに…
- ブランド名は著書から:「アフォリスム」の名は、2018年刊行(初版2015年)の著書『Aphorismes d’un Parfumeur』に由来する。
- 300を超える創作:ドミニク・ロピオンがキャリアを通じて手がけた香水は300作品以上にのぼるとされる。なかには「フラワーボム」「ラヴィエベル」「エイリアン」「ポートレイト オブ ア レディー」など、現代香水史を代表する名作が数多く含まれている。
- 末娘ラファエルの言葉:ブランド立ち上げの際、末娘のラファエルから「誇りに思う」と言われたことが、ロピオンにとって最も心に残った瞬間だったという。「子供たちに伝えることは一種の会話だ。これ以上に奮い立つことがあるだろうか?」と語っている。
- パリの隠れた歴史:友人から、マルブフ通りはかつて大きな植物園の中心地であったと聞かされたロピオン。「その話は気に入っている」と微笑んだという。
- Dominique Ropion Unveils Aphorismes: A New Chapter in High Perfumery – https://www.perfumestars.com/dominique-ropion-unveils-aphorismes-a-new-chapter-in-high-perfumery/
- Aphorismes Parfums by Dominique Ropion(Spitzenhaus Parfumerie)– https://spitzenhaus.com/en/aphorismes-parfums-by-dominique-ropion
- Aphorismes by Dominique Ropion: The Fragrance Collection of a Perfume Master(Parfumo)– https://www.parfumo.com/Users/Mikayla/Blog/Article/aphorismes-by-dominique-ropion-the-fragrance-collection-of-a-perfume-master
- ドミニク・ロピオン 香りの哲人、調香師界のアリストテレス(Cahiers de Mode)– https://cahiersdemode.com/dominique_ropion/
- Aphorismes by Dominique Ropion(H Parfums)– https://hparfums.com/collections/aphorismes-by-dominique-ropion
- APHORISMES BY DOMINIQUE ROPION(Jovoy Paris)– https://www.jovoyparis.com/en/marques/620-aphorismes-by-dominique-ropion
- What Makes APHORISMES BY DOMINIQUE ROPION Fragrances So Irresistible?(YouTube: The Perfume Guy)– https://www.youtube.com/watch?v=of6-9Fw9phg
- Dominique Ropion – Wikipedia – https://en.wikipedia.org/wiki/Dominique_Ropion
- Dominique ROPION(Fonds Per Fumum)– https://www.fondsperfumum.org/en/dominique-ropion-2/
- Dominique Ropion(What We Do Is Secret)– https://wwd.is/perfumers/dominique-ropion
- Interview with Dominique Ropion, the nose behind some of the greatest perfumes(NSS Magazine)– https://www.nssgclub.com/en/lifestyle/40934/dominique-ropion-french-perfumer-interview
- Dominique Ropion(Essential Parfums)– https://www.essentialparfums.com/us-en/the-perfumers/dominique-ropion
- Dominique Ropion lancia la sua prima collezione, Aphorismes(Kosmetica News)– https://www.kosmeticanews.it/dominique-ropion-lancia-la-sua-prima-collezione-aphorismes/
- Les mélodies olfactives de Dominique Ropion(Le Monde)– https://www.lemonde.fr/m-styles/article/2024/11/23/les-melodies-olfactives-de-dominique-ropion_6409895_4497319.html
- Lifetime Achievement Perfumer: Dominique Ropion(The Fragrance Foundation)– https://fragrance.org/honoree/lifetime-achievement-perfumer-dominique-ropion/
- Nez à nez avec Dominique Ropion(Fragrance Foundation France)– https://www.fragrancefoundation.fr/2024/11/nez-a-nez-avec-dominique-ropion/
- DOMINIQUE ROPION(Olfactive Studio)– https://www.olfactivestudio.com/blogs/perfumers/dominique-ropion
- Cool, Calm And Collected: Dominique Ropion(Parfum Plus Magazine)– https://parfumplusmag.com/uncategorised/cool-calm-and-collected-dominique-ropion/
- Dominique Ropion(Now Smell This)– https://nstperfume.com/perfumers-l-to-s/dominique-ropion/
- Aphorismes d’un parfumeur, de Dominique Ropion(Auparfum)– https://auparfum.bynez.com/aphorismes-d-un-parfumeur-de-dominique-ropion,2749
- APHORISMES BY DOMINIQUE ROPION(LE SILLAGE Kyoto)– https://lesillage-kyoto.shop/collections/aphorismes-by-dominique-ropion
- Interview with Dominique Ropion: Portrait of a Perfumer(The Italian Rêve)– https://www.theitalianreve.com/interview-with-dominique-ropion-portrait-of-a-perfumer/


