調香師名鑑

Sophia Grojsman
ソフィア・グロスマン

ソフィア・グロスマンはベラルーシ生まれの調香師。幼少期から嗅覚に優れ、IFFのラボで技術者として働き始め、製品が人々に使われる喜びを知る。彼女の作品はシンプルで、特にバラの香りを特徴とし、ランドリー製品の香りも手掛ける。
調香師名鑑

Jean Claude Ellena
ジャン=クロード・エレナ

ジャン=クロード・エレナの香水作りは3つの時代を経て進化。初期はブランド指示に従い複雑な香りを作り、次にミニマリズムを迎え、限られた香料から香りを生み出し、最後にエルメス退社後、シンプリシティを追求し、香料が少ないほど香水が語りかける極致の時代を迎えました。
調香師名鑑

Olivia Giacobetti
オリビア・ジャコベッティ

オリビア・ジャコベッティは、写真家で映画ディレクターの父と香りに敏感な母のもとで育ち、幼少期から香りに対する興味を深めました。9歳のときに見た映画で調香師という職業に憧れ、16歳でアニック・グタールに出会い、調香師の道を歩み始めます。彼女のキャリアは、香りへの深い愛情と探究心の結晶です。
ブランド創業者

Parfum Satori
パルファンサトリ

大沢さとり氏は、幼少期の植物への興味と家族の影響から調香師への道を歩み、1988年にアロマテラピーのお店を開き、その後、自身の香水ラインと香水学校を運営。彼女の作る香水は、時間と空間の中に美を感じ取る心を必要とし、全体の調和を重視。その美意識は日本の伝統から学んだものです。
調香師名鑑

Ernest Daltroff
エルネスト・ダルトロフ(1867ー1941)

エルネスト・ダルトロフは、香りへの情熱から調香師となり、1904年にパルファムキャロンを設立。彼の先見の明は、タバックブロンドやプールアンオムなどの革新的な香水を生み出し、時代を先取りしました。彼の生涯は、香りの世界への深い愛情と創造性の象徴です。
調香師名鑑

Annie Buzantian
アニー・ブザンティアン

アニー・ブザンティアンは、ルーマニア生まれのアルメニア人で、1970年にアメリカに移住。香りの世界に足を踏み入れ、フィルメニッヒ社で女性初のマスターパフューマーとなり、その功績が認められ、複数の賞を受賞。彼女の人生とキャリアは、香りの世界に革新をもたらしました。
調香師名鑑

Jean Carles
ジャン・カール(1982 – 1966)

私が調香師になった若い頃は……ほとんどの調香師は幸運を信じ、香りのサンプルに漫然とムエットを浸して香りを確かめ、少しずつ...
Q&A

Q. 賦香率とは?トワレとかオードパルファムって何?

A. 賦香率(ふこうりつ)とは、アルコールに溶かした香料の割合のことを言います。言い換えれば、「香りにおける香料の濃度」...
ブランド創業者

La Nuit
ラニュイ

クラシック音楽の魅力を他の芸術・文化を通して伝えるために生まれたのがラニュイ。第一弾はラヴェルの夜のガスパール。第二弾はスクリャービン。クラシック音楽好きなら必見。聴いたことが無ければ、まずは試すことをお勧めします。
Q&A

Q. 樹脂やバルサムといった香調のものは好きなのですが、アンバーの特徴が強いものはあまり得意ではありません。香料等どのような違いがあるのでしょうか?

香料には、植物の樹脂から採れるものが複数あります。植物の樹脂から得られる抽出物のことをレジン(resin)と呼びます。このレジンが一般的に、甘く、柔らかく、温みのある香りのため、そのような性質の香りをバルサミックと言います。