Diptyque(ディプティック)── 三人の芸術家が紡いだ、香りと美の物語

ブランド創業者

「私たちは芸術家でした。野心に突き動かされていたのではなく、情熱、想像力、創造への衝動、そして真に誠実なものを実現したいという意志に導かれていたのです」
── クリスティアーヌ・モンタドル=ゴトロ(Christiane Montadre-Gautrot)、ディプティック共同創設者


基本情報

  • 設立年:1961年
  • 創設者:クリスティアーヌ・モンタドル=ゴトロ(建築家・インテリアデザイナー)、デスモンド・ノックス=リート(Desmond Knox-Leet、英国人画家)、イヴ・クエラン(Yves Coueslant、舞台美術家)
  • 本拠地:フランス・パリ、サンジェルマン大通り34番地(34 Boulevard Saint-Germain)
  • 公式サイトhttps://www.diptyqueparis.com
  • 読み方の注記:「ディプティック」。フランス語で「二連板絵(Diptych)」を意味し、古代ギリシャ語のδίπτυχος(二つに折り畳まれた)に由来する
  • 店舗数:2025年時点で世界124ブティック

創設者・ブランドの成り立ち

1949年、パリ── 三人の芸術家が出会う

ディプティックの物語は、1949年のパリで始まる。デスモンド・ノックス=リートは英国人の画家で、パリのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)を卒業した人物である。第二次世界大戦中は英国海軍に従軍し、軍の翻訳官として活動。一説にはブレッチリー・パーク(英国の暗号解読拠点)で敵国の暗号解読に関わったとも伝えられている。この経験が、後にディプティックのアイコンとなる暗号的なレタリングやパズルのようなデザインに繋がっていく。

クリスティアーヌ・モンタドル=ゴトロはエコール・デ・ザール・デコラティフ(国立高等装飾美術学校)を卒業した建築家・インテリアデザイナーであった。帽子、衣服、タペストリーなどを手がける多才なクリエイターで、彼女がデスモンドとともに手がけた「ショリアンブ」「パラディン」「ファブリオー」「レジャンド」「バジル」「サライ」「プレトリアン」といったテキスタイルは、抽象美術やモダンアートに着想を得た幾何学模様で彩られ、現在はパリ装飾芸術美術館に所蔵されている。

イヴ・クエランはパリ生まれだが、幼少期をベトナム北部のトンキン地方で過ごした。父親はインドシナ銀行の法務部門長を務めており、イヴは仏領インドシナの風景の中で育った。パリに戻った後、エコール・デュ・ルーヴルで学び、卒業後は肖像画家、舞台美術の助手として活動を始める。著名インテリアデザイナーのポール・フレシェのアシスタントとして、ジャン・コクトー、ジャン・マレー、ミシェル・モルガンといったパリの名士たちの邸宅を装飾した経歴を持つ。

イヴは1949年、わずか23歳で名女優エドウィージュ・フイエールの劇団ツアーマネージャーに就任し、『椿姫』では彼女の相手役まで務めた。その後12年間、モスクワサーカスや北京サーカスの巡回公演、スタニスラフスキー・バレエ団のパリ公演(1956年、シャトレ座)の企画など、演劇の世界に身を置いていた。

デスモンドとクリスティアーヌは出会ってすぐに意気投合し、英国の邸宅向けにファブリックや壁紙のデザインを始めていた。やがてイヴとも出会い、三人は互いの芸術的感性に強く共鳴する。画家、建築家、演劇人── 分野は異なるが、自然への愛、旅への情熱、そして美に対する探究心を共有していた三人は、やがて共同で何かを生み出す決意を固めていく。

1961年── サンジェルマン大通り34番地の「何も売らない店」

1961年、三人はパリ5区サンジェルマン大通り34番地に一軒のブティックを開いた。もともとはビストロの跡地で、扉の両側に対称な二枚のショーウィンドウがある構造をしていた。建築や美術に造詣の深い三人は、この二枚窓のファサードが中世の「二連板絵(ディプティク)」のように見えることに着想を得て、店名を「diptyque」と名付けた。

「一つの扉と、その両側に対称な二枚のショーウィンドウ。二つの窓が二連画(ディプティク)を形成する。”y” と “i” を入れ替えたこの綴りは、郵便局も電話帳も混乱させた。だがこの名前は機能した── boutique、éclectique、esthétique、fantastique、poétique── すべてと韻を踏むのだから」

当初は香水店ではなかった。店内には三人が世界中の旅で見つけた宝物── インドの香炉、ドイツのクリスマスランタン、ウェールズのウールブランケット、ジャンヌ・ランバンのオートクチュール、ラファエル前派の版画、さらにはまだ無名だった若きローラ・アシュリーの作品や、英国のペンハリガンのオードトワレまで──が所狭しと並んでいた。それはパリでは他に類を見ない「シックな小さなバザール」であり、世界初のコンセプトストアの一つとも言われている。

しかし当時のパリのガイドブック(アンリ・ゴー&クリスティアン・ミヨー著、1964年)は、この店を「何も売らない商人たち(marchands de rien)」と評した。三人が売っていたのは「モノ」ではなく「感覚」であり、その先駆性ゆえに理解されなかった側面もあったのであろう。

1963年── 香りのキャンドル、誕生

転機は1963年に訪れる。ブティック開業2周年を記念して、三人は初めてのオリジナル・キャンドルを生み出した。デスモンドがブティックの奥の作業場で原料を混ぜ合わせ、クリスティアーヌは薬局から耐火性の実験用ガラス瓶を調達し、その中に乾燥花弁と高品質のワックスを注いだ。火を灯すと花びらから立ち上る芳香── それがディプティック初の香りのキャンドルとなった。

最初の3種は「オベピーヌ(Aubépine=サンザシ)」「カネル(Cannelle=シナモン)」「テ(Thé=お茶)」。自然の草花やスパイスから着想を得た嗅覚の風景画のようなラインナップである。それまでキャンドルは単なる実用品であったが、三人の手によって「装飾的かつ感覚的なオブジェ」へと変貌した。

ディプティック公式サイトは、この創造過程を次のように語っている。「画家がパレットを用意するように、自然のままの素材を混ぜ合わせて香りを組み立てていった── それがデスモンド・ノックス=リートの遺産であり、彼が遺した独自の製法である」

1968年── 最初のオードトワレ「ロー(L’Eau)」

1963年のキャンドルの成功を受け、三人はさらなる嗅覚の冒険に乗り出す。1968年、パリが学生運動の嵐に揺れる中、ディプティック初のオードトワレ「ロー」が誕生した。

ローは16世紀の英国のレシピに着想を得た香りである。シナモン、ローズ、クローブ、ゼラニウム、サンダルウッドを調合し、伝統的な英国のクローブ入りオレンジ「ポマンダー」の精神を現代に蘇らせた。この香りを調香したのはデスモンド自身であったとされ、ノルベール・ビジャウィ(Norbert Bijaoui)が調香に関わったとの記録もある。

特筆すべきは、ローが男女の区別なく使える「ユニセックスフレグランス」として設計されたことである。1960年代において男女兼用の香水はまだ「スキャンダル」に近い概念であったが、平等を求める学生運動の時代精神と共鳴し、先駆的な存在となった。

ディプティックのCEO、ローランス・スミション(Laurence Semichon)は語る。「性別を問わないというアプローチは当時としては非常に革新的でしたが、これは今も私たちの創造における習慣です」

1970年代〜1990年代── 香りの物語が広がる

ローの成功により、ディプティックは本格的にフレグランスメゾンとしての道を歩み始める。1975年には「ヴィネーグル・ド・トワレット(Vinaigre de Toilette)」を発表し、18世紀のコンセプトを再発明した。

1983年には「ロンブル・ダン・ロー(L’Ombre dans l’Eau=水面の影)」が誕生する。この香りの背景には美しい物語がある。ディプティックの創設者たちの友人、ディド・ミルロイ=マーウィンがある日、庭でバラとカシスを同時に手に取った瞬間、二つの香りが混じり合う芳香に衝撃を受けた。この偶然の発見がクリスティアーヌの記憶── ラ・フェルテ=アレの実家の庭にある枝垂れ柳の下で、カシスやラズベリーの味を唇に感じた日々──と結びつき、調香師セルジュ・カルーギーヌの手によって一本の香水として結実した。

同じ1983年には、ある重要な「来客」があった。シャネルのクリエイティブ・ディレクターに就任したばかりのカール・ラガーフェルドが、サンジェルマン大通り34番地を訪れたのである。彼はカシスの香りに魅了され、その後ディプティックの「ベ(Baies=ベリー)」は一時シャネルの全店舗で取り扱われることになった。

デスモンドは1993年、虫垂炎の手術中の事故により突然この世を去った。60年を超えるディプティックの歴史において、最も大きな喪失の瞬間であった。デスモンドは亡くなる直前まで、すべてのキャンドルや香水のラベルを手描きのインディアンインクで描き続けていた。

「デスモンドは色彩を使うように香りを組み立てました。樹脂や粉末、押し花から思いがけないアコードを生み出す── 私たちは今もこの方法で創作を続けています。それぞれの作品はアーティスティックなアプローチから生まれるのです」
── ローランス・スミション

デスモンドの死後、ラベルのイラストはイヴ・クエランが引き継いだ。また、三人の友人であったモハメド・ラタウイがマネージングディレクターに就任し、メゾンの経営を支えた。

1996年〜2000年代── 記憶と旅の香り

デスモンドの遺志を継ぎつつも、ディプティックは外部の優れた調香師との協業を深めていく。

1996年、調香師オリヴィア・ジャコベッティが「フィロシコス(Philosykos)」を生み出した。ギリシャ語で「イチジクの友」を意味するこの香りは、創設者たちのギリシャ旅行の記憶に端を発する。イヴとデスモンドがギリシャから持ち帰ったお土産── イチジクの葉、アクロポリスの大理石の欠片、ミケーネ時代の陶器の破片、貝殻── がクリスティアーヌの手元に届き、この記憶がイチジク畑の情景と結びついて一つの香水構想となった。ジャコベッティはイチジクの実だけでなく、葉の青い樹液、木の皮、枝のすべてを香りに閉じ込め、「イチジクという一本の樹」をまるごとボトルに封じた。フィロシコスの登場以前、イチジクは香水における一つのノートに過ぎなかったが、これ以降、イチジクは独立したジャンルとなった。

2003年には「タムダオ(Tam Dao)」が登場した。これもまた、イヴ・クエランの記憶の香りである。ベトナム北部のタムダオ山(Tam Đảo)の神聖な森── 象がサンダルウッドの丸太を寺院に運ぶ光景── その荘厳な記憶が、マイソール産サンダルウッドのベルベットのような香りとして蘇った。

「忘れられない香りというものがある。タムダオ・コレクションは、ディプティックの創設者の一人イヴ・クエランの記憶から生まれた。幼少期のベトナムの神聖な森で、象がサンダルウッドの丸太を寺院まで運んでいた」
── ディプティック公式サイトより

2005年には「ドソン(Do Son)」が調香師ファブリス・ペルグランによって創作された。ドソンはベトナム北部ハロン湾沿いの海辺の町で、イヴが幼少期に父親の建てたパゴダ(仏塔)で夏を過ごした場所である。海風がチュベローズの甘く芳しい香りを運んでくる── その記憶を、ペルグランがチュベローズオレンジブロッサムジャスミンの香調で再現した。

「それは三人での共同作業であり、多くの共有と傾聴がありました。ディプティックの創設者たちとの出会いの中で語られた旅と人生の物語から、私は滋養を得たのです。そしてドソンは、その対話から生まれました」
── ファブリス・ペルグラン、調香師

2005年〜現在── 新たな章へ

2005年、ディプティックはロンドンの投資ファンド、マンザニータ・キャピタル(Manzanita Capital)に買収された。マンザニータはGAPの創業家出身のウィリアム・フィッシャーが共同設立したファンドで、彼はディプティックの「純粋さと誠実さ(purity and integrity)」に惹かれたと語っている。買収後もイヴとクリスティアーヌはブランドに深く関わり続けた。

「マンザニータは家族経営のファンドとして、ビジネスを前進させるためのビジョンと専門性、そして事業を発展させるためのコミットメントを正しく併せ持っていると感じました」
── イヴ・クエラン

2006年、最後の創設者であるイヴ・クエランが亡くなった。彼はデスモンドの死後13年にわたり、すべてのラベルイラストを描き続け、メゾンの芸術的精神を守り抜いた人物であった。

創設者たちの時代は終わったが、その精神は現在のチームに脈々と受け継がれている。マンザニータの長期的な支援のもと、ディプティックはパリの小さなブティックから世界124店舗を擁するグローバルブランドへと成長した。現CEOのローランス・スミションは、「もし創設者たちが今日もここにいたら、何をするだろう? 誰と一緒に仕事をするだろう? どこへ旅をするだろう? 私は毎日、自分自身にもチームにもこう問いかけています」と語っている。


ブランドのこだわり

香りづくりの哲学── 記憶と自然のアート

ディプティックの香りは「流行」ではなく「記憶」から生まれる。創設者たちの旅の記憶、庭の情景、幼少期の風景── そうした個人的で親密な体験が、香水の出発点となる。

「ディプティックの創造は流行に導かれてきたのではなく、想像力を揺り動かしたいという欲求に導かれてきました。昨日にインスピレーションを得て、今日を発明する。未来的でもなく、ヴィンテージでもなく」
── ローランス・スミション

1968年の「ロー」以来、ディプティックのすべてのフレグランスはジェンダーレスに設計されている。「男性用」「女性用」という区分は存在しない。それは嗅覚の風景画であり、すべての人がその中を歩くことを招かれている。

オーバル── 楕円のシンボル

ディプティックの視覚的アイデンティティの核をなすのが、象徴的な「楕円形(オーバル)」である。デスモンド・ノックス=リートが古代ローマの近衛兵の盾(プレトリアン・シールド)に着想を得て創り上げたこの形は、エジプトのファラオのカルトゥーシュ、バロック建築の楕円、18世紀のメダイヨンなど、多様な歴史的影響が交差する場所でもある。

この楕円の中心には「香炉(フレグランス・バーナー)」が描かれ、古代の儀式を想起させる神秘的な形状がメゾンのアイデンティティと不可分になっている。

踊る文字── 暗号の遊び心

ラベルに踊るように配された文字は、デスモンドの暗号学への愛から生まれた「カリグラム(文字の視覚詩)」である。通常の配列を崩した文字たちは、注意深い目にだけ「diptyque」と読める仕組みになっている。

「完璧でないことほど魅力的なものはない」
── デスモンド・ノックス=リート

各フレグランスには、それぞれ専用のイラストレーションが添えられる。デスモンドはインディアンインクとバニョール&ファージョンのペンを使い、一つ一つの香りに対応する絵を描いた。これは二連板絵(ディプティク)の伝統── 二つのパネルが互いを補完し合うように、香りの「ジュース」と墨の「ドローイング」が対をなす── というコンセプトに基づいている。

ボトルとパッケージ

ディプティックのアイコニックなオーバル型ボトルは、デザイン会社セルヴェール&コ(Servaire & Co)が手がけたものである。メゾンの象徴であるオーバルへのオマージュとして設計され、「常にそこにあったかのような」シルエットを持つ。オードトワレとオードパルファムの区別は、黒と白のカラーコードの反転によって表現されるという繊細な工夫が施されている。

ラベルは二面構造になっており、表面には主要な原料のイラスト、裏面にはその香りにインスピレーションを与えたアートワークが描かれる── 瓶を回すだけで、香りの物語をさらに深く味わえるという設計思想である。


香水ラインナップ

ディプティックは60年以上にわたり数十種のフレグランスを世に送り出してきた。ここでは、メゾンの美学を代表するいくつかのコレクションを紹介する。

旅と記憶のコレクション

  • ロー(L’Eau, 1968年):メゾン最初のオードトワレ。16世紀英国のポプリのレシピに基づく、シナモン、ローズ、クローブ、サンダルウッドのユニセックスフレグランス
  • タムダオ(Tam Dao, 2003年):ベトナムの聖なる森と白檀の記憶。マイソール産サンダルウッドの絹のような香りを、サイプレスとミルトが引き締める
  • ドソン(Do Son, 2005年):調香師ファブリス・ペルグランが、イヴ・クエランのベトナムの幼少期の記憶── ハロン湾の海風に乗って届くチュベローズの香り── を再現した一作
  • ヴォリュート(Volutes):1930年代、マルセイユとサイゴンを結ぶ大型客船の上甲板── イヴニングガウンに身を包んだ女性たちとタバコの煙の記憶

自然を讃えるコレクション

  • フィロシコス(Philosykos, 1996年):調香師オリヴィア・ジャコベッティによる「イチジクの樹」の完全な再現。果実、葉、樹液、木の皮、すべてを一瓶に封じ込めた金字塔的作品
  • ロンブル・ダン・ロー(L’Ombre dans l’Eau, 1983年):川辺の枝垂れ柳の下で、バラとカシスの香りが混じり合う瞬間を封印した一作
  • ベ(Baies):フレッシュなカシスと咲き誇るバラのブレンド。ディプティックで最も有名なキャンドルの香り
  • オー・モエリ(Eau Mohéli):コモロ諸島のイランイラン。ジヴォダン財団と協力し、イランイランの栽培を通じて島の土壌浸食防止を支援するプロジェクトと連動している

パリを讃えるコレクション

  • オルフェオン(Orphéon, 2021年/2026年):1960年代にサンジェルマン大通り34番地の隣に存在したジャズクラブ「オルフェオン」── 学生、画家、俳優、作家が集った場所── の記憶に捧げるフレグランス。2021年にオリヴィエ・ペシューがウッディなオードパルファムとして創作し、2026年にはナタリー・セトが日暮れの活力をシトラスで表現したオードトワレを新たに発表した
  • オー・キャピタル(Eau Capitale):千の顔を持つ都市パリへのオマージュ。ベルガモット、ローズ、パチョリが織りなすシプレーの香り

ちなみに…

  • カール・ラガーフェルドとの逸話:1983年、シャネルの新クリエイティブ・ディレクターに就任したばかりのラガーフェルドがディプティックを訪れ、カシスの香りに一目惚れ。「ベ」はその後、シャネル全店舗で販売されることになった。
  • ジョン・ガリアーノの特注品:デザイナーのガリアーノは長年の顧客で、自分だけの香りをディプティックに特注した。レザー、樹皮、ムスク、ドライハーブから「エッセンス・オブ・JG(Essence of JG)」が生まれた。
  • セレブリティに愛される「ベ」:ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー・ブラッドショーのベッドサイドにはディプティックの「ベ」が灯り、バスケットボール選手レブロン・ジェームズはホテル滞在時に必ず持参。ヴィクトリア&デイヴィッド・ベッカム夫妻の邸宅にも、ほぼすべての部屋にディプティックのキャンドルが置かれているという。
  • シャー・ルク・カーンの愛香:インドの国民的俳優シャー・ルク・カーンの愛用フレグランスはタムダオであると報じられている。
  • マンザニータ・キャピタルの慧眼:ディプティックを2005年に買収したマンザニータは、バイレード(Byredo)も傘下に収め、2022年にスペインのプーチ・グループに約10億ユーロで売却した実績を持つ。しかしディプティックだけは手放さず、20年近く保有し続けている。
  • ブランド名の綴り:ディプティックの公式表記は小文字の「diptyque」。”y”と”i”の位置が通常の “diptique” と入れ替わっているのは、デスモンドの暗号遊びの精神の表れである。

  1. Diptyque公式サイト “The Story of Diptyque” – https://www.diptyqueparis.com/en_us/c/the-story-of-diptyque.html
  2. Diptyque Memento “The Diptyque of Three Artists” – http://www.diptyqueparis-memento.com/en/the-diptyque-of-three-artists/
  3. Diptyque Memento “Juice and Ink” – http://www.diptyqueparis-memento.com/en/juice-and-ink/
  4. Wikipedia “Diptyque” – https://en.wikipedia.org/wiki/Diptyque
  5. Lampoon Magazine “Do Son, Diptyque – rebuses and inverted letters” – https://lampoonmagazine.com/do-son-diptyque/
  6. Elle Decoration “The scent of success: celebrating 60 years of Diptyque” – https://www.elledecoration.co.uk/design/a36913099/diptyque-anniversary/
  7. Théâtre des Champs-Elysées “Yves Coueslant: du théâtre à diptyque parfumeur” – https://www.theatrechampselysees.fr/medias-hors-champs/lire/yves-coueslant-du-theatre-a-diptyque-parfumeur
  8. The Evolution of Diptyque: From Origins to Modern Day (Tuoksu) – https://www.tuoksu.co/blogs/perfume/the-evolution-of-diptyque-from-origins-to-modern-day
  9. Space NK “The Story Behind Diptyque Fragrances” – https://www.spacenk.com/uk/inside-space/in-focus/the-story-behind-diptyque-fragrances.html
  10. FashionUnited “Diptyque bought by Manzanita Capital” – https://fashionunited.uk/news/fashion/diptyque-bought-by-manzanita-capital/2005041436585
  11. Esquire India “In Conversation With: Diptyque CEO Laurence Semichon” – https://www.esquireindia.co.in/style/just-landed/in-conversation-with-diptyque-ceo-laurence-semichon
  12. Grazia “The Elegant Paper Trail of Diptyque L’eau Papier” – https://grazia.sg/beauty/the-elegant-paper-trail-of-diptyque-leau-papier/
  13. Moodie Davitt Report “Diptyque calls on Halong Bay inspiration with limited edition Do Son” – https://moodiedavittreport.com/diptyque-calls-on-halong-bay-inspiration-with-limited-edition-do-son-fragrance/
  14. Tagwalk “Laurence Semichon” – https://www.tag-walk.com/en/talk/laurence-semichon-64b660230e6ba
  15. Diptyque公式サイト “Diptyque’s Codes” – https://www.diptyqueparis.com/en_hk/c/diptyque-s-codes.html
  16. Servaire & Co “Diptyque Eaux de Toilette” – https://www.servaireandco.com/projets/diptyque-eaux-de-toilette/
  17. Oreate AI “Analysis of the Design Language of French Fragrance Brand Diptyque” – http://oreateai.com/blog/analysis-of-the-design-language-of-french-fragrance-brand-diptyque/
  18. Mecca “Diptyque Baies Is the Scent You’re Smelling Everywhere” – https://www.mecca.com/en-au/mecca-memo/fragrance/baies-diptyques-most-iconic-scent/
  19. CaFleureBon “Diptyque L’Ombre Dans L’Eau Review” – https://www.cafleurebon.com/cafleurebon-fragrant-awakening-diptyque-lombre-dans-leau-serge-kalouguine-1983/
  20. 華麗志「CEO専訪 | Diptyque 16年首次換帥」 – https://www.163.com/dy/article/JCS0CRCK0519FFAI.html
  21. Dossier Magazine “60 Years of Diptyque” – https://dossiermag.net/home/60-years-of-diptyque
  22. Hypebeast “Diptyque Orphéon New Eau de Toilette Release Info” – https://hypebeast.com/2026/2/diptyque-orpheon-new-eau-de-toilette-release-info
  23. Tatler Asia “Diptyque’s Laurence Semichon on the best ways to wear a perfume” – https://www.tatlerasia.com/style/beauty/diptyque-laurence-semichon-perfume-candle-interview
  24. Das Parfum & Beauty “diptyque Paris – luxury fragrances” – https://www.dasparfum-beauty.com/pages/brand-world-diptyque
  25. Beautyscene “Diptyque Extends Orphéon Across Fragrance and Gesture” – https://www.beautyscene.net/brands/diptyque/diptyque-orpheon-fragrance/
この記事を書いた人
Root

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

Rootをフォローする
ブランド創業者
ルシェルシェアする
Rootをフォローする