花・植物・生き物

香りの科学

ブドウの花は、種類で香りが違う?

マスカダインというブドウには、雌花を付ける品種と、雄しべ・雌しべを備えた両性花を付ける品種があります。16系統を調べると、花から取り出した成分にも違いがありました。人工授粉の結果と合わせて、花の形や香り、花粉という報酬が受粉にどう関わるかを考えた研究です。
香りの科学

腐肉臭の花は、夜ごとに匂いを変える?

腐肉のような匂いで知られるショクダイオオコンニャク。開花中の成分を連続測定すると、花粉を受け取る初夜と、送り出す翌夜では、匂いの量も組み合わせも違っていました。空気中での変化を計算すると、大気汚染が花と虫のやり取りを妨げる可能性も浮かびます。
香りの科学

花粉が減ると、花の香りも変わる?

外から見えない花粉の有無は、香りに表れるのでしょうか。振動で花粉を取り出すナス属の花を比べ、昆虫への情報になる可能性を調べた研究です。
香りの科学

花の香りの成分は、植物の防御にもつながる?

ペチュニアで香気成分をつくる二つの酵素を特定。植物の防御信号サリチル酸とのつながりや、細胞内で反応が起こる場所も見えてきました。
香りの科学

キクの香りは、植物の体内信号で変わる?

果実香のキクで、植物ホルモンの信号と香り成分の合成をつなぐ仕組みを調べた研究。成分をつくる時期と放つ時期の違いにも注目します。
香りの科学

花の香りは、小さなRNAが調節する?

白い花を咲かせるヘディキウムで、香りづくりを調節する小さなRNAを調べた研究。植物ホルモンや合成酵素につながる仕組みを紹介します。
香りの科学

黄色い花は、ハチを呼び戻す?

ハチドリが花粉を運ぶ赤い花に、黄色い系統が生まれたら、何が変わるのでしょうか。2種のミムルスを調べると、色だけでなく香りや形も変わっていました。ハチは黄色い花を多く訪れましたが、花との相性はまだ十分ではありませんでした。
香りの科学

花は、遺伝子を残したまま香りを失う?

花の香りが弱くなる進化は、香りを作る遺伝子が失われることで起こるのでしょうか。コスタス属30種を比べた研究は、ハチドリに花粉を運んでもらう花で、遺伝子を残しながらその働きを弱める可能性を示しました。
香りの科学

バラの花びらとおしべは、同じ香りを出している?

野生バラの花びら、おしべ、めしべを比べると、目立つ香気成分には違いが。場所と時間による変化を、遺伝子の働きからも探った研究です。
香りの科学

ジャスミンの香りは、開花とともにどう変わる?

多重花弁のジャスミンで、開花段階ごとの揮発性成分と遺伝子の働きを比較。香りを形づくる候補と、その仕組みを探った研究です。