『調香師日記』(ジャン=クロード・エレナ)

調香師日記 香水の書籍・映画

書籍情報

書籍名:『調香師日記』
(原題:仏語Journal d’un Parfumeur、英語The Diary of a Nose)
著者:ジャン=クロード・エレナ(Jean-Claude Ellena)
出版年:2011年(日本語訳は2011年)
出版社:原書房

スピード追求型の社会では、香水の評価にかけられる時間はせいぜい2秒である。これでは視覚から受ける情報のスピードと変わらない。そんな短時間で評価されてしまっては、いい迷惑。香水は嗅いでみて、つけてみて、はじめて真実を語ってくれるものなのに。

ジャン=クロード・エレナ

書籍レビュー

言葉は、それ以上に匂いは、私たち一人一人にとって同じ意味をもつとは限らない。しかし、匂いは調香師が加工し、生かし、変えることができるものである。匂いが生き、香水が生きているのも、匂いの意味が変わるからである。

ジャン=クロード・エレナ

 作者ジャン=クロード・エレナがエルメスの専属調香師時代に「調香師がどんな生活を送っているのか知ってもらえたら」と1年に渡ってつけた自身の日記を元に書いた本。調香師が日々、何を考えているのか、どういう風に調香を試行錯誤しているのかが分かります。全編を通して金言がちりばめられており、何度読み返しても学びがある本。初心者から上級者まで香水好きならば必見の1冊。

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この記事を書いた人

香りの学び場「ルシェルシェパルファム」の運営者。
元香水販売員で、現在はとあるIT企業の管理職。
香水への愛が抑えきれず、自身の学んだことをはきだすサイトを作ってしまう。エルメス・フレデリックマルを主に愛用。

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