「誰かが私の作った香水を気に入り、目を閉じて、微笑む。それが、香水が何かをもたらしている本当のしるしだと思います。」
クリストファー・シェルドレイク、ベースノーツのインタビュー、2013年
セルジュ・ルタン(Serge Lutens)の濃密で、ときには挑発的な香り。その一方にある、シャネル(Chanel)の端正な佇まい。クリストファー・シェルドレイクは、異なる美意識を持つ二つのメゾンで長く創作を続けた調香師です。
インドで生まれ、イギリス、フランス、日本で経験を重ねてきました。建築家になるつもりで訪れたグラースで香水と出会い、日本でセルジュ・ルタンと知り合います。その偶然の連なりが、「フェミニテ・デュ・ボワ(Féminité du Bois)」や「アンブル・スルタン(Ambre Sultan)」へとつながっていきます。
生年月日は、英語版ウィキペディアでは1955年4月11日と紹介されています。出生地は、インドのマドラス、現在のチェンナイです。
調香史
建築家を目指していた青年が、グラースに残った理由
シェルドレイクはイギリス人の両親のもと、インドで生まれ育ちました。のちにイギリスへ移り、数学、物理、美術を学びます。当初の目標は建築家になることでした。
その進路を変えたのは、父親からの助言です。建築の勉強を始める前に、ヨーロッパの言語を身につけてはどうか。そこでフランス語を学ぶために南仏へ向かい、1974年、グラースの香料会社シャラボー(Charabot)で3か月間の職業体験を始めます。
そこで出会ったのが、香料の匂いだけでなく、その産地や歴史までを知る調香師たちでした。
「私は調香師たちに少し英語を教え、引退した調香師が私に少し香水を教えてくれました。3か月ほどすると、『君には鼻があると思う。残ってみないか』と言われたのです。さらに3か月、次に6か月、それから2年、3年と残り、建築は過去のものになりました。」
クリストファー・シェルドレイク、パフューム・シュラインが紹介した新聞インタビュー、2011年
フレグランス・ファウンデーション英国の紹介によれば、才能を見いだしたのは、マスター調香師のジョルジュ・クール(Georges Cœur)でした。短期の研修生だった青年は、見習い調香師として雇われます。
シャラボーでは、フランソワ・ドゥマシー(François Demachy)とも同じ時期を過ごしました。のちにドゥマシーは、ジャック・ポルジュ(Jacques Polge)へシェルドレイクを推薦した人物としても紹介されています。土地や素材を知ることと、人との出会い。その両方が、キャリアの入り口にありました。
シャネル、クエスト、そして横浜へ
シャラボーのあと、イギリスのロベルテ(Robertet)を経て、1980年頃にパリのシャネルへ移ります。ジャック・ポルジュと過ごした最初のシャネル時代を、本人は素晴らしい3年間だったと振り返っています。
その後、より広い市場を経験するため、クエスト・インターナショナル(Quest International)へ移籍します。職歴プロフィールには1983年9月入社とあり、在籍期間は2005年9月までの22年1か月。一方、業界団体の略歴では1984年入社、本人インタビューでは約23年間と紹介されており、資料ごとにわずかな違いがあります。
クエストは、のちにジボダン(Givaudan)へ統合された香料会社です。ここでシェルドレイクは、香水だけでなく、さまざまな日用品の香りを手がけるようになります。
大きな転機は、1987年から約5年間を過ごした横浜でした。日本や韓国の市場で、ラグジュアリー製品から洗剤まで幅広く担当します。製品ごとに異なる技術的な制約は、香料が実際の処方の中でどう振る舞うかを理解する土台になりました。
本人が懐かしく語る仕事の一つが、ユニリーバ(Unilever)のシャンプー「ラックス・スーパーリッチ(Lux Super Rich)」です。ローズと果実を思わせる香りを作り、当時のクエストで最大級の販売規模を持つ香りの一つになったと回想しています。香水愛好家が知る作品とは違う場所でも、彼の香りは人々の生活に入り込んでいたのです。
また、日本ではお香の文化に惹かれました。素材の匂いだけではなく、煙を焚く行為に精神的な意味があること。その経験は、後年の創作を考えるうえでも見逃せません。
東京で出会った、セルジュ・ルタン
1989年、東京で、当時資生堂(Shiseido)のアーティスティック・ディレクターだったセルジュ・ルタンと出会います。1992年に発表されたフェミニテ・デュ・ボワは、ルタンの構想を、ピエール・ブルドン(Pierre Bourdon)とシェルドレイクが香水へと形にした作品でした。
共同制作については、ブルドンがウッディ・フルーティーの骨格を考案し、シェルドレイクが引き継いでルタンと発展させたと説明されています。ただし、制作過程の紹介には違いがあり、どちらか一人だけの作品として扱うことはできません。
この作品から続くルタンとの関係は、発注者と実作者という言葉だけでは説明しきれません。ルタン自身は、香りの方向や素材を示しながら、協働の中心にあるのは香水そのものだと語っています。
「私はどこへ向かうかを知っていますし、クリストファー・シェルドレイクも知っています。それが彼の仕事です。本当のパートナー、中心にあるのは、香水なのです。」
セルジュ・ルタン、グラン・ド・ミュスクのインタビュー、2010年
ルタンは二人の作業を映像に残そうと考えたものの、カメラがあると映像のために振る舞い、二人を結ぶ見えないものが失われると感じて断念したとも話しています。細かな説明がすべて外に出てこないのは、秘密を守るためだけではなく、言葉にしきれないやり取りも創作の一部だからなのでしょう。
シェルドレイクは、ルタンのコレクションの大部分を担ってきました。ただし、すべての作品を一人で作ったわけではありません。「アイリス・シルバー・ミスト(Iris Silver Mist)」はモーリス・ルーセル(Maurice Roucel)の作品として知られ、資料によってはシェルドレイクとの共作の可能性も記されています。
再びシャネルへ。新作を作り、名作を守る
2005年、シェルドレイクはシャネルに戻ります。再入社を前に、旧知のジャック・ポルジュへ連絡を取ったところ、まずは一杯飲もう、ただし仕事はないよ、と返されたそうです。それでも3か月後には、もう一度すぐ来られるかと声がかかりました。
本人にとって、シャネルは本当に行きたかった場所でした。就任したのは、調香師兼香水研究開発ディレクターです。新しい香りを作るだけでなく、原料の選択、品質管理、既存作品の維持、製造まで広く見渡す役割を担いました。
2013年には、ジャックの息子オリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)が加わります。のちに父から息子への継承が進むなかでも、シェルドレイクは研究開発と創作を支える存在であり続けました。
興味深いのは、シャネル在籍中もルタンへの創作が認められていたことです。シェルドレイクによれば、シャネル側が、ルタンから助けを求められた場合は応じてよいと提案してくれたといいます。違う創作の場を持つことは、一つの仕事に近づきすぎた視点を戻す働きもありました。
シャネルでは、そのメゾンが持つ抽象性や複雑さ、時代との関係を考える。ルタンでは、別の感覚や記憶を掘り下げる。作風を一つに固定しないことが、彼の仕事の幅につながっています。
人と雰囲気から始まる香り
シェルドレイクは、インスピレーションの源を問われると、人と、その場の雰囲気を挙げています。出会った人や土地が、すぐに商品になるとは限りません。ある一瞬を表すだけの着想が、別の作品につながることもあります。
「何よりも、人と雰囲気が私を最も刺激します。人や場所はインスピレーションになりえますが、必ずしも商品になるわけではなく、ただある瞬間を表していることもあります。」
クリストファー・シェルドレイク、ベースノーツのインタビュー、2013年
好きなのは、まだ何も決まっていない白紙に向き合う時間だともいいます。どの素材を使うかを決める前に、どのような香りを作りたいのかを思い描く。その後は、出来上がりつつある香りの変化にも耳を傾けていきます。
もっとも、創作だけに没頭すればよいとは考えていません。長いキャリアの中で、表現と、人に届くことの両方を学んできたからです。
「創り手は仕事を始めた頃、ファン・ゴッホのように、商業性をまったく考えず自分を表現しがちです。でも、いつも売れるとは限りません。長く仕事をしていると、今度はビヨンセのように、商業的に成功する方法がわかってくる。その中間にいて、同時に両方であることが大切なのだと思います。」
クリストファー・シェルドレイク、ベースノーツのインタビュー、2013年
また、香りを機能的なものと感情的なものに分けて考えています。シャンプーやデオドラントが、朝の清潔感や自信を支える一方、夜の外出や休日に選ぶ香水は、そのときの気持ちに働きかける。どちらも知っているからこそ、冒頭の、目を閉じて微笑む人の反応が大切になるのでしょう。
代表作とその背景
フェミニテ・デュ・ボワ──木に女性らしさを見いだす
1992年に資生堂から発売されたフェミニテ・デュ・ボワは、木の香りを女性用香水の中心に据えた重要な作品です。その背景には、ルタンが1968年にマラケシュを訪れ、路地で出会ったシダーの記憶がありました。
木の削り屑を小さな箱に入れて持ち帰り、いつかこの木で香水を作ると考えていたルタン。その着想を、ブルドンとシェルドレイクが実現します。シダーに果実やスパイス、花、樹脂の柔らかさを重ねることで、木の乾いた印象だけではない、肌に沿う輪郭を作りました。
2022年のルタンへのインタビュー記事では、初期の構成に占めるシダーを30%、当時の新しい処方では60%と紹介しています。ただし、これは同記事の説明であり、各年代の製品がすべて同じ処方だったことを示す数字ではありません。
1992年には、ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)の「エンジェル(Angel)」や、イッセイ ミヤケ(Issey Miyake)の「ロードゥ イッセイ(L’Eau d’Issey)」も登場しました。甘さや水の透明感とは別の方向から、その年の香水の可能性を広げたのが、この木の香りだったのです。2009年にはセルジュ・ルタンのブランドで再発売されています。
アンブル・スルタン──忘れられた蝋から始まるアンバー
1993年のアンブル・スルタンは、ルタンがスークで見つけ、木箱の中で長く忘れていた香り付きの蝋を起点にしています。ラブダナムを中心に、樹脂の濃さと、コリアンダーやオレガノなどを思わせる乾いたハーブの表情が重なる香りです。
一般的に想像される、柔らかく甘いだけのアンバーではありません。草の苦みや樹脂の粘り気があるからこそ、奥から現れるバニラの甘さにも立体感が生まれます。ルタンの記憶を、材料同士の対比によって香水へ変える仕事がよく見える作品です。
チューベルーズ・クリミネル──美しい花の、穏やかではない入口
「チューベルーズ・クリミネル(Tubéreuse Criminelle)」は1999年の作品です。チューベローズの白い花の印象だけではなく、カンファーやミント、ゴムなどを連想させる刺激的な側面を前に出しました。
花の美しさを見せるために、尖った部分を消すとは限らない。むしろ冒頭の違和感を強調することで、そのあとに広がる花の豊かさが際立ちます。ルタンとシェルドレイクの仕事にしばしば感じられる、心地よさと落ち着かなさの共存が印象的です。
チェルギとドゥース・アメール──熱、甘さ、苦さを組み立てる
「チェルギ(Chergui)」は、2001年のパリでの発売後、2005年に広く展開された作品です。名称は、モロッコで吹く暑く乾燥した東風を指します。
タバコ、蜂蜜、干し草、アンバーに、アイリスやサンダルウッド、インセンスの印象が重なります。熱気をそのまま荒々しく表すのではなく、乾いたものと甘いもの、煙と柔らかさを同居させた香りです。
一方、シェルドレイクが完成までに苦労した作品として挙げるのは、2000年の「ドゥース・アメール(Douce Amère)」でした。着想は、角砂糖に注ぐアブサンの苦さと甘さ。本人の説明では、使用可能な範囲でアブサンの印象を強く出そうとしたといいます。最も楽しかった作品には、菓子を題材にした「ラハット・ルクム(Rahat Loukoum)」を挙げています。
シャネルの香り──端正な外側にある複雑さ
2007年に始まった「レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル(Les Exclusifs de Chanel)」では、ジャック・ポルジュとの共同制作として、「28 ラ パウザ(28 La Pausa)」「31 リュ カンボン(31 rue Cambon)」「ベル レスピロ(Bel Respiro)」「コロマンデル(Coromandel)」などが知られています。2008年の「シコモア(Sycomore)」も、その仕事の一つです。
31 リュ カンボンを、シェルドレイクはアイリスを豊かに使ったシプレの再解釈として説明しました。目指したのは、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のリトル・ブラック・ドレスのようなエレガンスです。
2011年の「シャネル N°19 プードレ(Chanel N°19 Poudré)」では、既存の名作を守る責任感を強く語っています。
「これは調香師としての誇りの問題です。N°19は象徴的な香水であり、私たちはそれを守ります。これはマーケティングのアイデアではなく、調香師のアイデアなのです。」
クリストファー・シェルドレイク、パフューム・シュライン掲載の発言、2011年
2012年の「ココ ヌワール(Coco Noir)」も、ジャック・ポルジュとの共作です。グレープフルーツやベルガモットから、ローズ、ジャスミン、ナルシス、ローズゼラニウムの葉を思わせる花の表情へ。パチュリ、サンダルウッド、トンカビーン、バニラ、ムスクなどが奥行きを支えます。
黒いボトルから重い香りを想像されがちですが、本人は柔らかく、官能的で、まといやすい香りだと説明しています。また「ブルー ドゥ シャネル(Bleu de Chanel)」についても、最初の爽やかな印象だけではなく、肌の上で現れる乾いたウッディとムスクに独自性があると話しています。第一印象だけで作品を決めつけない視点も、彼の言葉に繰り返し現れます。
香水を文化として残す仕事
オスモテークと、調香師という職業
シェルドレイクは創作だけでなく、香水の保存と、調香師の地位を支える活動にも関わっています。
ヴェルサイユを拠点とする香水保存機関オスモテーク(Osmothèque)では、副会長として紹介されています。ジャン・ケルレオ(Jean Kerléo)らが1990年に設立したこの機関は、廃番作品を含む香水の記憶を、実際に匂いを確かめられる形で保存してきました。
オスモテーク友人協会(Société des Amis de l’Osmothèque)の会長、国際創作調香師協会(Société Internationale des Parfumeurs-Créateurs)の創設メンバーという役割も、フレグランス・ファウンデーション英国の紹介で確認できます。グラースの香水関連技術の文化遺産としての継承にも関わってきました。
パルファン・ドリアン展──瓶の外に香りを置く
2023年9月26日から2024年3月17日まで、パリのアラブ世界研究所(Institut du monde arabe)で「パルファン・ドリアン(Parfums d’Orient)」展が開催されました。
シェルドレイクは科学委員会の一員として参加し、ジボダンのニスリン・ブアザウィ・グリリー(Nisrine Bouazzaoui Grillié)とともに香りを制作します。庭だけでなく、スークやハマム、革なめし場など、日常のさまざまな場面を匂いでたどる展示でした。
「ただ香水を作ればよいのではありません。文章を作り、東方の香水の世界をめぐる物語も紡がなければなりませんでした。私の目的は、アラブ世界とその香水文化に敬意を表する、本物の体験を届けることでした。」
クリストファー・シェルドレイク、カルネ・デュ・リュクスのインタビュー、2024年
特定の商品を売るためではなく、来場者が文化を知るための香り。ブランドから離れた仕事であることを、本人は大切にしていました。東西の香りの好みや、旅を通じた素材の広がりにも触れ、香水を歴史や地理の中に置いて考えています。
インタビューでは、この展覧会を初めての美術館との協働と述べています。ただし、それ以前にもシャネルの展覧会に関わっており、展示に携わった経験そのものが初めてだった、という意味には取らないほうがよいでしょう。
メゾン・スポトゥルノという新しい章
2025年にはシャネルを離れたと紹介され、シェルドレイクの仕事は新しい段階に入ります。独立活動の開始月とシャネル退職月は別の記録なので、一つの日付にまとめずに捉える必要があります。
この時期の重要な仕事が、メゾン・スポトゥルノ(Maison Spoturno)です。フランソワ・コティ(François Coty)の曾孫、ヴェロニク・スポトゥルノ(Véronique Spoturno)が、その家の歴史を受け継ぎながら現代の香水を作るために立ち上げたメゾンです。
2025年には「アルフェ(Alphée)」「バルビカジャ(Barbicaja)」「ラム・デュ・フェニックス(L’Âme du Phénix)」などが紹介されました。ただし、活動の始まりをすべて2025年とするのは正確ではありません。「スポトゥルノ 1921(Spoturno 1921)」の限定版は2021年に発表され、その後、通常の製品展開へつながっています。
バルビカジャの着想は、コルシカ島アジャクシオの海辺にある、家族ゆかりの邸宅でした。
「ヴェロニクがこの家族の記憶を話してくれたとき、気ままさと幸福の香水を思いつきました。海風に、オレンジの花、そして果実のようなアプリコットの気配を持つジャスミンが香るのです。」
クリストファー・シェルドレイク、ブランド掲載の言葉をサ・フルール・ボンが紹介、2026年
記憶を語る人がいて、その場の空気を想像し、香りにする。これは日本でルタンと出会った頃から、彼が続けてきた仕事にも通じます。長い経歴を経ても、人と場所が創作の始まりであることは変わっていないようです。
ちなみに…
2013年のインタビューでは、好きな香水として、シャネルの「N°5 オー プルミエール(N°5 Eau Première)」や「N°22」、ココ ヌワールを挙げています。ほかには、ゲラン(Guerlain)の「ミツコ(Mitsouko)」を自分でもまとっていたと話し、キャシャレル(Cacharel)の「アモール アモール(Amor Amor)」のアコードも気に入っていると語りました。
同じ取材で、インタビュアーは、服装の整ったシャネル本社に、赤いブーツと破れたジーンズで訪れたことに緊張していたそうです。シェルドレイクはTシャツのロゴを見て、それが「オールドスパイス(Old Spice)」だと気づき、カーネーションのよい香りだと声をかけました。香水の名前から素材の話へ移る、気負いのない一言で、場がほぐれたといいます。
難解な作品を作る人であっても、人との接し方まで難解とは限りません。作品を好きになった人の笑顔を大切にする姿勢が、その小さな場面にも表れています。
調香作品
以下は、主要作品を中心とする一覧です。年代は基本的に初出年で、発売地域や再発売によって異なる場合があります。「—」は、この一覧で共同調香師を記載していないことを示し、制作に一切の協働がなかったという意味ではありません。
| 年 | ブランド | 作品名 | 共同調香師・補足 |
|---|---|---|---|
| 1992 | 資生堂/のちセルジュ・ルタン | フェミニテ・デュ・ボワ | ピエール・ブルドン |
| 1992 | セルジュ・ルタン | ボワ ドゥ ヴィオレット(Bois de Violette) | — |
| 1992 | セルジュ・ルタン | ボワ エ フリュイ(Bois et Fruits) | — |
| 1992 | セルジュ・ルタン | ボワ エ ムスク(Bois et Musc) | — |
| 1992 | セルジュ・ルタン | ボワ オリエンタル(Bois Oriental) | — |
| 1993 | セルジュ・ルタン | アンブル・スルタン | — |
| 1994 | セルジュ・ルタン | アン ボワ セピア(Un Bois Sepia) | — |
| 1995 | セルジュ・ルタン | フルール ドランジェ(Fleurs d’Oranger) | — |
| 1995 | セルジュ・ルタン | ラ ミール(La Myrrhe) | — |
| 1996 | セルジュ・ルタン | キュイール モレスク(Cuir Mauresque) | — |
| 1997 | セルジュ・ルタン | アン リス(Un Lys) | — |
| 1998 | セルジュ・ルタン | ミュスク クブライ カン(Muscs Koublai Khan) | — |
| 1998 | セルジュ・ルタン | ラハット・ルクム | — |
| 1998 | ル モンド アン パルファン(Le Monde en Parfum) | ル タン デ レーヌ(Le Temps des Reines) | — |
| 1999 | セルジュ・ルタン | チューベルーズ・クリミネル | — |
| 1999 | スペースNK(Space NK) | ウーマン(Woman) | — |
| 1999 | スペースNK | ラフター(Laughter) | — |
| 1999 | エイボン(Avon) | パーシーヴ(Perceive) | — |
| 2000 | セルジュ・ルタン | ア ラ ニュイ(À La Nuit) | — |
| 2000 | セルジュ・ルタン | アラビ(Arabie) | — |
| 2000 | セルジュ・ルタン | ドゥース・アメール | — |
| 2000 | セルジュ・ルタン | サ マジェステ ラ ローズ(Sa Majesté la Rose) | — |
| 2001 | セルジュ・ルタン | チェルギ | 2005年に広く展開 |
| 2001 | セルジュ・ルタン | ダチュラ ノワール(Datura Noir) | — |
| 2001 | セルジュ・ルタン | サンタル ブラン(Santal Blanc) | — |
| 2001 | セルジュ・ルタン | サンタル ドゥ ミゾール(Santal de Mysore) | — |
| 2001 | スペースNK | マン(Man) | — |
| 2002 | セルジュ・ルタン | ベチバー オリエンタル(Vetiver Oriental) | — |
| 2003 | セルジュ・ルタン | クレール ドゥ ムスク(Clair de Musc) | — |
| 2003 | セルジュ・ルタン | フュムリー テュルク(Fumerie Turque) | — |
| 2003 | セルジュ・ルタン | アン ボワ バニール(Un Bois Vanille) | — |
| 2004 | セルジュ・ルタン | シェンヌ(Chêne) | — |
| 2004 | セルジュ・ルタン | ダン ブロン(Daim Blond) | — |
| 2004 | セルジュ・ルタン | フルール ドゥ シトロニエ(Fleurs de Citronnier) | — |
| 2005 | セルジュ・ルタン | ボルネオ 1834(Borneo 1834) | — |
| 2005 | セルジュ・ルタン | セドル(Cèdre) | — |
| 2005 | セルジュ・ルタン | ミエル ドゥ ボワ(Miel de Bois) | — |
| 2005 | スペースNK | メン ブルー(Men Blue) | — |
| 2005 | スペースNK | メロドラマ(Melodrama) | — |
| 2006 | セルジュ・ルタン | シプレ ルージュ(Chypre Rouge) | — |
| 2006 | セルジュ・ルタン | グリ クレール(Gris Clair) | — |
| 2006 | セルジュ・ルタン | マンダリン マンダラン(Mandarine Mandarin) | — |
| 2007 | シャネル | 28 ラ パウザ | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | シャネル | 31 リュ カンボン | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | シャネル | ベル レスピロ | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | シャネル | コロマンデル | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | シャネル | オー デ コローニュ(Eau de Cologne) | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | シャネル | N°18 | ジャック・ポルジュ |
| 2007 | セルジュ・ルタン | ルーヴ(Louve) | — |
| 2007 | セルジュ・ルタン | ルッス(Rousse) | — |
| 2007 | セルジュ・ルタン | サラザン(Sarrasins) | — |
| 2008 | シャネル | シコモア | ジャック・ポルジュ |
| 2008 | セルジュ・ルタン | エル アッタリーン(El Attarine) | — |
| 2008 | スペースNK | サンタルローザ(Santalrosa) | — |
| 2008 | スペースNK | チュベローリ(Tuberoli) | — |
| 2009 | セルジュ・ルタン | フィーユ アン エギュイユ(Fille en Aiguilles) | — |
| 2009 | セルジュ・ルタン | ニュイ ドゥ セロファン(Nuit de Cellophane) | — |
| 2009 | センツ オブ タイム(Scents of Time) | ナイト スター(Night Star) | — |
| 2010 | セルジュ・ルタン | バ ドゥ ソワ(Bas de Soie) | — |
| 2010 | セルジュ・ルタン | ボクスーズ(Boxeuses) | — |
| 2010 | セルジュ・ルタン | ロー セルジュ ルタン(L’Eau Serge Lutens) | — |
| 2011 | シャネル | シャネル N°19 プードレ | ジャック・ポルジュとの制作。原作N°19はアンリ・ロベール(Henri Robert) |
| 2011 | セルジュ・ルタン | ヴィトリオル ドゥイエ(Vitriol d’Œillet) | — |
| 2012 | シャネル | ココ ヌワール | ジャック・ポルジュ |
| 2012 | セルジュ・ルタン | ロー フォアッド(L’Eau Froide) | — |
| 2012 | セルジュ・ルタン | サンタル マジュスキュル(Santal Majuscule) | — |
| 2012 | セルジュ・ルタン | ユヌ ヴォワ ノワール(Une Voix Noire) | — |
| 2013 | セルジュ・ルタン | ラ フィーユ ドゥ ベルラン(La Fille de Berlin) | — |
| 2014 | セルジュ・ルタン | ランソンディエール(L’Incendiaire) | — |
| 2014 | セルジュ・ルタン | ロルフェリン(L’Orpheline) | — |
| 2015 | セルジュ・ルタン | ラ ルリジューズ(La Religieuse) | — |
| 2016 | シャネル | ボーイ シャネル(Boy Chanel) | オリヴィエ・ポルジュ。ナウ・スメル・ディスの共同クレジットによる |
| 2021 | スポトゥルノ | スポトゥルノ 1921・初期限定版 | 歴史的処方を現代に再構成 |
| 2025 | スポトゥルノ | アルフェ | — |
| 2025 | スポトゥルノ | バルビカジャ | — |
| 2025 | スポトゥルノ | スポトゥルノ 1921・オードパルファム | 2021年の限定版と区別 |
| 2025 | スポトゥルノ | スポトゥルノ 1921・エクストレ | 通常展開版 |
| 2025 | スポトゥルノ | ラム・デュ・フェニックス | — |
| 年未記載 | セルジュ・ルタン | アンサン エ ラヴァンド(Encens et Lavande) | — |
| 年未記載 | ロシャス(Rochas) | トカディリー(Tocadilly) | — |
なお、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の2019年作「サンタル ブラン」は、ミシェル・アルメラック(Michel Almairac)の作品です。同名のセルジュ・ルタン作品と混同しないよう、この一覧には含めていません。
参考文献
- Basenotes, “An Interview with Christopher Sheldrake – Perfumer and Director of Research & Development at Chanel”, Grant Osborne, 2013
- The Fragrance Foundation UK, “Christopher Sheldrake”
- Perfume Shrine, “Chris Sheldrake: I taught a little bit of English to the perfumers…”, 2011
- Perfume Shrine, “Chanel No.19 Poudre: A Perfumer’s Pride Matter”, 2011
- Grain de musc, “Serge Lutens: The desire never left me”, 2010
- Grain de musc, “The Corruption of White Flowers (II): Tubéreuse Criminelle”
- Now Smell This, Christopher Sheldrake — biography and fragrances
- ALL-I-C, “Féminité du bois, thirty years on”, 2022
- Kafkaesque, “Serge Lutens Féminité du Bois”, 2014
- Kafkaesque, “Perfume Review: Serge Lutens Ambre Sultan”, 2013
- Les Carnets du Luxe, “Interview Christopher Sheldrake : l’art de la parfumerie orientale”, 2024
- Institut du monde arabe, “Parfums d’Orient”
- Spoturno, Christopher Sheldrake
- ÇaFleureBon, “Spoturno Barbicaja”, 2026
- ÇaFleureBon, “Spoturno L’Âme du Phénix and Spoturno 1921”, 2025
- ÇaFleureBon, Prix François Coty 2021 / Spoturno 1921 limited edition
- Persolaise, “A Family Mission — Live Interview With Veronique Spoturno & Christopher Sheldrake”, 2026
- Christopher Sheldrake, LinkedIn — career profile
- Wikipedia, Christopher Sheldrake
- Fragrantica, Santal Blanc — Van Cleef & Arpels
- Fragrantica, “What’s Hidden Inside Spoturno 1921?”, 2025
- Savoir-Faire liés au Parfum en Pays de Grasse, Christopher Sheldrake
- Société Française des Parfumeurs, Organismes de la profession


