香料を知る・つくる

香りの科学

龍涎香の香りのもとを、酵素と光でつくる

改変酵素と元の酵素を組み合わせ、アンブレインの収率を高めた研究。光で生まれる香り成分の違いと、培養細胞で調べた作用も紹介します。
香りの科学

古代ローマの香水瓶から、パチョリの痕跡?

水晶の小瓶に残った成分は、パチョリ由来の香料と植物性油脂に整合しました。中身に加え、鉱物の栓と封止材も調べた研究です。
香りの科学

バニラは全部同じ香り? タヒチ産に潜むアニスの個性

3産地のバニラ試料を、薄めながら嗅ぎ分けた研究。共通するバニリンに加え、タヒチのアニス系成分やコモロのスモーキーさが見えてきました。
香りの科学

3500年前の香りのバームから、遠い土地とのつながりを読む

セネトナイの臓器を収めた二つの壺から、蜜蝋、油脂、瀝青、樹脂の痕跡を分析。複雑な配合と材料調達、長く保存された資料の価値を読み解きます。
香りの科学

大麻の強いにおいと、ビールの日光臭をつなぐ分子

主要な香り成分だけでは足りなかった特徴臭。二次元ガスクロマトグラフィーと再現実験で、微量の硫黄化合物とその時間変化を調べた研究です。
香りの科学

ムスクを増やさず、ムスクに気づきやすくできる?

特定のアルデヒドを組み合わせると、ムスク受容体の反応と人の検出感度が変わる。細胞実験から人の試験までをつないだ研究を読み解きます。
香りの科学

脇のにおい成分に、グレープフルーツを思わせる「鏡像」がある?

脇のにおいの研究で見つかった3M3SH。鏡像の関係にある二つの形は、汗や玉ねぎ、グレープフルーツという異なる印象を持っていました。未知の硫黄成分を探した実験をたどります。
香りの科学

オレンジ精油の検査を、速く省資源にできる?

精油の品質を確かめるには、成分を調べる分析が欠かせません。ただし、検査を繰り返すにも、時間、電力、ガスが必要です。必要な情報を保ちながら、もっと速く、少ない資源で調べられないでしょうか。
香りの科学

高い精油なら、品質も確か?

精油を選ぶとき、値段の高さや「100%天然」という表示は、品質の手がかりになるでしょうか。香りを楽しむ人が、買う前に瓶の中身を分析するのは簡単ではありません。
香りの科学

精油のアネトールは、由来を見分けられる?

フェンネル、スターアニス、アニスは、違う植物ですが、精油には共通してアネトールが多く含まれます。では、精油に入っているアネトールが、表示された植物から来たものか、別の植物や合成品から加えられたものかを調べられるでしょうか。