創るとき、あなたと処方は一つになるのです。
オノリーヌ・ブラン、フレグランス・ファウンデーション「アコード」、2026年
コーヒーの暗さに浮かぶ白い花。甘い香りのなかに残る、もう一度確かめたくなる小さな引っかかり。オノリーヌ・ブランの香水を理解する手がかりは、そんな対照のなかにあります。
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の「ブラック オピウム(Black Opium)」、ヴァレンティノ(Valentino)の「ドンナ ボーン イン ローマ(Donna Born in Roma)」、グッチ(Gucci)の「フローラ ゴージャス ガーデニア(Flora Gorgeous Gardenia)」。広く知られる作品を共同で手がけてきた調香師ですが、本人が語る創作の出発点は、市場の大きさや成功の法則ではありません。自分のなかに起きた感情を、どこまで処方に移せるかという、きわめて個人的な問いです。
自らを完璧主義者と呼びながら、不完全さを愛する。花の美しさだけでなく、その奥にある強さや官能性を引き出す。その姿勢をたどると、レバノンからパリ、そしてニューヨークへと続く人生が見えてきます。
調香史
ベイルートのガーデニアから、パリの調香学校へ
オノリーヌはレバノンのベイルートで生まれました。生年は公表されていません。幼い頃の香りの記憶を尋ねられると、バルコニーに咲いていたガーデニア、つまりクチナシを挙げています。
白い花の記憶と、内戦の影響を受けた暮らし。ザ・パフューム・ソサエティ(The Perfume Society)は、その幼少期を花と爆弾の間にあった時間として紹介しています。香水に惹かれた理由も、華やかな世界に入りたかったからというだけではありません。香りが人の心に何をもたらすのか、その心理的な働きに関心があったのです。
香水は、感覚が自由に漂うことのできる世界を生み出します。私はその世界に生きたかったのです。
オノリーヌ・ブラン、ザ・パフューム・ソサエティのインタビュー
16歳でパリに移り、数学・物理・化学を学んで修士号を取得しました。その後、ヴェルサイユの調香学校イジプカ(ISIPCA)に進み、1993年に優秀な成績で卒業します。
科学の勉強と、感情を大切にする姿勢は、彼女のなかで矛盾していません。処方の構造を理解するための知識があるからこそ、その構造に揺らぎを与えることもできる。後に彼女が語る「不完全さをコントロールする」という発想には、そうした両面が感じられます。
ニューヨークで出会った、二人の師
イジプカでの学びの後、1993年にニューヨークのアイ・エフ・エフ(IFF)で研修を受ける機会を得ます。そこで出会ったのが、ソフィア・グロスマン(Sophia Grojsman)とカルロス・ベナイム(Carlos Benaïm)でした。
学校を出た後、ニューヨークのアイ・エフ・エフで、ソフィア・グロスマンとカルロス・ベナイムのもとで研修する機会をいただきました。断れない申し出でした。そして、そのままニューヨークを離れられなくなったのです。
オノリーヌ・ブラン、フレグランス・ファウンデーション・フランス、2021年
2026年のインタビューでは、ソフィアから約7年間にわたって指導を受けたことも振り返っています。簡潔な構造をつくること、白紙から大胆な組み合わせを考えること。教わったのは既存の香りをなぞる方法ではなく、自分の発想を処方にするための力でした。
ニューヨークは、彼女自身のあり方にも合っていました。伝統的な調香の家系や産業の中心地に生まれていなくても、独立した創作者として表現できる。そうした自由が、パリから来た若い調香師を引き留めたのです。
キャリアの途中にはフレグランス・リソーシズ(Fragrance Resources)にも在籍し、2005年にフィルメニッヒ(Firmenich)へ移りました。以後はニューヨークを拠点に、アメリカだけでなく、ヨーロッパや中国の市場に向けても香りをつくっています。
マスター調香師へ、そして次の世代へ
2013年12月、オノリーヌはフィルメニッヒのマスター調香師に任命されました。ジュネーブで行われた式典では、マーティン・コー(Martin Koh)とヨハネス・フェーザー(Johannes Feser)も同じ称号を受けています。会社が評価したのは、細部に向ける注意と、数々の印象的な香りを生み出してきた創作力でした。
2023年の企業統合後は、ディーエスエム・フィルメニッヒ(dsm-firmenich)のマスター調香師として活動しています。共同作品にも評価が続き、2024年にはヴァレンティノの「ボーン イン ローマ インテンス ドンナ(Born in Roma Intense Donna)」が、米国フレグランス・ファウンデーションの女性向けラグジュアリー部門でフレグランス・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
2025年には、イリアス・エルメニディス(Ilias Ermenidis)と手がけたチェルッティ 1881(Cerruti 1881)の「ヴィヴォ(Vivo)」が、フランスの同財団アワードでプロフェッショナル部門の最優秀メンズ新作フレグランスに選ばれています。さらに2026年には、米国の同財団から調香師の生涯功労賞にあたるライフタイム・アチーブメント・パフューマー賞を受けました。
師から受け取ったものを、自分の作品と後進への助言に渡していく。若い頃には外から入ってきた調香師だった彼女が、いまは次の世代にとっての手本の一人になっています。
不完全さを愛する、完璧主義者
オノリーヌは、マスター調香師を目指すならもっと落ち着くべきだ、と助言された経験を明かしています。しかし、感情を抑えることで自分らしさまで失ってしまうのなら、その助言には従えないと考えました。彼女にとって、自分という人間と、香りをつくる仕事は切り離せないからです。
美しさと、何度も惹きつけられる魅力。その正しいバランスをいつも探しながら、不完全さと遊び、それを扱えるようになろうとしています。私は自分を完璧主義者だと思っています。
オノリーヌ・ブラン、フラグルーム(Fragroom)、2019年
ここでいう不完全さは、未完成の香水を世に出すことではありません。素材を意外な組み合わせのなかに置いたり、整いすぎた香りに小さな緊張を残したりすることです。2021年のインタビューでは、素材を大量に使って驚かせることより、不完全さを自在に扱うことのほうが難しいと語っています。
創作は、アコードと呼ばれる素材の組み合わせから始まります。新しい原料との出会い、食事、芸術作品、心が動いた瞬間。そのときに生まれた組み合わせを蓄え、仕事の依頼が届くと、忘れられなかったアイデアを処方の出発点にします。
そして、香りをにおいの種類だけで捉えません。
香水は、においだけではありません。質感でもあるのです。
オノリーヌ・ブラン、フレグランス・ファウンデーション・フランス、2021年
滑らか、ふわふわしている、明るい、肌に沿う。そんな言葉は、彼女にとって香りを説明する飾りではなく、つくるべき感触そのものです。特に女性の官能性を、暗さや重さだけでなく、柔らかさと光のあるものとして表現しようとしています。
代表作と、その香りが生まれた背景
ヴィヴァ ラ ジューシー──甘さに、空気を含ませる
ジューシー クチュール(Juicy Couture)の「ヴィヴァ ラ ジューシー(Viva La Juicy)」は、2008年に発表された作品です。共同調香師としてロドリゴ・フローレス=ルー(Rodrigo Flores-Roux)の名も紹介されています。
ベリーの果実感、ハニーサックルやガーデニア、ジャスミンの花々、その奥にあるバニラやカラメルの甘さ。グルマンと呼ばれる食べ物を思わせる香りを、華やかなフローラルにつないでいます。
オノリーヌはこの作品をつくるなかで、初めて「フラッフィー(fluffy)」という、空気を含んだような質感を見つけたと振り返りました。甘さの量を増やすだけでは届かない、軽く膨らんだ感触。彼女のいう「香水は質感でもある」を理解しやすい一作です。
後の「ヴィヴァ ラ ジューシー ノワール(Viva La Juicy Noir)」は2013年の作品。オリジナルの明るさから、より誘惑的な方向へと世界を広げています。
ブラック オピウム──コーヒーの暗さに、白い花の光を
2014年のブラック オピウムは、ナタリー・ローソン(Nathalie Lorson)、マリー・サラマーニュ(Marie Salamagne)、オリヴィエ・クレスプ(Olivier Cresp)、そしてオノリーヌの共同作品です。
調香師たちのインタビューでは、それぞれが担った側面が語られています。ナタリーはコーヒー、マリーは洋梨やペッパー、オリヴィエは繰り返し嗅ぎたくなる魅力の構築に関わり、オノリーヌは白い花による明るさを加えました。
焙煎したコーヒーの印象、バニラやパチョリの奥行き。その暗い背景に、ジャスミンやオレンジブロッサムの光を差し込む。香りのなかに明暗をつくるという発想が、ここでは四人の役割分担としても見えてきます。
ドンナ ボーン イン ローマ──クチュールと街の自由を重ねる
2019年のドンナ ボーン イン ローマは、アマンディーヌ・クレール・マリー(Amandine Clerc Marie)との共同作品です。当時のヴァレンティノのクリエイティブ・ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が示したのは、貴族的な洗練とパンクの自由を合わせる「アリストパンク(AristoPunk)」という考え方でした。
ジャスミンの花々に、バーボン・バニラとウッディな温もりを重ねる。ローマの歴史や高級服の仕立てを思わせながら、古典のなかに閉じこもらない香りです。ゼンデイヤ(Zendaya)を起用したキャンペーンとともに、ヴァレンティノの香りの世界を伝えてきました。
二人の協働は2023年のボーン イン ローマ インテンス ドンナ、2025年の「ボーン イン ローマ ドンナ エクストラドーズ(Born in Roma Donna Extradose)」へと続きます。同じ主題を繰り返すなかでも、花とバニラの関係を少しずつ変えているのです。
フェイム──レディー・ガガの挑発を、三つの側面に分ける
レディー・ガガ(Lady Gaga)の「フェイム(Fame)」は、2012年にコティ(Coty)から発売されました。共同で手がけたのはナタリーとリチャード・エルパン(Richard Herpin)。黒い液体でありながら肌に噴霧すると透明になるという、見た目からも強い印象を残した作品です。
開発の初期には血や体液を連想させる挑発的な要望も話題になりましたが、これらを実際の配合成分と混同してはいけません。発売時の取材では、香りの構成を三つの「ドーズ」、つまり側面に分けて説明しています。
一つ目は狂気。リチャードがつくったベラドンナをイメージするアコードに、インセンスやサフランの印象を重ね、危うい暗さを表しました。これは毒性のあるベラドンナそのものを原料として配合したという意味ではありません。
二つ目は快楽。アプリコットとハニーの、ビロードのような官能性です。そして三つ目には、みずみずしいジャスミンがもたらす光があります。挑発だけで終わらず、最後に明るさを置くところに、オノリーヌの感性が見えてきます。
ヴォーチェ ヴィーヴァ──香りを、自分の声としてまとう
ヴァレンティノの「ヴォーチェ ヴィーヴァ(Voce Viva)」は2020年の作品で、アマンディーヌとの再びの協働です。キャンペーンにはレディー・ガガが起用され、多様な個性と、自分らしくある自由が表現されました。
明るいシトラス、白い花の華やかさ、モスやバニラの余韻。声という目には見えないものを、同じく目に見えない香りへと移す試みです。ガガの名を冠したフェイムとは別のブランド、別の文脈でありながら、個性を隠さずに表現するというテーマが二つを結んでいます。
フローラ ゴージャス ガーデニア──繊細な花の、強い存在感
2021年のフローラ ゴージャス ガーデニアのオードパルファムは、アルベルト・モリヤス(Alberto Morillas)との共同作品です。2012年に登場した同名のオードトワレとは区別する必要があります。
ガーデニアを中心とする白い花々に、果実の明るさとブラウンシュガーを思わせる甘さを重ねた香り。マイリー・サイラス(Miley Cyrus)を起用した、色彩豊かなキャンペーンでも知られています。グッチのフローラ柄は1966年、ヴィットリオ・アッコルネーロ(Vittorio Accornero)がグレース・ケリー(Grace Kelly)のために描いたスカーフにさかのぼります。
そして2025年、オノリーヌは「フローラ ゴージャス ガーデニア インテンス(Flora Gorgeous Gardenia Intense)」を手がけました。その制作について語ったのが、次の言葉です。
ガーデニアは、見た目には繊細ですが、確かな存在感と個性を持っています。その複雑さが、より力強いものをつくるための、ぴったりの土台になったのです。
オノリーヌ・ブラン、グラツィア(Grazia)のガーデニア インテンスのインタビュー、2025年
幼い頃のバルコニーに咲いていた花が、年月を経て、世界に届く香水の主題になる。繊細さのなかに強さを見つける視線は、彼女の人生にも重なります。
感情を大切にしながら、距離も取る
自分の感情を込めることと、作品を客観的に見直すこと。その両方を成り立たせるため、オノリーヌは複数の香りを並行してつくります。
一つの香りに感情的に入り込みすぎないために、複数の作品の間を行き来することが大切です。それが客観性を保つ鍵になります。
オノリーヌ・ブラン、ザ・パフューム・ソサエティのインタビュー
頭のなかでは、一日の終わりまで処方が動き続けているそうです。朝5時から香りを考えることもある。眠らない街と呼ばれるニューヨークに、自分の創作のリズムが重なると語っています。
一方で、研究室の外にもよく目を向けます。インドやモロッコで栽培農家を訪ねた経験は、天然素材とのつながりを深めました。好きな作家はシュテファン・ツヴァイク(Stefan Zweig)とカリール・ジブラン(Khalil Gibran)。画家ではゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)を挙げています。読書や芸術も、処方とは別の趣味というだけでなく、自分の感じ方を知るための時間なのでしょう。
好きな素材は、その官能性からムスク。最初に自分で買った香水はシャネル(Chanel)の「N°19」でした。自分がつくりたかった作品には、バルマン(Balmain)の「ヴァン ヴェール(Vent Vert)」と、ロシャス(Rochas)の「マカッサル(Macassar)」を挙げています。そして、最も嫌いなにおいを聞かれたときの答えは、恐怖のにおいです。
新しい技術に対しても、閉じた姿勢は取りません。2021年には人工知能について、調香師に取って代わる脅威というより、創作の余地を広げる機会として語りました。
過去の最善を人工知能に委ねれば、新しい香りの領域を探り、別の視点や処方への取り組み方を見つけるための時間が増えるでしょう。
オノリーヌ・ブラン、フレグランス・ファウンデーション・フランス、2021年
知識や技術に支えられながらも、最後に香りを動かすのは、その人が何を感じたかということ。オノリーヌの作品にある光や柔らかさは、不完全な感情を消し去るのではなく、それを抱えたまま美しさへ向かおうとする姿勢から生まれているように思えます。
調香作品
主な作品を年代順に紹介します。発売年には発表時期と地域発売の違いによる差があり、共同調香師の公表範囲も資料によって異なります。「—」は、単独調香を必ずしも意味しません。表中のEDPはオードパルファム、EDTはオードトワレの略です。
| 年 | ブランド | 作品 | 共同調香師 |
|---|---|---|---|
| 2006 | ランバン(Lanvin) | ルメール 2 ローズ(Rumeur 2 Rose) | — |
| 2006 | バナナ リパブリック(Banana Republic) | アラバスター(Alabaster) | — |
| 2006 | トリッシュ マケヴォイ(Trish McEvoy) | セクシー 9 ブラックベリー&バニラ ムスク(Sexy 9 Blackberry & Vanilla Musk) | — |
| 2007 | ラルフ ローレン(Ralph Lauren) | ポロ エクスプローラー(Polo Explorer) | ハリー・フレモント(Harry Frémont) |
| 2007 | アッシャー(Usher) | シー(She) | リチャード・エルパン |
| 2008 | エスティ ローダー(Estée Lauder) | プライベート コレクション アンバー イランイラン(Private Collection Amber Ylang Ylang) | アニー・ブザンティアン(Annie Buzantian) |
| 2008 | ジューシー クチュール | ヴィヴァ ラ ジューシー | ロドリゴ・フローレス=ルー |
| 2008 | キャシャレル(Cacharel) | アモール アモール タンタシオン(Amor Amor Tentation) | — |
| 2008 | ハラジュク ラバーズ(Harajuku Lovers) | ミュージック(Music) | — |
| 2009 | キャシャレル | スカーレット(Scarlett) | アルベルト・モリヤス、オリヴィエ・クレスプ |
| 2009 | コーチ(Coach) | コーチ フォーメン/レザーウェア(Coach for Men / Leatherware) | — |
| 2009 | ジューシー クチュール | クチュール クチュール(Couture Couture) | — |
| 2009 | パリス ヒルトン(Paris Hilton) | サイレン(Siren) | — |
| 2009 | バス&ボディワークス(Bath & Body Works) | トワイライト ウッズ(Twilight Woods) | ハリー・フレモント、ジェーン・コニュー(Jane Konnyu) |
| 2009/2010 | サラ ジェシカ パーカー(Sarah Jessica Parker) | エス ジェイ ピー ニューヨークシティ(SJP NYC) | — |
| 2010 | ブリトニー スピアーズ(Britney Spears) | ラディアンス(Radiance) | ハリー・フレモント |
| 2010 | ジェニファー ロペス(Jennifer Lopez) | ラブ&グラマー(Love & Glamour) | ハリー・フレモント |
| 2010 | イヴ・サンローラン | ベル ドピウム(Belle d’Opium) | アルベルト・モリヤス |
| 2010/2011 | ビヨンセ(Beyoncé) | ヒート ラッシュ(Heat Rush) | — |
| 2011 | ブリトニー スピアーズ | コズミック ラディアンス(Cosmic Radiance) | ハリー・フレモント |
| 2011 | ディーゼル(Diesel) | ラヴァードゥース(Loverdose) | オリヴィエ・クレスプ |
| 2011 | ジャスティン ビーバー(Justin Bieber) | サムデイ(Someday) | — |
| 2012 | カルバン クライン(Calvin Klein) | エンカウンター(Encounter) | ピエール・ネグラン(Pierre Negrin) |
| 2012 | ジューシー クチュール | ヴィヴァ ラ ジューシー ラ フルール(Viva La Juicy La Fleur) | — |
| 2012 | レディー・ガガ | フェイム | ナタリー・ローソン、リチャード・エルパン |
| 2012 | ラルフ ローレン | ビッグ ポニー 2 フォーウィメン(Big Pony 2 for Women) | — |
| 2013 | エリザベス アンド ジェームス(Elizabeth and James) | ニルヴァーナ ホワイト(Nirvana White) | — |
| 2013 | エスティ ローダー | アンバー ミスティーク(Amber Mystique) | — |
| 2013 | マイケル コース(Michael Kors) | スポーティ シトラス(Sporty Citrus) | — |
| 2013 | ジューシー クチュール | ヴィヴァ ラ ジューシー ノワール | — |
| 2014 | ビヨンセ | ヒート ワイルド オーキッド(Heat Wild Orchid) | — |
| 2014 | ゲス(Guess) | ゲス ガール サマー(Guess Girl Summer) | — |
| 2014 | ジューシー クチュール | ヴィヴァ ラ ジューシー ゴールド クチュール(Viva La Juicy Gold Couture) | — |
| 2014 | ラルフ ローレン | ミッドナイト ロマンス(Midnight Romance) | アルベルト・モリヤス |
| 2014 | ヴェラ ウォン(Vera Wang) | フォーエバー ヴェラ(Forever Vera) | — |
| 2014 | イヴ・サンローラン | ブラック オピウム EDP | マリー・サラマーニュ、ナタリー・ローソン、オリヴィエ・クレスプ |
| 2015 | エリック バタボー(Eric Buterbaugh) | リーガル チュベローズ(Regal Tuberose) | — |
| 2015 | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) | VIPクラブ ブラック レザー(VIP Club Black Leather) | — |
| 2016 | エイボン(Avon) | ピュア アフロディジアック(Pure Aphrodisiaque) | — |
| 2016 | エイボン | ファー アウェイ インフィニティ(Far Away Infinity) | — |
| 2016 | カルバン クライン | ディープ ユーフォリア(Deep Euphoria) | — |
| 2016 | マイケル コース | ワンダーラスト(Wonderlust) | オーレリアン・ギシャール(Aurélien Guichard) |
| 2016 | ラルフ ローレン | テンダー ロマンス(Tender Romance) | — |
| 2017 | カルバン クライン | オブセスト フォーウィメン(Obsessed for Women) | アニック・メナルド(Annick Ménardo) |
| 2017 | トム フォード(Tom Ford) | ノワール アンスラサイト(Noir Anthracite) | — |
| 2018 | キリアン(Kilian) | プリンセス(I Don’t Need a Prince by My Side to Be a Princess) | — |
| 2018 | キャシャレル | イエス アイ アム(Yes I Am) | クリストフ・レノー(Christophe Raynaud) |
| 2018 | カルバン クライン | ウィメン(Women) | アニック・メナルド |
| 2018 | ジミー チュウ(Jimmy Choo) | フィーバー(Fever) | ナタリー・ローソン |
| 2018 | ランコム(Lancôme) | ラ ニュイ トレゾァ ア ラ フォリー(La Nuit Trésor à la Folie) | クリストフ・レノー、アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2019 | エイボン | リブ アウト ラウド(Live Out Loud) | アレクシス・グリュジョン(Alexis Grugeon) |
| 2019 | バス&ボディワークス | ギンガム(Gingham) | — |
| 2019 | カルバン クライン | ウィメン インテンス(Women Intense) | — |
| 2019 | ランコム | ラ ニュイ トレゾァ ムスク ディアマン(La Nuit Trésor Musc Diamant) | クリストフ・レノー、アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2019 | ラルフ ローレン | ビヨンド ロマンス(Beyond Romance) | — |
| 2019 | ティファニー(Tiffany & Co.) | ティファニー&ラブ フォーハー(Tiffany & Love for Her) | マリー・サラマーニュ |
| 2019 | ヴァレンティノ | ドンナ ボーン イン ローマ | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2020 | ヒューゴ ボス(Hugo Boss) | ボス ボトルド EDP(Boss Bottled Eau de Parfum) | — |
| 2020 | ヴァレンティノ | ヴォーチェ ヴィーヴァ | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2021 | エスティ ローダー | センシュアス スターズ(Sensuous Stars) | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2021 | ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani) | テラ ディ ジョイア(Terra di Gioia) | ファブリス・ペレグラン(Fabrice Pellegrin)、ナタリー・ローソン |
| 2021 | ゴールドフィールド&バンクス(Goldfield & Banks) | サンセット アワー(Sunset Hour) | — |
| 2021 | グッチ | フローラ ゴージャス ガーデニア EDP | アルベルト・モリヤス |
| 2022 | ヒューゴ ボス | ボス ボトルド マリン(Boss Bottled Marine) | ソフィー・ラベ(Sophie Labbé) |
| 2022 | ヒューゴ ボス | アライブ インテンス(Alive Intense) | マリー・サラマーニュ |
| 2022 | ランコム | ラ ニュイ トレゾァ インテンス(La Nuit Trésor Intense) | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2023 | イヴ・サンローラン | ブラック オピウム ル パルファム(Black Opium Le Parfum) | ナタリー・ローソン、マリー・サラマーニュ、オリヴィエ・クレスプ |
| 2023 | エイボン | アトラクション アウェイクン フォーハー(Attraction Awaken for Her) | — |
| 2023 | ヒューゴ ボス | アライブ パルファム(Alive Parfum) | マリー・サラマーニュ |
| 2023 | ランコム | ラ ニュイ トレゾァ フルール ド ニュイ(La Nuit Trésor Fleur de Nuit) | アマンディーヌ・クレール・マリー、アレクシス・グリュジョン |
| 2023 | ヴァレンティノ | ボーン イン ローマ インテンス ドンナ | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2024 | チェルッティ 1881 | ヴィヴォ | イリアス・エルメニディス |
| 2024 | パルファム ドゥ マルリー(Parfums de Marly) | パラティーン(Palatine) | ハミード・メラティ=カーシャーニ(Hamid Merati-Kashani) |
| 2024 | イヴ・サンローラン | ブラック オピウム オーバーレッド(Black Opium Over Red) | — |
| 2025 | アザロ(Azzaro) | フォーエバー ウォンテッド エリクシール(Forever Wanted Elixir) | ソフィー・ラベ、クレマン・ガヴァリー(Clément Gavarry) |
| 2025 | ヴァレンティノ | ボーン イン ローマ ドンナ エクストラドーズ | アマンディーヌ・クレール・マリー |
| 2025 | グッチ | フローラ ゴージャス ガーデニア インテンス | — |
参考文献
- Fragroom:Honorine Blanc Interview: The Perfectionist Perfumer(2019)
- Fragrance Foundation France:Nez à nez avec Honorine Blanc(2021)
- The Perfume Society:Honorine Blanc
- The Perfume Society:An interview with the perfumers behind YSL Black Opium
- Perfumer & Flavorist:Firmenich Names Master Perfumers(2013)
- dsm-firmenich:Master Perfumer Honorine Blanc
- dsm-firmenich:Rencontre avec Honorine Blanc
- The Fragrance Foundation Accords:What the Nose Knows/オノリーヌ・ブランの2026年インタビューと座談会
- Nez:Les Grands entretiens, Honorine Blanc(2023)
- The Moodie Davitt Report:The Fame Game(2012)
- The Moodie Davitt Report:Born in Roma
- Cosmetics Business:Valentino welcomes Voce Viva
- Grazia:Gucci Flora Gorgeous Gardenia Intense, Honorine Blanc Interview(2025)
- BeautyEQ:Gucci’s new Flora Gorgeous Gardenia Eau de Parfum(2021)
- ELLE:Valentino Born in Roma Extradose Interview(2025)
- dsm-firmenich:2024年年次報告・Perfumery & Beauty
- Designer Parfums:Vivo by Cerruti 1881の2025年受賞報告
- Cosmetics Business:Juicy Couture goes nocturnal with Viva La Juicy Noir(2013)
- Bois de Jasmin:Estée Lauder Private Collection Amber Ylang Ylang
- Kilian:Princess
- Now Smell This:Honorine Blanc
- Fragrantica:Honorine Blanc
- The Perfume Girl:Honorine Blanc
- Parfumo:Honorine Blanc


