「私はウッドに夢中なので、ほとんどすべての作品にウッドが入っています。」
ジェローム・エピネット、フラグルームのインタビュー、2021年
1975年ごろ、フランス・ブルゴーニュ地方生まれ。
バイレード(Byredo)の静かなウッディから、ソル・デ・ジャネイロ(Sol de Janeiro)の陽気なグルマンまで。ジェローム・エピネットの作品を並べると、同じ人の仕事とは思えないほど、さまざまな世界が広がります。
その幅広さを支えるのは、好きな素材を繰り返し使うことと、目の前の相手の話をよく聞くことでした。パチョリやサンダルウッドという自分の言葉を持ちながら、依頼主の記憶や感情に応じて、その表情を変えていくのです。
調香史
ワインの土地と、母の香水店
ブルゴーニュで育ったエピネットにとって、香りを比べ、違いを楽しむことは、特別な研究だけに属するものではありませんでした。ワインの産地に暮らし、母が営む香水店で学校の休みを過ごす。感覚を使う仕事が、身近にあったのです。
母がまとっていたディオール(Dior)のポワゾン(Poison)は、とりわけ強い記憶として残りました。スパイシーで、存在感のある香り。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のオピウム(Opium)も、母の姿や感情と結びついた作品として挙げています。
成長するにつれ、香水店に並ぶ新しい香りにも親しみます。ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)のアクア ディ ジオ(Acqua di Giò)は、そのなかでも特別でした。長く愛用し、周囲から使いすぎをたしなめられるほど、たっぷりまとっていたといいます。
後年、作者のアルベルト・モリヤス(Alberto Morillas)と対談したときには、何が入っているのか知りたくて、あなたの作品を研究していた、と本人へ伝えています。気に入った香水を使うことと、香りの仕組みを知りたいと思うこと。その二つが、早くから重なっていました。
化学を学び、グラースで原料に触れる
エピネットはディジョンで生化学の修士号を取得し、その後、グラース調香学院(Grasse Institute of Perfumery)で学びます。
学校では、天然香料と合成香料の両方を嗅ぎ、記憶しました。畑や工場を訪ね、収穫の現場と、その先にある加工の技術も知っていきます。教室で名前を覚えるだけではなく、原料がどこから来て、どのように香料になるのかをたどる学びでした。
本人は、調香師として出発するために必要なものは学校で得られ、その後の経験は会社に入って積むものだったと振り返っています。天然原料の質と個性にこだわる現在の仕事を考えると、この学びの順序もよく分かります。
アルメラックと作った、最初の香水
2003年、エピネットはロベルテ(Robertet)のパリ拠点に入社します。グラースに本拠を置き、天然原料の調達や加工を得意とする香料会社です。
ロベルテの起源は1850年にさかのぼり、1875年にはポール・ロベルテ(Paul Robertet)が会社を引き継いで、その名を冠しました。植物の栽培や採取から、抽出、香料の制作までをつなぐ環境は、原料そのものをよく知りたいエピネットにとって、大切な土台になります。
師となったのは、ミシェル・アルメラック(Michel Almairac)でした。2004年発売のモンブラン(Montblanc)、ファム インディビジュエル(Femme Individuelle)を、エピネットは自分がプロとして最初に手がけた作品として挙げています。
「メンターであるミシェル・アルメラックが、この最初の香水を実現する手助けをしてくれました。」
ジェローム・エピネット、ファム インディビジュエルについて、フラグルーム、2021年
一般的な作品データベースでは、アルメラックの名で紹介されることが多い香水です。一方、エピネットの言葉は、その完成に至る仕事のなかに、若い調香師と師の関係があったことを伝えています。
エピネットはこの作品を、グルマン・シプレーの家族に連なる、後年にも通じる香りとして振り返りました。最初の一作を単なる出発点として片づけず、時間がたっても見直せる仕事として捉えているのです。
ニューヨークと、バイレードの始まり
2006年、ロベルテはニューヨークの5番街にクリエイティブ・センターを開設します。エピネットは立ち上げに関わるチームの一員として渡米し、その後、ニューヨークを活動の拠点にしていきました。
この時期の大きな転機が、スウェーデンのバイレードとの仕事です。創設者のベン・ゴーラム(Ben Gorham)は、調香師のピエール・ウルフ(Pierre Wulff)との出会いを通じて、香りを表現手段として意識するようになりました。その構想を香水へ移す仕事に、エピネットやオリビア・ジャコベッティ(Olivia Giacobetti)らが関わります。
2008年当時の報道では、初期のコレクションは5本と紹介され、エピネット、ジャコベッティ、アルメラックの3人が、ブランドの立ち上がりを支えた調香師として挙げられています。初期の香りを、すべてエピネット一人の仕事とするわけではありません。
そのなかで、ジプシー ウォーター(Gypsy Water、2008年)や、翌年のバル ダフリック(Bal d’Afrique、2009年)は、彼の名と強く結びつく作品になりました。ゴーラムが差し出す個人的な記憶を、ほかの人も自分の香りとしてまとえるものに変える。その協働が、エピネットの仕事の輪郭を広く伝えることになります。
依頼主のために、ではなく、一緒に作る
ブランドと仕事を始めるとき、エピネットはまず、相手が何を伝えたいのかを聞きます。好きな香調を尋ねるだけではありません。人生で何に心を動かされ、どのような感情や記憶を大切にしているのかを知ろうとします。
「最初の一歩は、耳を傾けることです。調香師に必要な才能の一つは、そのブランドを通じて伝えたいメッセージをつかむことだと思います。」
ジェローム・エピネット、システム・マガジンのモリヤスとの対談
相手のことが分かると、香りの方向を考え始めます。ただし、10案、15案と大量に並べて選んでもらうのではなく、本当に信じられる一つか二つの案を示すのが、彼のやり方です。
2025年の取材でも、新しいブランドから依頼を受けると、まず創設者に会いたいと伝える、と話しています。ブランドの見た目だけでなく、その奥にいる人を理解したい。長く一緒に仕事をするほど、すでに作った香りと、次に作るべき香りの違いも見えてくるのです。
アリアナ・グランデ(Ariana Grande)とのサンキュー ネクスト(Thank U, Next、2019年)、ゴッド イズ ア ウーマン(God Is a Woman、2021年)でも、本人が何を好み、何に可能性を感じるのかを知ることが、制作の足場になりました。エピネットは、彼女が香水に情熱を持ち、創作へ深く関わっていたと語っています。
素材を増やすより、一つずつを生かす
エピネットの処方は、比較的短いことで知られています。少ない材料で作ること自体が目的なのではなく、一つの原料に含まれる違いや美しさを、ほかの材料で覆い隠したくないからです。
同じサンダルウッドでも、オーストラリア産とインド産では表情が違います。産地や品質の違いを確かめ、何のためにその原料を選ぶのかを考える。冒頭でウッドへの愛情を語った人らしく、木の香りを一種類の効果として扱いません。
とくにパチョリとサンダルウッドは、自分の署名のような素材だといいます。同じ原料を繰り返し使っても、役割や量、周囲の組み合わせが変われば、別の香りになるのです。
一方で、天然香料だけを特別視する考え方には、はっきり距離を置きます。
「どちらも必要です。話はそれだけです。合成香料は複雑さを加え、美しい天然香料と組み合わさって、一つの全体を作ってくれます。」
ジェローム・エピネット、天然香料と合成香料について、パフューム・ソサエティ、2019年
学校で両方を学んだ調香師にとって、天然か合成かは、どちらが優れているかを競う二択ではありません。必要な表現を形にするため、それぞれの長所を使うものなのです。
ジプシー ウォーター──森の気配を、肌の近くへ
2008年のジプシー ウォーターは、ゴーラムが抱いたロマの暮らしへの想像や、自由な生き方のイメージに着想した作品です。実際の文化や生活をそのまま再現した記録ではなく、ブランドが思い描く物語としての香りです。
ベルガモットやレモン、ジュニパーベリーに、インセンス、オリス、松葉の印象を重ねます。その下にバニラとサンダルウッドの温もりがあり、森や焚き火を連想させながら、穏やかに肌へ近づいていきます。
ウッディだから重厚、インセンスだから厳粛、という一方向の作りではありません。清々しさと柔らかさ、少しの煙たさが共存します。バイレードを代表する作品の一つとして残っている理由を、その親しみやすさにも見いだすことができます。
バル ダフリック──紙の上でなく、人がまとったときに
2009年のバル ダフリックは、発売時には1920年代のパリと、アフリカの文化、芸術、音楽、踊りへの熱気に着想した香りとして紹介されました。
柑橘とマリーゴールドの明るさから、バイオレットやシクラメンを思わせる花の印象へ。その先で、ベチバー、シダー、ムスクが香りを支えます。エピネットが目指したのは、人が話題にしたくなる意外性と、記憶に残る余韻でした。
この作品を評価した一人が、かつてエピネットが憧れたモリヤスです。
「バル ダフリックは、試香紙で嗅ぐのと、女性がまとっているところで嗅ぐのとでは、まったく別のものです。なぜ成功したのか、私には分かります。」
アルベルト・モリヤス、システム・マガジンのエピネットとの対談
作品が完成するのは、試香紙の上だけではない。肌に触れ、動く人の周囲に広がったとき、初めて現れる美しさがあります。二人が対談で繰り返したのは、その実感でした。2025年には、バル ダフリック アブソリュ(Bal d’Afrique Absolu)として、新たな解釈も加わっています。
カフェ チュベローザ──コロンに、コーヒーの陰影を
2009年設立のアトリエ コロン(Atelier Cologne)は、2010年に最初のコレクションを発売しました。コロンの爽やかさと、より長く続く存在感を両立させる、コロン・アブソリュ(Cologne Absolue)という考え方を掲げたブランドです。
エピネットは初期から関わり、ローズ アノニム(Rose Anonyme、2012年)、ゴールド レザー(Gold Leather、2013年)、サンタル カルマン(Santal Carmin、2014年)などを手がけます。柑橘の枠組みから出発しても、ローズ、革、サンダルウッドへと、香りの世界を広げていきました。
2017年のカフェ チュベローザ(Café Tuberosa)では、チュベローズのクリーミーな印象に、コーヒーの苦さと甘さ、ベルガモットの明るさを合わせます。コロンという言葉から想像しやすい軽快さのなかに、花とコーヒーの陰影を持ち込んだ作品でした。
翌2018年、米国フレグランス・ファウンデーション(The Fragrance Foundation)のパフューム・エクストラオーディネール・オブ・ザ・イヤー部門を受賞します。公式記録には、エピネットと、ブランド共同創設者のシルヴィ・ガンター(Sylvie Ganter)の名が並んでいます。
タバコ マンダリンと、アリゾナの風景
2020年のバイレード、タバコ マンダリン(Tobacco Mandarin)は、マンダリンの明るさにクミンやコリアンダーを合わせ、タバコ、レザー、樹脂、ウッドへつなぐ香りです。柑橘を爽やかさだけで終わらせず、重さや温度差を持つ構造のなかへ置いています。
この作品は、2021年の米国フレグランス・ファウンデーション、フレグランス・オブ・ザ・イヤーのユニバーサル・ラグジュアリー部門を受賞しました。
同じ年、英国ではフローラル ストリート(Floral Street)のアリゾナ ブルーム(Arizona Bloom、2020年)が、ベスト・インディペンデント・フレグランスに選ばれます。こちらは、ブランド創設者のミシェル・フィーニー(Michelle Feeney)が差し出した風景やイメージから、乾いた空気とココナッツ、柔らかなウッドやムスクの印象を組み立てた作品です。
2017年のブランド開始から続くフローラル ストリートとの仕事では、色や写真を集めたムードボードも大切にしていました。同じ調香師が、タバコの濃い陰影と、乾いた空間の開放感を作る。その違いも、対話のなかで香りを育てる姿勢から生まれています。
シェイロザ62──クリームから始まった香り
ソル・デ・ジャネイロとの協働は、ブランドの初期から続いています。共同創設者のカミラ・ピエロッティ(Camila Pierotti)らが伝えたかったのは、ブラジルの喜びと、開かれた空気でした。エピネット自身にも旅行の経験があり、その土地の感覚を思い返すことができました。
「ブラジルでは、空気のなかに美しい香りが絶えず満ちています。海の塩気も、花や果物の香りも、どこにでもあって、喜びと官能にあふれているのです。」
ジェローム・エピネット、ソル・デ・ジャネイロ公式インタビュー、2021年
最初の協働から生まれたブラジリアン バムバム クリーム(Brazilian Bum Bum Cream)は、容器を開けたときの香りそのものにも注目が集まりました。その人気が、同じ香りのパフュームミスト、シェイロザ62(Cheirosa 62)へつながります。
ピスタチオとアーモンド、花の柔らかさ、バニラと塩キャラメル。その下にも、エピネットの好きなサンダルウッドがあります。おいしそうでありながら、単純に甘さを積み増すだけにしない。本人が目指したのは、甘いものの親しみやすさと、香水としての洗練を両立させることでした。
2025年のグロッシーは、ソル・デ・ジャネイロを、親会社ロクシタン・グループ(L’Occitane Group)の年間売上28億ユーロの31.6%を占めるブランドとして紹介しています。これはブランド全体についての数字ですが、クリームから始まった香りが、事業の重要な柱になった広がりを伝えるものです。
2026年3月のロベルテの発表でも、シェイロザ91(Cheirosa 91)のミストや、シェイロザ62などのジェリー・パフューム・バームを手がけた調香師として、エピネットの名が紹介されています。一本のヒットで終わらず、剤型を変えながら協働が続いているのです。
ニッチから日常へ、同じ好奇心で
エピネットの仕事は、高価格帯のニッチ香水だけに収まりません。ヴィルヘルム パルフュムリー(Vilhelm Parfumerie)、ネスト(Nest)、アナ スイ(Anna Sui)、エリス ブルックリン(Ellis Brooklyn)、そしてザラ(Zara)。異なる価格や売り場に向けた香りを、継続して作ってきました。
ザラのヴィブラント レザー(Vibrant Leather、2018年)のように、手の届きやすい作品もあります。ニッチと大衆向けを上下に分けるより、それぞれのブランドを理解し、その条件で何を届けられるかを考える調香師といえます。
2023年には、ヴィクトリア・ベッカム・ビューティー(Victoria Beckham Beauty)の最初の香水3作を担当。2025年には、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)のレア ビューティー(Rare Beauty)、新しい香水ブランドのロア(Lore)やノイズ(NOYZ)との仕事も話題になりました。ノイズ創設者のショーン・ネフ(Shaun Neff)は、彼の作品には、分かりやすさのなかに独自のひねりと洗練があると評価しています。
レア オードパルファム(Rare Eau de Parfum)では、ピスタチオやキャラメル、ジンジャー、ピンクペッパーの印象を、温かなサンダルウッドで包みました。広い読者を持つセレブリティのブランドでも、好きな素材を通して個性を作る姿勢は変わりません。
また、2021年の取材では、ロベルテのファインフレグランス担当副社長として、調香師たちが社内外の資源を使えるようにすることや、天然原料の新しい加工法にも関わると説明しています。自身の作品だけでなく、創作を支える環境へも役割を広げていました。
その活動によって、2025年には、ファッションと美容の分野で変化を生む人々を選ぶグロッシー50(Glossy 50)に選出されます。
「以前、調香師はブランドの陰で働くような存在でした。でも今は、ブランドを支える柱になっています。」
ジェローム・エピネット、グロッシー50の人物紹介、2025年
名前が知られることは、単に脚光を浴びることではありません。自分の仕事がブランドの記憶と結びつく分、それを引き受ける責任も生まれます。エピネットが創設者の話を聞くことから始めるのは、その関係を大切にしているからでもあります。
ちなみに…
調香師でなければ、ソムリエになっていたかもしれない。エピネットはそう話しています。夏にフランスへ戻ると、ワインのテイスティングや収集を楽しみ、料理ではハーブを組み合わせながら、フランスの家庭料理を作ることも好みます。
2019年のインタビューで語った通勤は、25分ほどの徒歩でした。朝は歩きながら一日の頭を整え、帰りにはセントラルパークを通って、その日の仕事を振り返ります。家に着けば仕事を離れ、家族と過ごす。ただし、試作中の香水を妻に試してもらうこともある、と笑いを交えて話していました。
新しい香りへの好奇心は、次の世代にも向いています。2025年には、15歳の息子がソーシャルメディアを通じて香料を学び、ベチバーの種類まで話題にすると語りました。香水の作り手が表へ出るだけでなく、使い手も、素材や物語を詳しく知るようになっているのです。
モリヤスとの対談で、若いね、と声をかけられたときの返答にも、その開かれた姿勢が表れていました。
「調香に、年齢はありません!」
ジェローム・エピネット、システム・マガジンのモリヤスとの対談
調香作品
主な作品を年代順に紹介します。同年の複数作品を一行にまとめた箇所があります。「—」は、参照した資料に共同調香師の記載がないことを示し、必ずしも制作のすべてを一人で行ったという意味ではありません。
| 年 | ブランド | 作品名 | 共同調香師・補足 |
|---|---|---|---|
| 2004 | モンブラン | ファム インディビジュエル | ミシェル・アルメラック。エピネット本人が師との最初の仕事として言及 |
| 2005 | ルル カスタニエット(Lulu Castagnette) | ジュテーム(Je t’M ;-)) | — |
| 2006 | ロータス(Lotus) | ロータス フォーメン(Lotus for Men) | — |
| 2007 | ジョヴォイ(Jovoy) | フジェール(Fougère)、プードレ(Poudré) | — |
| 2007 | イザベル ドゥロワーヌ(Isabel Derroisné/ID Parfums) | イラヤ(Ilaya) | — |
| 2008 | バイレード | グリーン(Green) | — |
| 2008 | バイレード | ジプシー ウォーター | — |
| 2008 | バイレード | ローズ ノワール(Rose Noir) | — |
| 2008 | バイレード | パルプ(Pulp) | — |
| 2008 | バイレード | アンサン シャンブール(Encens Chembur) | — |
| 2008 | バイレード | ファンタスティック マン(Fantastic Man) | 初期5作とは別に発表 |
| 2008 | セレウス(Cereus) | プールオム ナンバー4(Pour Homme No. 4) | — |
| 2008 | フレッシュ(Fresh) | カンナビス ローズ(Cannabis Rose) | — |
| 2008 | ロクシタン(L’Occitane) | ヴァーベナ シトラス インテンサ(Verveine Agrumes Intensa) | — |
| 2009 | バイレード | バル ダフリック | — |
| 2010 | バイレード | パレルモ(Palermo)、エム ミンク(M/Mink)、ラ テュリップ(La Tulipe) | ラ テュリップはベン・ゴーラムとの制作としても紹介されます |
| 2010 | アトリエ コロン | ボワ ブロン(Bois Blonds)、ウーロン アンフィニ(Oolang Infini)、トレフル ピュール(Trèfle Pur) | — |
| 2010 | ジャック ブラック(Jack Black) | ジェイビー(JB) | — |
| 2011 | ガント(Gant) | ガント フォーメン(Gant for Men) | ピエール・ウルフ |
| 2012 | バイレード | ブラック サフラン(Black Saffron) | — |
| 2012 | アトリエ コロン | ローズ アノニム | — |
| 2012 | ラッキーセント(Luckyscent) | ボワ ブルボン(Bois Bourbon)、ニュイ エピセ(Nuit Épicée)、サンタル サクレ(Santal Sacré) | — |
| 2012 | ネスト | ミッドナイト フルール(Midnight Fleur) | — |
| 2012 | アナ スイ | フェアリー ダンス シークレット ウィッシュ(Fairy Dance Secret Wish) | — |
| 2012 | エルエム パルファム(LM Parfums) | センシュアル オーキッド(Sensual Orchid) | — |
| 2013 | アトリエ コロン | ミストラル パチョリ(Mistral Patchouli)、ゴールド レザー、シルバー アイリス(Silver Iris) | — |
| 2013 | バイレード | 1996 イネス&ヴィノード(1996 Inez & Vinoodh)、インフロレッセンス(Inflorescence) | — |
| 2013 | エルエム パルファム | シュミーズ ブランシュ(Chemise Blanche) | — |
| 2013 | ネスト | ホワイト サンダルウッド(White Sandalwood) | — |
| 2014 | アトリエ コロン | ブランシュ イモーテル(Blanche Immortelle)、サンタル カルマン、ランデヴー(Rendez-Vous) | — |
| 2014 | バイレード | フラワーヘッド(Flowerhead) | — |
| 2014 | アンド アザー ストーリーズ(& Other Stories) | アラベスク ウッド(Arabesque Wood)、ボタニック ウィスパー(Botanic Whisper)、フィグ フィクション(Fig Fiction)、モロッカン ティー(Moroccan Tea)、パンク ブーケ(Punk Bouquet)、タンジェ テイルズ(Tangier Tales) | — |
| 2014 | アナ スイ | ラ ニュイ ドゥ ボエム オードトワレ(La Nuit de Bohème Eau de Toilette) | ミシェル・アルメラック |
| 2014 | バナナ リパブリック(Banana Republic) | モダン ウーマン(Modern Woman) | — |
| 2014 | オリベ(Oribe) | コート ダジュール(Côte d’Azur)、シルバー パール(Silver Pearl) | ピエール・ウルフ |
| 2015 | フラパン(Frapin) | ジ オーキッド マン(The Orchid Man) | — |
| 2015 | アトリエ コロン | セドラ アトラス(Cèdre Atlas)、ジャスミン アンジェリック(Jasmin Angélique)、マンダリン グラシアル(Mandarine Glaciale)、スッド マグノリア(Sud Magnolia) | — |
| 2015 | ヴィルヘルム パルフュムリー | ブラック シトラス(Black Citrus)、ディア ポリー(Dear Polly)、フルール バーレスク(Fleur Burlesque)、モーニング チェス(Morning Chess)、オーパス コーレ(Opus Kore) | — |
| 2015 | ヴィルヘルム パルフュムリー | ルーム サービス(Room Service)、スモーク ショー(Smoke Show)、ストックホルム1978(Stockholm 1978)、ジ ウード アフェア(The Oud Affair) | — |
| 2015 | ネスト | ヴェルデ(Verde) | — |
| 2015 | アンド アザー ストーリーズ | ボンボン ツリー(Bonbon Tree)、クリノリン(Crinoline) | — |
| 2016 | バイレード | スーパー シダー(Super Cedar)、アンネームド(Unnamed)、ナイト ヴェールズ ラ ボット(Night Veils: La Botte) | — |
| 2016 | アトリエ コロン | カメリア アントレピッド(Camélia Intrépide)、エメロード アガール(Émeraude Agar) | — |
| 2016 | アナ スイ | ロマンティカ エキゾティカ(Romantica Exotica) | — |
| 2016 | エリス ブルックリン | フェイブル(Fable)、ミス(Myth)、レイヴン(Raven)、アールローズ(Rrose) | — |
| 2016 | ヴィルヘルム パルフュムリー | ア ライラック ア デイ(A Lilac a Day)、ダーティー ベルベット(Dirty Velvet)、ドゥ ノット ディスターブ(Do Not Disturb)、モデスト ミモザ(Modest Mimosa)、パープル フィグ(Purple Fig) | — |
| 2016 | ビョーク アンド ベリーズ(Björk & Berries) | ダーク レイン(Dark Rain)、ネバー スプリング(Never Spring)、ホワイト フォレスト(White Forest) | — |
| 2016 | ザラ ホーム(Zara Home) | アブソリュートリー サブライム(Absolutely Sublime)、キュイール ベルベット(Cuir Velvet)、フローラル ミステリー(Floral Mystery)、トンカ ウッド(Tonka Wood) | — |
| 2017 | アトリエ コロン | カフェ チュベローザ | シルヴィ・ガンターと共同制作。米TFF受賞記録に両名を記載 |
| 2017 | バイレード | ベルベット ヘイズ(Velvet Haze) | — |
| 2017 | フローラル ストリート | ブラック ロータス(Black Lotus)、シプレー サブライム(Chypre Sublime)、アイリス ゴッデス(Iris Goddess)、ロンドン ポピー(London Poppy) | — |
| 2017 | フローラル ストリート | ネオン ローズ(Neon Rose)、ワイルド バニラ オーキッド(Wild Vanilla Orchid)、ワンダーランド ピオニー(Wonderland Peony)、イランイラン エスプレッソ(Ylang Ylang Espresso) | — |
| 2017 | ソル・デ・ジャネイロ | シェイロザ62 パフュームミスト | 先行するクリームの香りを展開 |
| 2017 | アナ スイ | ファンタジア(Fantasia) | — |
| 2017 | エリス ブルックリン | リーヴ(Rives)、サイファイ(Sci Fi) | — |
| 2017 | ルーム1015(Room 1015) | ホーリーローズ(Hollyrose) | — |
| 2017 | エルエム パルファム | アルスニック オスマン(Arsenic Osman) | — |
| 2018 | バイレード | イレヴンス アワー(Eleventh Hour) | — |
| 2018 | オルファクティヴ ストゥディオ(Olfactive Studio) | フラッシュ バック イン ニューヨーク(Flash Back in New York) | — |
| 2018 | ルーム1015 | テン フィフティーン(Ten Fifteen) | — |
| 2018 | ザラ | ヴィブラント レザー | オードパルファム |
| 2018 | レ バン ゲルボワ(Les Bains Guerbois) | 1900 ルール ドゥ プルースト(1900 L’Heure de Proust) | — |
| 2018 | コモディティ(Commodity) | ベルベット(Velvet) | 初期のブラック・コレクション版 |
| 2019 | アリアナ・グランデ | サンキュー ネクスト | — |
| 2019 | フローラル ストリート | エレクトリック ルバーブ(Electric Rhubarb) | — |
| 2019 | レジーム デ フルール(Régime des Fleurs) | クロエ セヴィニー リトル フラワー(Chloë Sevigny Little Flower) | — |
| 2019 | ザラ | ヴィブラント レザー ウード(Vibrant Leather Oud)、ホワイト ソーホー(White Soho)、クール ハイツ(Cool Heights)、グリーナリー(Greenery) | — |
| 2019 | バイレード | スロー ダンス(Slow Dance) | — |
| 2019 | ゲス(Guess) | セダクティブ ノワール オム(Seductive Noir Homme) | — |
| 2019 | レ スール ド ノエ(Les Sœurs de Noé) | アメージング ジェイド(Amazing Jade)、ボヘミアン アブサン(Bohemian Absinthe)、ジャルダン ド マカロン(Jardin de Macarons)、ミツィオ バニーユ(Mitsio Vanille)、ウード ローズ(Oud Rose) | — |
| 2020 | バイレード | タバコ マンダリン | — |
| 2020 | フローラル ストリート | アリゾナ ブルーム | — |
| 2021 | バイレード | ムンバイ ノイズ(Mumbai Noise) | — |
| 2021 | アリアナ・グランデ | ゴッド イズ ア ウーマン | — |
| 2021 | ティファニー(Tiffany & Co.) | ローズ ゴールド(Rose Gold) | — |
| 2023 | ヴィクトリア・ベッカム・ビューティー | ポルトフィーノ97(Portofino ’97)、スイート302(Suite 302)、サン イシドロ ドライブ(San Ysidro Drive) | — |
| 2025 | バイレード | アルト アストラル(Alto Astral)、バル ダフリック アブソリュ | — |
| 2025 | レア ビューティー | レア オードパルファム | — |
| 2025 | ノイズ | オンリー ヒューマン(Only Human) | — |
| 2025 | ボーイ スメルズ(Boy Smells) | カウボーイ クッシュ(Cowboy Kush) | 2025年版。旧版と区別 |
| 2025 | マダム グレー(Madame Grey) | エクストレ ドゥ パルファム(Extrait de Parfum) | ヴァイオレット グレー(Violet Grey)発の香水ブランド |
| 2025 | クリーン(Clean) | ストロベリー フィールズ(Strawberry Fields) | — |
| 2026 | ソル・デ・ジャネイロ | シェイロザ91 パフュームミスト、シェイロザ62/68/40 ジェリー・パフューム・バーム | 2026年3月ロベルテ発表 |
参考文献
- The Perfume Society:Jérome Epinette — A Working Nose(2019)
- Fragroom:Jérôme Epinette Interview(2021)
- System Magazine:Face à face — Alberto Morillas & Jérôme Epinette
- Harper’s Bazaar:Jérôme Epinette and NOYZ interview(2025)
- Glossy:Jérôme Epinette, Robertet — Glossy 50 2025
- Sol de Janeiro:Meet Our Perfumer, Jérôme Epinette(2021)
- Robertet:Group
- Robertet:Our History
- Robertet:Fragrance in Grasse — Robertet’s Excellence
- Robertet:Rare Beauty by Selena Gomez(2025)
- Robertet:Robertet × Sol de Janeiro(2026)
- Coveteur:Ben Gorham on His Creative Process, Influences, and More
- The Perfume Society:Byredo
- WWD:Hot Shots(2008)
- The Scented Salamander:Byredo Green, Rose Noir, Gypsy Water, Pulp & Chembur(2008)
- Now Smell This:Byredo Bal d’Afrique(2009)
- L’Oréal:Atelier Cologne買収合意の発表(2016)
- Wikipedia:Atelier Cologne
- The Fragrance Foundation:Perfume Extraordinaire of the Year
- The Fragrance Foundation:2021 Winners
- ÇaFleureBon:Floral Street Arizona Bloom(2021)
- Now Smell This:Jerome Epinette作品一覧
- Parfumo:Jérôme Epinette作品一覧
- Parfumo:Clean Strawberry Fields(2025)
- Fragrantica:Montblanc Femme Individuelle
- Parfumo:Montblanc Femme Individuelle
- Fragrantica:Tiffany & Co. Rose Gold
- Fragrantica:Boy Smells Cowboy Kush — 2025年版
- Violet Grey:Madame GreyブランドとExtrait de Parfumの紹介


