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title: "Q. 樹脂やバルサムといった香調のものは好きなのですが、アンバーの特徴が強いものはあまり得意ではありません。香料等どのような違いがあるのでしょうか？"
description: "A. これは、良い質問ですね。樹脂系の香料の勉強にもなります。では、早速、それぞれの香料を見てみましょう。 樹脂の香料..."
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date: 2022-04-18
modified: 2023-05-27
author: "Root"
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categories: ["Q&amp;A"]
type: post
lang: ja
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# Q. 樹脂やバルサムといった香調のものは好きなのですが、アンバーの特徴が強いものはあまり得意ではありません。香料等どのような違いがあるのでしょうか？

**A.** これは、良い質問ですね。樹脂系の香料の勉強にもなります。では、早速、それぞれの香料を見てみましょう。

## 樹脂の香料

　香料には、植物の樹脂から採れるものが複数あります。植物の樹脂から得られる抽出物のことをレジン（resin）と呼びます。このレジンが一般的に、甘く、柔らかく、温みのある香りのため、そのような性質の香りをバルサミックと言います。このような香りの特徴から、[オリエンタルノート](https://lechercheurdeparfum.com/oriental-amber-family)やウッディノートと相性が良い香りになります。

### オポポナックス

　別名スイートミルラの名を持つオポポナックスは、ソマリアやエチオピアに生育する[ミルラ](https://lechercheurdeparfum.com/myrrh)の近縁種の樹木から採れる樹脂です。名前は、ギリシャ語でopo（汁）panax（癒し）に由来します。

　ミルラや[フランキンセンス](https://lechercheurdeparfum.com/frankincense-incense)と同様、お香にも使われます。ミルラに似たバルサミックな温かみを持ち、よりハチミツのような甘さとまろやかさを持ちます。

### スチラックス

　正式名を**Liquidamber（リキッドアンバー）**と呼び、もみじのような葉を持ちます。樹皮に切り込みを入れることで、ゴム樹脂が分泌され、[シナモン](https://lechercheurdeparfum.com/cinnamon)様の香りがします。バルサミックな香りもあり、[レザーノート](https://lechercheurdeparfum.com/leather)によく使われます。

### バルサム

　バルサムとは、樹脂とは少し異なる物質です。樹脂（resin）は、木から滲み出る涙のような、ガムのような液体から形成されるものですが、バルサムは必ずしも木から得られるものではなく、多くの場合、花のさやや小枝から得られます。

　エルサルバドルが主な生産国であるペルーバルサムと、コロンビアを原産とするトルーバルサムの二種類が香水では主に使われます。ペルーバルサムは、[シナモン](https://lechercheurdeparfum.com/cinnamon)と[バニラ](https://lechercheurdeparfum.com/vanilla)の側面に土っぽさと苦味のある香りがし、**トルーバルサム**はシナモン、バニラの香りと同時に柔らかいフローラルの香りがします。

### フランキンセンス

　**オリバナム**（Olibanum）とか**乳香**とも呼ばれるゴム樹脂で、アラビア、オマーン、ソマリアなどで採取されます。

　小低木の樹皮をはがすか、枝に切り込みを入れ、木の上に固まった粒を採取します。これを水蒸気蒸留にかけることで、精油が抽出され、シトラスノートのような爽やかな香りでグリーンの香りがある一方で、ウッディな温かみもあります。「[アンバー系](https://lechercheurdeparfum.com/oriental-amber-family)香水の王」とも称され、スパイシーさも感じます。

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Frankincense（≒Incense）
フランキンセンス（≒インセンス）オリバナム（Olibanum）とか乳香とも呼ばれるゴム樹脂で、アラビア、オマーン、ソマリアなどで採取されます。現地ではチューインガムのように嚙まれることが多いですが、貴重な素材でもあります。最高級はオマーン産で、白が一級品、赤は二級品となり...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.10.30](https://lechercheurdeparfum.com/frankincense-incense)

### ベンゾイン

　ベンゾインは、シャム産のStyrax tonkinensis（スチラックス・トンキネンシス）とスマトラ産のStyrax Benzoin（スチラックス・ベンゾイン）の二種から得られるものがよく知られ、その幹から抽出される**樹脂**のことを言います。
　安息香とも呼ばれ、樹脂はどろどろした粘り気のある液体で、昔は「**ベンゾインの涙**」と呼ばれていました。幹から滲み出る液体が涙のしずくの形をしていたため、昔の人は木が泣いていると信じたのです。安息香酸（benzoic acid）は、この樹脂の主成分であるためにその名がつきました。

　スイートだが甘ったるくなく、リッチだがヘビーではない、その香りにはバニリンが数％含まれています。

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Benzoin
ベンゾインベンゾインは、シャム産のStyrax tonkinensis（スチラックス・トンキネンシス）とスマトラ産のStyrax Benzoin（スチラックス・ベンゾイン）の二種から得られるものがよく知られ、その幹から抽出される樹脂のことを言います。...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.10.30](https://lechercheurdeparfum.com/benzoin)

### ミルラ

　没薬（もつやく）とも呼ばれ、中東やソマリア、エチオピアなどに自生するミルラという樹木から採れる樹脂です。フランキンセンスと同じカンラン科の植物になります。

　ミルラ（Myrrh）という名は「苦い（bitter）」を意味するヘブライ語・アラビア語に由来し、ウッディ、アロマティックでレモンや[サフラン](https://lechercheurdeparfum.com/saffron)を思わせ、刺激があり、わずかに薬品の香りがします。また、温かみもあり、香りを持続させる保留材としても一級品であります。

### ラブダナム

　シスタスラブダナムとかシスタス（Cistus）、シストとも呼ばれ、岩に咲くバラが近縁にあるため、別名**ロックローズ**とも呼ばれます（バラの仲間ではない）。地中海に生育し、ノバラのような美しい花を咲かせます。夏は、生育地域が猛暑のため、厳しい気候から身を守るため、香りの強い樹脂を分泌します。この樹脂が、独特の香りを放ち、アニマリックで、ソフトな、甘く官能的な香りがします。

　精油を嗅ぐと、ポートワインや熟成された甘みの強いシングルモルトのような深みと洋酒を思わせる濃厚な甘さの香りがします。

### ガルバナム

　他の樹脂とは少し特徴が異なり、温かみのある木を思わせる香りというよりは植物の香りというイメージになります。

　セリ科の植物で、根や根と茎の間に切れ込みを入れると、ゴム樹脂が出てきて採取することができます。これがガルバナムです。
　収穫は、ほぼイランが独占しており、その香りはグリーンで青臭く、ウッディ、スパイシー、アニマル、ゴムのようです。

## アンバーの香り

　一般に、アンバーとは樹液の塊である琥珀のことを意味します。しかし、香水業界でアンバーと言うとき、それは琥珀の黄金のような色と輝きをイメージして作られた「[アンバーノート](https://lechercheurdeparfum.com/oriental-amber-family)」を意味します。本当の樹脂の琥珀とは異なり、主にラブダナム、ベンゾインなどの樹脂とバニリン（もしくは天然の[バニラ](https://lechercheurdeparfum.com/vanilla)）から成る甘く温かみのある[コンポジション](https://lechercheurdeparfum.com/glossary#COMP)を意味します。

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Amber
アンバー一般に、アンバーとは樹液の塊である琥珀のことを意味します。しかし、香水業界でアンバーと言うとき、それは琥珀の黄金のような色と輝きをイメージして作られた「アンバーノート」を意味します。本当の樹脂の琥珀とは異なり、主にラブダナム、ベンゾインなど...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.10.30](https://lechercheurdeparfum.com/amber)

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Oriental (Amber) Family
オリエンタル（アンバー）系オリエンタル系とは何なのか　オリエンタルとは、東洋志向という意味で、香水業界においては、東洋で産出しヨーロッパへと運ばれてきた香料（主にスパイス）が使われた香水になります。特に、ヨーロッパが抱く東洋（特にインドやアラビア）への幻想やイメージ...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2021.12.16](https://lechercheurdeparfum.com/oriental-amber-family)

## 結論

　つまり、アンバーとは、天然香料ではなく、実験室で生み出される天然香料の複合物になります。そして、アンバーに欠かせないのが、樹脂（主にラブダナムやベンゾイン）とバニラになります。元々、樹脂の香りには、バニラを思わせる甘みのある香りが含まれているものがありますが、バニラを加えることでより甘さが引き立っているのがアンバーノートになります。バニラは多くの場合、合成香料バニリンが代替として使われます。「アンバーの特徴が強いものがあまり得意ではない」ということは、バニラ（バニリン）で強調された甘さがあまり好みではない可能性があります。

　また、樹脂と一口に言っても、様々なタイプの樹脂がありますので、どれかが好きで、どれかはあまり好みではないという可能性も高いと思われます。アンバーノートにはラブダナムやベンゾインがよく使われますので、そのあたりが好みではないかもしれません。

　色々なタイプの香りを試し、その香料を調べることで、ある程度ご自身の好みの樹脂は何なのかが特定できるかと思います。
