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title: "Isabelle Doyen<br>イザベル・ドワイヤン"
description: "調香史..."
url: https://lechercheurdeparfum.com/isabelle-doyen/
date: 2022-03-13
modified: 2022-04-02
author: "Root"
categories: ["調香師名鑑"]
type: post
lang: ja
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# Isabelle Doyen<br>イザベル・ドワイヤン

## 調香史

　1959年、パリで気象学者の父と助産師の母の元に生まれた娘として生まれたイザベルは、子どもの頃はタヒチで過ごしていました。丘に囲まれた彼女の家は、夜になるとティアラや[イランイラン](https://lechercheurdeparfum.com/ylangylang)、フランジパニなどの野生の花の香りに包まれたそうです。

　そして、幼いころの2つの疑問が、将来、彼女が調香師になることを志すのに大きな影響を与えました。1つは、洋梨が[ローズ](https://lechercheurdeparfum.com/rose)の香りを含み、ローズの香りにもまた洋梨の風味があるのはなぜなのか、という疑問。もう1つは8歳の頃に学んだランボーの詩『谷間に眠る者（The Sleeper of the Valley）』（[翻訳：門司 邦雄](http://rimbaud.kuniomonji.com/jp/poesies/le_dormeur_du_val_jp.html)）でした。

> そこは、緑野にあいた穴だ、川が歌っている銀色のぼろ着を狂おしく草にかけながらそこは、光が泡立つ、小さな谷間だ、誇らしげな山からは、太陽が輝いている。若い兵士がひとり、口を開け、何もかぶらず、青々として冷たいクレソンの中に首筋を埋め、眠っている。草の中に横たわり、雲の下、光が降りそそぐ緑のベッドに、青ざめて。グラジオラスの茂みに足を入れ、眠っている病気の子供のように微笑みながら、ひと眠り：自然よ、この兵士を暖かく揺すれ、寒いのだ。花の香りにも鼻をうごめかさないで：片手を静かな胸に乗せ、日ざしの中で兵士は眠る右のわき腹には、ふたつの赤い穴がある。アルチュール・ランボー

　なぜ、ランボーは、可愛らしくもない、香りもしないグラジオラスの花を選んだのか。イザベルは、この理由が分からず、香りに興味を持つ大きなきっかけになったようです。

　17歳の時からオルセーで2年間生物学を学んだイザベルは、20歳の時には生物学の勉強に少し飽きていました。ちょうどその折、友人の父が彼女に[イジプカ”>ISIPCA](https://lechercheurdeparfum.com/isipca)のパンフレットを送ってくれ、香水の作り方を学ぶ学校の存在を知りました。それがまさに自分のやりたいことだと思ったイザベルは、1979年、調香師学校イジプカ（ISIPCA）に入学します。

　1982年に卒業すると、独立調香師として仕事を始め、[サンキエームサンス](https://lechercheurdeparfum.com/cinquieme-sens)という調香師学校を作った調香師モニーク・シュランジェーとともに仕事をします。

ちなみに…
メンターは、ホルヘ・ルイス・ボルヘス（Jorge Luis Borges）だと言うくらい、彼の熱狂的なファンです。

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![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2022/03/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
Annick Goutal
アニック・グタール私の名は、次のエスティローダーのようになる可能性があります。アニック・グタール調香史多才の三女　1946年、フランスのエクス＝アン＝プロヴァンスに、8人兄弟の3番目として生まれたアニック・グタールは、幼い頃は、父のチョコレートのお店で、チョ...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.08.20](https://lechercheurdeparfum.com/annick-goutal)

　1985年、アニック・グタールと出会い、彼女と香水を創りはじめます。きっかけは、アニックがイタリアにお店を作ろうとした際に、調香する場所を探していたときでした。イザベルのいるスタジオにやってきた彼女は、開口一番「ベチバーの香水が創りたいのだけど、助けてくれない？」、続けて「長いこと眠らせているアイデアがあって、洋梨のような香りのするローズが創りたいの」とイザベルに言います。それこそイザベルが幼い頃から創りたいと思っていた香りであり、10年かけて生まれた後のスソワールウジャメ（Ce Soir ou Jamais）でありました。

　ちょうど、この頃、彼女はイジプカで先生として、嗅覚の訓練の授業を受け持っていました。彼女のクラスの卒業生として有名な生徒は[フランシス・クルジャン](https://lechercheurdeparfum.com/francis-kurkdjian)やマチルド・ローランになります。

　1993年、Annick Goutalというブランドを確立させるために、アニックとともにAromatique Majeurという独立した香水制作会社を立ち上げます。

　1999年にアニックが亡くなった後は、娘の[カミーユ・グタール](https://lechercheurdeparfum.com/camille-goutal)を奮起させ、ともに会社を支え、現在に至るまで専属調香師を超えるような存在としてAnnick Goutalを牽引しています。

　2020年、カミーユとともに、Goutal Parisとは異なるブランド(https://voyagesimaginairesparfums.com/)を発表しました。天然香料だけを使用し、オーガニックの小麦のアルコールを使用した、100％ナチュラルな香水ブランドになります。

> 私は、香水のレビューを面白いとは思いません。香水は本や映画のように批評され得ないものであり、とても主観的ものだと考えているからです。どの基準に基づいて、調香師がそのようにしたなんて、一体だれが断言できるっていうの？だから、面と向かって直接批判されるのは敏感にはなるけれど、参考になることもあるわ。イザベル・ドワイヤン

参考文献
・(http://graindemusc.blogspot.com/2010/02/interview-isabelle-doyen-speaks-of.html)
・(https://noseparis.com/en/isabelle-doyen-interview/)
・(http://perfumeshrine.blogspot.com/2009/03/interview-with-perfumer-isabelle-doyen.html)
・(https://www.vogue.com/article/perfumer-camille-goutal-opens-annick-goutal-store-in-new-york)

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![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2022/02/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3.png?resize=160%2C90&ssl=1)
Francis Kurkdjian
フランシス・クルジャンフランス出身の調香師フランシス・クルジャンは、芸術とファッションに囲まれた家庭で育ち、早くから香りの世界に興味を持ちました。祖母の部屋で嗅いだスパイスと母の香水が後の調香師としての道を切り開くきっかけとなりました。イジプカに入学後、調香師としてのキャリアを積み重ね、自身のブランドを創設しました。![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2023.07.08](https://lechercheurdeparfum.com/francis-kurkdjian)

## 調香作品

> 私はアニック・メナードの作品が好きです。彼女の作品は、とてもプロフェッショナルで、優秀で、クリエイティブです。違うジャンルとしては、オリビア・ジャコベッティの作品も好きです。彼女の香りは生け花のような側面があります。イザベル・ドワイヤン

| Year | Brand | Name |
| --- | --- | --- |
| 1996～2018 | Annick Goutal | Eau du Sud、Grand Amour、Petite Cherie、Ce Soir ou Jamais、Eau de Fier、La Violette、Le Muguet、Le Chevrefeuille、Quel Amour、Des Lys、Duel、Les Nuits d’ Hadrien、Le Jasmin、Vanille Exquise、Mandragore、Songes、Ambre Fetiche、Encens Flamboyant、Myrrhe Ardente、Musc Nomade、Mandragore Pourpre、Un Matin d’Orage、Ninfeo Mio、Rose Splendide、Le Mimosa、Mon Parfum Chéri、Nuit Étoilée、Eau de Monsieur、Vent de Folie、1001 Ouds、Ambre Sauvage、L’Ile au Thé、Vanille Charnelle、Chat Perché |
| 2014 | Bonton | Eau de Toilette |
| 不明 | Le Prince Jardinier | L’Eau du Prince Jardinier |
| 2006～2017 | LesNEZ | L’Antimatiere、Let Me Play The Lion…、The Unicorn Spell、Turtle Vetiver Exercise No. 1、Turtle Vetiver Front、Turtle Vetiver Back |
| 2017 | Naomi Goodsir | Nuit de Bakélite |
| 2020 | Voyages Imaginaires | Azahar、L’échappée Sauvage、La Couleur de la Nuit、Le Grand Jeu、Tea&Rock’n Roll |

*代表的な香水*

[
![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2021/10/%E8%AA%BF%E9%A6%99%E5%B8%AB_3.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
Olivia Giacobetti
オリビア・ジャコベッティオリビア・ジャコベッティは、写真家で映画ディレクターの父と香りに敏感な母のもとで育ち、幼少期から香りに対する興味を深めました。9歳のときに見た映画で調香師という職業に憧れ、16歳でアニック・グタールに出会い、調香師の道を歩み始めます。彼女のキャリアは、香りへの深い愛情と探究心の結晶です。![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2023.07.08](https://lechercheurdeparfum.com/oliviagiacobetti)

[
![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2022/01/frederic-malle.png?resize=160%2C90&ssl=1)
Frédéric Malle
フレデリック・マル圧倒的な香りのクオリティと知的な雰囲気のあるミニマルな香水瓶から、海外だけでなく日本でも香水愛好家から畏敬の念を持って話題に上がるブランドがあります。それがエディションドゥパルファム フレデリックマル（Editions de Parfum ...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.08.28](https://lechercheurdeparfum.com/frederic-malle)
