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title: "Élisire（エリザイア）— 色彩と欲望のエリクサー"
description: "「色には超越的な力がある。それは肉体と魂に作用する。ロスコは『色はすべての言語を話す』と言った。香りもまた、そうだ。」 — Franck..."
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date: 2026-03-25
modified: 2026-03-25
author: "Root"
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categories: ["ブランド創業者"]
type: post
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# Élisire（エリザイア）— 色彩と欲望のエリクサー

> 「色には超越的な力がある。それは肉体と魂に作用する。ロスコは『色はすべての言語を話す』と言った。香りもまた、そうだ。」
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> — Franck Salzwedel（フランク・サルツウェデル）、エリザイア創設者[](https://elisire.com/pages/about)​

## 基本情報

**設立年：** 2015年
**創設者：** Franck Salzwedel（フランク・サルツウェデル）
**公式サイト：** (https://elisire.com/)
**本社所在地：** 19 rue du Rocher, 75008 Paris, France

## 創設者・ブランドの成り立ち

### 南仏からインドネシアへ――香りとの最初の出会い

フランク・サルツウェデルは、ドイツ人の両親のもとフランスで生まれた。南フランスの田舎で育ち、広大な自然の中で音楽・絵画・デッサンといった芸術的な関心を育んでいった。

10歳のとき、家族とともにインドネシア（ジャカルタ）へ移住することになった。そしてその移住の飛行機の機内で、フランクは香水というものの力を初めて体験することになる。搭乗すると、乗客全員に香り付きのサシェ（小袋）が配られた。全員が一斉に袋を開けたとき、その香りがキャビン全体に広がり、彼はその体験を今もこう語る。[](https://scentury.com/smell-the-colors-elisire-franck-salzwedel/)​

> 「すっきりとしたハーバルな香りが、光の速さで広がった。それは目的地への約束に満ちていた。」[](https://scentury.com/smell-the-colors-elisire-franck-salzwedel/)​
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> — フランク・サルツウェデル

こうしてインドネシアでの生活が始まった。特にバリ島の色鮮やかな文化と豊かな自然は、五感すべてに語りかける体験として彼の心に深く刻まれていく。同時期、免税店に立ち寄るたびに自分の鼻を知らずのうちに鍛えていたとも語っており、両親が彼に初めての香水を贈ってくれたことも象徴的な出来事として記憶に残っている。

### パリのファッション界、そしてL’Oréalの15年

6年間のアジア生活を終えたフランクは、フランスへ戻り学業を再開した。ディジョンでビジネス系の大学課程を修了した後、パリのIFM（Institut Français de la Mode＝フランスファッション研究所）に進学。そこで彼は多くの刺激的な同世代の才能に出会い、「1990年代のパリには、本当に才能ある人々がたくさんいた」と述懐している。

入学式の場でピエール・ベルジェ（イヴ・サンローランの共同創業者）が語った言葉は、今も彼の指針になっているという。[](https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)​

> 「私からあなたたちへのアドバイスは、たったひとつ。何があっても、自分の夢を追い続けること。」[](https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)​
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> — Pierre Bergé

IFMを卒業後、フランクはL’Oréal Luxe（ロレアル ラグジュアリー部門）に入社し、以来15年にわたって精力的にキャリアを積んだ。LinkedInに掲載された経歴によれば、その期間にジョルジオ・アルマーニ担当として「アクア・ディ・ジオ（Acqua di Gio）」フランチャイズの管理と米国展開を担い、「マニア（Mania）」フランチャイズの創出にも携わった。その後、ヴィクター＆ロルフ担当として「フラワーボム（Flowerbomb）」と「アンティドート（Antidote）」の創出・世界展開を主導した。さらに「スパイスボム（Spicebomb）」にも関与していたとされる。

フラワーボムの誕生秘話についてはこんなエピソードも残っている。「テレビも大手メディアも使わない」という方針を逆手にとり、「どうやって強烈な印象と欲望を生み出すか？」という問いに数百ものサンプルで向き合い続けた末に、あの「爆弾」を見つけたのだという。[](https://parfumado.com/nl-NL/blogs/brand-interviews-elisire)​

### ニューヨーク、そしてエリザイア誕生の「啓示」

2007年、フランクはニューヨーク・シティへと拠点を移した。コンサルタントとして活動しながら、幼少期から続けていた絵画にも本格的に向き合う時間を確保した。特に「カラーフィールド・ペインティング（色彩の場の絵画）」——マーク・ロスコが確立した、大きな色面で構成される抽象絵画の様式——の探求に没頭し、画廊での展示機会も得た。[](https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)​

色を突き詰めるうちに、フランクはある平行関係に気づく。色彩と香りは、ともに言語を超えて感情に直接作用する。この確信はやがてひとつの問いとなった——ならばこの二つを融合させたブランドをつくれないか？

> 「2014年に啓示が訪れた。創作という行為にさらに一歩踏み込むときが来た、と感じた。そしてエリザイアという、色への愛と香りへの愛から生まれた自分のコレクションを思いついたのだ。」[](https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)​
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> — フランク・サルツウェデル

こうしてエリザイアは、ニューヨーク在住のフランス人画家が14年間のラグジュアリー業界経験と芸術家としての感性をひとつに結晶させた香水ブランドとして誕生した。2015年末、バーグドルフ・グッドマン（ニューヨーク、5番街）にてデビューを果たし、その後パリのセレクトショップ「コレット」でも展開された（コレットは2017年に惜しまれながら閉店）。[](https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)​

コロナ禍の2020年以降、フランクはニューヨークから南フランス・プロヴァンスへ生活の場を移した。以来、プロヴァンスの豊かな自然の中で創作を続けており、ブランドの新作発表もそこから生まれている。[](https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)​

## ブランドのこだわり

### 「色の奇跡」を香りに翻訳する哲学

ブランド名「Élisire（エリザイア）」は、フランス語の *Élixir*（エリクサー＝霊薬）と *Désir*（デジール＝欲望）を掛け合わせた造語である。その名の通り、このブランドの香水はすべて「欲望のエリクサー」として位置づけられ、色彩と感情のダイナミズムを香りで表現しようとする。

公式サイトに掲載されたサルツウェデル自身の言葉は、ブランド哲学の核心をよく示している。[](https://elisire.com/pages/about)​

> 「エリザイアとともに、香りと絵画への愛と、自然への魅惑に突き動かされた物語を語りたいと思った。世界、空、太陽、光、星、そして元素。なによりも、色の奇跡と、それが感覚的・感情的スペクトラムに与える影響を。エリザイアの香水を、感覚のすべてを目覚めさせるようにたちのぼっていく色の光暈——オーロラのような、夜明けや夕暮れのような——として構想した。」[](https://elisire.com/pages/about)​
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> — フランク・サルツウェデル

### 選びぬかれた調香師たちとのコラボレーション

エリザイアの最大の特徴のひとつが、業界を代表する一流の調香師たちとのコラボレーションである。アルベルト・モリアス（Alberto Morillas）、ピエール・ネグラン（Pierre Negrin）、フィリピーヌ・クルティエール（Philippine Courtière）、イリアス・エルメニディス（Ilias Ermenidis）、クレマン・ガヴァリー（Clément Gavarry）、ベレニス・ワトー（Bérénice Watteau）といった名前が並ぶ。

各香水は単なる消費財ではなく、サルツウェデルの「ブリーフ（依頼書）」に基づいてこれらの調香師が芸術作品を創り上げるというプロセスで生まれる。たとえばエクストレノアール（Extrait Noir）は、フランクが手作りのボタニカル・バームの香りに魅了され、残り少なくなったそのバームをFirmenich（フィルメニッヒ）のピエール・ネグランのもとへ持参し、「このカンファー系の香りを香水に昇華してほしい」と依頼したことがきっかけで生まれた。開発には3年以上を要したという。[](https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)​

> 「プロヴァンスの花々は常に成長し、咲き続けており、常に香りが空気とともに旅している。太陽は極寒でも輝き続け、壮観な琥珀色のパレットで沈む。」[](https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)​
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> — フランク・サルツウェデル

### ボトルとパッケージ——「祖父母のアンティーク瓶を現代化した」

パッケージデザインは、サルツウェデルの旧友でグランのプラダのキャンペーンを手がけたアートディレクター、マラン・エリクソン（Malin Ericson）が担当した。ボトルはシンプルで透明なガラス製だが、天面のキャップはアールデコ調の多面体カットが施されたクリスタルで、光を複雑に屈折させる。[](https://scentury.com/smell-the-colors-elisire-franck-salzwedel/)​

> 「祖父母世代のアンティークな香水瓶を現代化したように見える。エリザイアで、ある種の遺産感を伝えたかった。」[](https://www.interviewmagazine.com/fashion/elixirs-of-desire)​
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> — フランク・サルツウェデル

外側の紙箱には、サルツウェデル自身が描いたカラーフィールド・ペインティングの作品が再現され、各香水固有の「色」を体現している。液体自体にも微妙な色がつけられており、ネックに巻かれた紙帯の色ともリンクしている。これにより、香りを「見る」という体験が生まれる。[](https://www.interviewmagazine.com/fashion/elixirs-of-desire)​

### 倫理・サステナビリティへの姿勢

エリザイアは、製造・流通のすべてにおいてハンドクラフト的なアプローチを取るインディペンデントの香水メゾンである。全品目がヴィーガンかつクルエルティフリー（動物実験不使用）であり、エシカル認証を受けた原材料を使用している。天然由来成分を重視しながらも、環境負荷の少ないグリーンケミストリーによって合成された分子も積極的に取り入れる「ベスト・オブ・ネイチャー＆サイエンス」の姿勢を持つ。[](https://elisire.com/pages/ethical-responsible-1)​

また、エクストレ・ドゥ・パルファン（Extrait de Parfum）という、市場平均よりはるかに高い濃度に香料を配合した高濃度処方にこだわっており、公式サイトには「コストが何であろうと、結果が知覚できる限り、なにごとも美しすぎることはない」という言葉が記されている。中には開発に20年以上かけた香水も存在するという。[](https://elisire.com/pages/ethical-responsible-1)​

## 香水ラインナップ

エリザイアの香水は現在、大きく3つのコレクションに整理されている。全作品はエクストレ・ドゥ・パルファン（Extrait de Parfum）として展開されているが、一部はオー・ドゥ・パルファン（Eau de Parfum）形式のものもある。

### コレクション・プルミエール（Collection Première）

2015年のブランドデビューとともに発表された5作品を中心とするコレクション。明るく鮮やかな色調と、クラシカルなテーマへの現代的な解釈が特徴。30mlと50mlの2サイズが展開されている。

- **アンバー・ノマド（Ambre Nomade）**：スパイス、パチョリ、イランイランを中心とした香り。フランクのインドネシアでの少年時代を喚起する「異国への旅」がテーマ。ピエール・ネグラン作。[](https://www.interviewmagazine.com/fashion/elixirs-of-desire)​

- **オー・パパグエナ（Eau Papaguéna）**：グレープフルーツの花、カラブリア産ベルガモット、アンブロックスによる明るいアロマティック系。ピエール・ネグラン作。

- **プードル・デジール（Poudre Désir）**：アイリス（菖蒲）を中心としたパウダリー・フローラル。ピンクのパッケージ。アルベルト・モリラス作。

- **ジャズマン・パラディ（Jasmin Paradis）**：シチリア産ベルガモットとオレンジブロッサムが輝くジャスミン系の香り。「ザンジバルを思わせる」とサルツウェデルは語る。アルベルト・モリラス作。[](https://www.interviewmagazine.com/fashion/elixirs-of-desire)​

- **エリクシール・アブソリュ（Élixir Absolu）**：ティアレやイランイラン、ミモザなど南国の花々が咲き乱れるフルーティ・フローラル。イリアス・エルメニディス作。[](https://www.blanda-beauty.com/en/products/elisire-elixir-absolu)​

### コレクション・メタリック（Collection Métallique）

2017年以降に追加された、より濃密で実験的な処方の作品群。金・銀・黒・白・ピンクなど金属的な光沢を帯びたボトルが特徴。​[](https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)​

- **デザイヤード（Desired）**：クローブ、クミン、サフランに始まり、ジャスミン、ローズ、バニラ、ウード、パチョリが折り重なる豪奢なオリエンタル系。金のボトルに収められた「欲望のネクター」。フィリピーヌ・クルティエール作。[](https://elisire.com/products/desired)​

- **オデュローズ（Oderose）**：ダマスクローズを核に、ラズベリー、ダバナ（エチオピア産の花）が銀色の光を纏う。フィリピーヌ・クルティエール作。[](https://noseshop.jp/blogs/blog/welcomebackelisire)​

- **エロス（Érose）**：チュベローズやジャスミン、イランイランが主役の官能的なフローラル。ピンクゴールドのボトル。[](https://noseshop.jp/blogs/blog/welcomebackelisire)​

- **エクストレノアール（Extrait Noir）**：タイム、ユーカリ、カンファーが幕を開け、セイロン・シナモン、ラバンダン、レザーが展開する。琥珀色のドライダウンへと向かう作品。ピエール・ネグラン作、2021年発売。[](https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)​

- **エクストレブラン（Extrait Blanc）**：インドのミルク飲料からインスパイアされた、サンダルウッドとジンジャーが奏でるミルキーな白の香り。

### コレクション・クロマティック（Collection Chromatique）

最も新しいコレクションで、「色のダークサイド」を探求するとされる。[](https://noseshop.jp/blogs/blog/251008-els-debut)​

- **オーボワ（Hautbois）**：ベンガル産ウードを中心に、ハニー・アコード（プロヴァンス産蜂蜜ヴィーガン）、ガイアックウッド、ベチバーが重なる濃密なウッディ系。ブロンズ色のボトル。クレマン・ガヴァリー作、2024年発売。[](https://elisire.com/products/hautbois)​*名称「Hautbois（オーボワ）」はオーボエのフランス語名であり、「高い木（haut bois）」を意味する。木材原料（bois）への言及でもあり、弦楽器のような深みのある木の香りを体現するための、遊び心に満ちた命名である。*[](https://en.wikipedia.org/wiki/Oboe)​

- **アリクシール（Aliksir）**：ウード、オレガノ、スエードレザー、パチョリが融け合うモダン・アンバリー・ウッディ。オレガノはトルコ産、ウードはバングラデシュ産。フィリピーヌ・クルティエール作、2025年発売。[](https://noseshop.jp/blogs/blog/251008-els-debut)​

- **インファビュラ（In Fabula）**：カシス、レッドベリー、ローズ・アブソリュート、ヘーゼルナッツ・アコードが弾けるグルマン系シプレ。ラズベリー色のボトル。ベレニス・ワトー作、2025年発売。

## ちなみに…

- **「エリザイア」というブランド名の語源：** 英語でも日本語でも聞き慣れない名前だが、*Élixir*（霊薬・エリクサー）と *Désir*（欲望）を融合させた造語である。このネーミング自体がブランドの思想を凝縮しており、インスタグラムでも「エリクサーと欲望の融合、色が香りになる場所」というキャプションで紹介されている。[](https://www.instagram.com/p/DVeI8qrjUSd/)​

- **プロヴァンスとニューヨーク、二つの原点：** サルツウェデルは長年、フランスのプロヴァンスでのバカンス中に絵を描き、「この地が人生の転換点になった」と語っている。ラベンダー畑と青空が彼をカラーフィールド・ペインティングへと向かわせ、やがてエリザイア誕生の直接のきっかけとなった。コロナ禍以降は完全にプロヴァンスへ移り住み、ブランドの哲学そのものを体現する土地で創作を続けている。​

参考文献

1. Scentury「Elisire, a colourful journey into scent」— (https://scentury.com/smell-the-colors-elisire-franck-salzwedel/)
2. Interview Magazine「Elixirs of Desire」(2015) — (https://www.interviewmagazine.com/fashion/elixirs-of-desire)
3. ÇaFleureBon「Élisire Extrait Noir review」(2022) — (https://cafleurebon.com/elisire-extrait-noir-review-pierre-negrin-2021-that-old-black-magic-draw/)
4. IFM Alumni「IFM PORTRAIT Franck Salzwedel」(2020) — (https://ifm-alumni.fr/en/article/club-international-ifm-alumni-usa-ifm-portrait-franck-salzwedel/27/05/2020/79)
5. Élisire公式「THE BRAND」— (https://elisire.com/pages/about)
6. Élisire公式「ETHICAL & RESPONSIBLE」— (https://elisire.com/pages/ethical-responsible-1)
7. Noseshop Blog「エリザイアより10/8から新作デビュー」(2025) — (https://noseshop.jp/blogs/blog/251008-els-debut)
8. Sarah Bachman Studio「Élisire Fragrance Branding」— (https://www.sarahbachmanstudio.com/elisire)
