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title: "Ambergris<br>アンバーグリス"
description: "..."
url: https://lechercheurdeparfum.com/ambergris/
date: 2021-10-21
modified: 2022-10-30
author: "Root"
categories: ["香料あ行か行さ行"]
type: post
lang: ja
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# Ambergris<br>アンバーグリス

　マッコウクジラが、タコやイカの硬い嘴など消化できないものを食べ、それが排泄されたものをアンバーグリス（灰色の琥珀）と言います。水よりも軽いため、海に浮き、海岸に打ち上げられることもあります。その塊からは、言葉にし難い良い香りがし、他には見ない色と形であったため、それを見たある中国人は、竜のよだれが固まったもの、「龍涎香」と呼びました。
　また、嘴が気道や腸内を刺激し、蝋状の分泌物が出てきて、それにより結石化するのが、貝と真珠の関係に似ていることから、**マッコウクジラの真珠**とも呼ばれています。かつては、イギリスのチャールズ2世をはじめとした王族らが食べていたという記録やアンバーグリスで香りづけしたチョコレートドリンクのレシピもあります。

　排出されたばかりのアンバーグリスは**黒色**で、少し柔らかく粘り気があり、ほとんどの人は不快に感じるかおりです。そのため新鮮なアンバーグリスには価値がありません。これが海の中で漂い、**海水の塩分**と**日光**にさらされることで独特の香りになっていくのです。
　そして、海面を浮遊する期間が長ければ長いほど、色は淡くなり、香りはまろやかになっていきます。香水業界で使われるのは、茶色から灰色をしたスタンダードなものと、浮遊期間が長いため小さく白色になったもの（これが最高品質）です。

　価格は、最高のものだと1gで3000円以上になります。これまでで一番大きなアンバーグリスは、1953年、南極大陸で発見された420kgのものになります。この金額の高さから、「流れる金」とも言われます。天然のアンバーグリスは、上記の理由から安定してとれないため、合成香料が代替品として使用されます。

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![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2021/10/ambrox.png?resize=160%2C90&ssl=1)
Ambroxide
アンブロキシドアンバーグリスの香りの主成分の1つで、花王のAmbroxan（アンブロクサン）、フィルメニッヒ社のAmbrox(アンブロックス）の名でもよく知られています。1950年代にアンバーグリスの代替の香りとして発見された合成分子です。アンバーグリス...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.10.30](https://lechercheurdeparfum.com/ambroxide)

　香りは、とても軽く、微妙で、少しだけスウィートな香りとも言われますが、むしろ塩っぽさやドライさ、むせかえるような香りの印象を受けます。

　アンバーと略すと、[アンバーノート](https://lechercheurdeparfum.com/amber)と勘違いされるため、基本的にアンバーグリスと呼ぶことをお勧めします。

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![](https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2022/04/no-image.png?resize=160%2C90&ssl=1)
Amber
アンバー一般に、アンバーとは樹液の塊である琥珀のことを意味します。しかし、香水業界でアンバーと言うとき、それは琥珀の黄金のような色と輝きをイメージして作られた「アンバーノート」を意味します。本当の樹脂の琥珀とは異なり、主にラブダナム、ベンゾインなど...![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://lechercheurdeparfum.com)lechercheurdeparfum.com2022.10.30](https://lechercheurdeparfum.com/amber)

[アンバーグリスを使用した香水をFragranticaで探す](https://www.fragrantica.com/notes/Ambergris-524.html)

[アンバーグリスを使用した香水をWikiparfumで探す](https://www.wikiparfum.com/en/selection?recommendedIngredients=22)

Wikiparfumの使い方
①上記の飛び先にいくとすでに対象の香料が選択されているので、他に合わせたい香料があれば、下の方に出てくる香料の中から組み合わせたい香料をタップする。タップもしくはカーソルを合わせると左に「＋」マークが出てくるので、それを押すことでそれらの香料を組わせた香水を探すことができる。
②目的の香料を選び終えたら「SEE RECOMMENDATIONS」を押すと、結果が表示される。

!(https://i0.wp.com/lechercheurdeparfum.com/wp-content/uploads/2022/10/Wikiparfum-1.jpg?resize=358%2C406&ssl=1)

参考文献
・[『香水の歴史』](https://lechercheurdeparfum.com/essenceoftheperfume-rojadove)
・(https://colognoisseur.com/olfactory-chemistry-ambrox-chemical-gold/)
・(https://www.fragrantica.com/news/Ambergris-Good-Enough-to-Eat-To-Arouse-the-Passions-and-To-Hide-the-Poisons-9795.html)
・(http://perfumeshrine.blogspot.com/2011/10/ambergris-laced-chocolate-other-uses-of.html)
